長崎市内から望む周辺の山々には、ところどころ紅葉が目立ちはじめました。
今日のサンソン、達郎さんがみた邦楽コンサートのベスト1とは?
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
東京は、だいぶ寒くなってまいりました。
寒暖の差がとっても激しい・・
昼間はちょっとまだ暖かいんですが、夜になりますと、だいぶ冷え込んできまして。
なので、久しぶりにウォーキングをですね、再開しまして。
真夏にウォーキングしますと、汗だくで、とてもこたえますので。
ようやく、適度な温まり感でウォーキングができるようになりましたので。
これから、秋冬にかけてですね、一所懸命歩こうと思っております。
番組の方は、先週「ドゥー・ワップ特集」
先々週の「スイート・ソウル特集」
だいぶサンデーソングブック本来のプログラムに戻ってまいりましたが。
最近、あのぉ・・メールで頂きますと、私自身の曲にですね、すごくリクエストいただくことが多いので。
じゃ、たまには「山下達郎で棚からひとつかみ」いってみようと。
先週、申し上げましたら・・
いつもよりも、圧倒的に(笑)、数がきましてですね(笑)
洋楽のリスナーの方が、少なくなってきてんのかなって、実感がちょっと致します。
ま、オタクの番組なのでですね、そういうアレなんですけども。
でも、こんなに・・ハガキの時代からもそうですけど、自分の特集でやろうと、しますとですね・・
「そんなのやんなくていいから、洋楽かけろ!」
そういうお客さんが多かったんですけど。
なんか、うれしい・・感動っていうか、そういう・・
感じでございますね。
ありがたいことでございまして。
ですけども、とにかく、とんでもない数いただきましてですね(笑)
多くは、ひとり一曲というですね。
ばらけてる、なんていうもんじゃ、ありませんで!
読んで選曲するだけでも、頭が悩みまくりまして。
最近はライブバージョンというご所望も、たくさんいただきまして。
今年の前半はライブバージョンをたくさんお聴きをいただいておりますので(笑)
もっとかけろ!というそういう(笑)
お気持ちはわかりますけども(笑)
ライブバージョンは必然的にレコードよりも長くなるんですね。
ですので、曲数があんまり、かかりませんので。
こんだけ、頂きまして、リクエストにお応えしましてもですね、焼け石に水と言いましょうかですね・・
かけても、かけても間に合わない!
ブツブツ言っておりますけども(笑)
ありがとうございます!
てなわけで、久しぶりに「山下達郎で棚からひとつかみ」
全曲私のレパートリーで、ライブ交えつつ。
あとは11月25日に、ようやく発売になります、86年の「ポケットミュージック」
それから88年の「僕の中の少年」の、いろいろとお知らせを交えつつ。
今日は、山下達郎オンリーでいってみます!
日曜の午後のひと時、今日はすてきな山下達郎でお楽しみいただきたいと思います(笑)
最高の選曲と最高の音質、皆様のリクエストにおこたえしまして、お届けしますサンデーソングブック!
千葉県市原市のM.Tさん。
『こんにちは。
リクエスト曲は「ボンバー」をお願いします。
初めてラジオで聴いたときの衝撃が忘れられません。
私は接客業をしていて、とんでもないお客様にあたったときは、顔で笑って、脳内に「ボンバー」がながれます。
♪ ~ とんだお笑いさ ケチな客 ~
替え歌して、乗り切っています。
ハハハ。
ドゥー・ワップ特集、しびれました。』
すてきなお便り(笑)というか、たいへんでありますね(笑)
お客さん商売は、ほんとにたいへんですけれど。
でも、そういうお客さんもですね、いろいろとトラウマをかかえておるわけでありまして。
受け手側がですね、太く鷹揚(おうよう)にですね・・
そういうあれでございますね。
イヤなことあったら「ボンバー」で乗り切っていただきたいと思います。
この「ボンバー」というのはですね、ライブでずいぶんやってますけども。
私の全レパートリーの中でもレコードがライブに匹敵するというですね、そういうバージョンであります。
ので、78年ですけども、今聴いてもですね、それなりの普遍性があるトラックであります。自負しております(笑)
25歳のときです、私(笑)
♪ BOMBER/山下達郎
~ CM ~
♪ マーマレイド・グッドバイ/山下達郎
メール・リクエストで圧倒的多数の曲は?
達郎氏:
ほんとうに、たくさん、たくさんリクエストいただきました。
ありがおうとうございます。
ですが、ほんとうにもう、あまりに多すぎて、ぜんぜんおかけできませんし、お便りにもお応えしきれません。
誠に申し訳ありません。
メールでリクエストいただくようになってからですね、しみじみした、すてきなリクエストをたくさん頂いているんですけども。
ほんとにご紹介ができなくてですね。
心苦しいんですが・・
できるだけ、気は心。
まずは、ようやくリマスター終わりました、11月25日に再発されます、私の1988年のアルバム「僕の中の少年」・・
「Go Ahead」から10年たちました。
「ボンバー」から10年目の曲であります。
その中にはいっている「マーマレイド・グッドバイ」
なぜか今日ですね、メールでリクエストくださいました、圧倒的多数がですね・・
なぜか「マーマレイド・グッドバイ」なんですよね(笑)
どうしてかわからない!
ライブ演奏で難易度の高い曲
達郎氏:
「マーマレイド・グッドバイ」ライブバージョンでやったことがありません。
非常に演奏難易度の高い曲で。
何度も練習したんですけど、結局、青山君の時代から何度も練習して、もう結局満足する出来になりませんで。
未だに一度もやったことがありません。
非常に難しい曲であります(笑)
ですので、これもボンバーと同じで、レコード・バージョンがライブを凌駕しているという曲の少ないものでございます。
ハガキ・リクエストの圧倒的多数の曲は?
達郎氏:
ハガキの方はですね、こちらは「世界の果てまで」が、めちゃくちゃ頂いてまして(笑)
へぇ~っていう感じでありますが。
こんなに多いのは、珍しいという感じであります。
「世界の果てまで」は私の全作品の中でもシングルカットして最も売れなかったシングルの一つでございまして(笑)
それが四半世紀たってからですね、こんなにリクエストカードいただく・・
複雑な気持ちでございますが。
ライブバージョンのご消耗がすごく多いんですけども。
ちょっと今、仕事忙しくてですね、曲書いたり、詩の打合せとかしておりますので。
新しい音源を引っ張り出す余裕がございません。
今まで、人生で「世界の果てまで」やったのはですね、2014年の、いわゆるマニアック・ツアーというですね、ヒット曲をぜんぜんやらないツアー、これでやったっきりで、ありまして。
このときに、千秋楽おわったあとに、名古屋のライブハウス、ボトムラインで演奏しまして。
その演奏が比較的いいので、今日もをれをお聴きをいただきます。
♪ 世界の果てまで (Live ‘14.10.10 名古屋・ボトムライン)/山下達郎
♪ エンドレス・ゲーム (Live ‘16.04.20 岩手県民会館)/山下達郎
~ CM ~
来週
達郎氏:
みなさんから頂いたお便りに、とてもお応えしきれないので。
来週も続けて。
今日は「山下達郎で棚からひとつかみ」ですが、来週は「秋の山下達郎で棚からひとつかみ」(笑)
なんでもいいんですけどね(笑)
引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。
ただ、ものすごき頂いておりますのでですね、ほんとに・・
「読んでもらえない」とお叱りいただきますけれども。
すいません!
でも全部目を通しております。
で、これご紹介しようかなと思うんですけど、時間がかかってしまいまして(笑)
でも、毎週2時間番組とかやってると、体がもちませんのでですね。
半分、道楽でやっておりますので(笑)
すいません。
お葉書の方は、
〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック
メールでくださいます方は
https://www.tfm.co.jp/ssb/
ここから、リクエスト、お便りくださいませ。
「ポケットミュージック」「僕の中の少年」2020年リマスター盤
達郎氏:
私の1986年のアルバム「ポケットミュージック」
それから1988年の「僕の中の少年」
遅ればせながら、2020年最新リマスターで11月25日に2枚同時発売されます。
ボーナス・トラックは全部で6トラック
「僕の中の少年」のボーナス・トラックは7トラック収録いたしました。
こちらの方はワーナーミュージックの山下達郎オフィシャルサイトでご確認ください。
今回のリマスター商品2枚お買い上げいただいたお客様の中から、抽選で450名様に・・
なんで450なのかと聞きましたらですね、私が45周年なんですね、あとは45回転・・とか
適当なことワーナーが考えてるんです(笑)
450名様に、当時のシングルを復刻いたしました7インチ・レコードをプレゼントいたします。
「風の回廊(コリドー)」「土曜日の恋人」「踊ろよ、フィッシュ」「ゲット・バック・イン・ラブ」の4種類の7インチ・シングルを復刻いたしまして、プレゼントさしあげます。
POCKET MUSIC (2020 Remaster) CD
僕の中の少年 (2020 Remaster) [CD]
達郎さんがみた邦楽コンサートのベスト1
達郎氏:
東京は練馬区のS.Hさん
『先々週の放送で、達郎さんが人生でみたコンサート、ベスト3は
ホリーズ
フリー
ジャクソン・ブラウン
とおっしゃってましたが、邦楽編もぜひ教えてください。』
達郎氏:
1976年の矢野顕子さんの渋谷公会堂でのライブです。
これが、ナンバーワンです!
すーっごいライブでした(笑)
形容しがたいですね(笑)
すごいライブでした(笑)
これが私の人生ナンバーワンの邦楽のライブです(笑)
♪ アンブレラ/山下達郎
エンディング
達郎氏:
今日はこのへんで(笑)
ほんとに、たくさん残ってしまいました。
来週も続けていきます。
「秋の山下達郎で棚からひとつかみ」
今日の最後はですね、リマスター盤の「僕の中の少年」から、タイトルソング「僕の中の少年」をお聴きをいただきます。
何年ぶりに、かけますが。
ライブ・バージョンをというご所望がたくさんあるんですけども。
この「僕の中の少年」できたとき、1回ライブでやりまさいたが。
それは、テープをバックにですね、ドラムとキーボードと自分のアコギだけで、やったので。
全然、聴いてて面白くない(笑)
すいません(笑)
ちゃんとしたリズムセクションで演奏が不可能だという・・
この時代は、そういう作品がすごく多いんですが。
レコードの中だけの世界、インナー・ワールドという感じでございます。
♪ 僕の中の少年/山下達郎
今週のオンエア曲
14:04 BOMBER/山下達郎
14:11 マーマレイド・グッドバイ/山下達郎
14:18 世界の果てまで (Live ‘14.10.10 名古屋・ボトムライン)/山下達郎
14:28 エンドレス・ゲーム (Live ‘16.04.20 岩手県民会館)/山下達郎
14:39 アンブレラ/山下達郎
14:45 僕の中の少年/山下達郎
コメント