福岡市内のお天気は晴れ
日中の気温も10℃超えました。
「Fall Into My Love」イントロのギターが心地よい!
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
今日は我ながら滑舌が割といい・・・
曲の締め切りが終わりました。
1曲できました。
先さまに提出いたしまして。
一段落、一休みと言いたいところですが、
週明けからまた違う仕事を始めます(笑)
働かされております。
頑張っております。
でも今日はゆっくり寝たので元気があります。
とにかく寒いですね。
週刊天気予報、今週見てみましても、北海道、東北、それから新越、北陸、雪の予報がずっと続いております。
大雪のお便りがたくさんいただいております。
北海道帯広市のK.Gさん
『私の住む帯広は大変なことになっていました。
半日で120センチもの雪が積もるなんて驚きです。
張り切って雪かきをした結果、案の定、体中、足腰が筋肉痛です。 』
お大事にどうぞ。
同様な山形県村山市のG.Cさん
『このところ連日のドカ雪
山形県でも私が住んでいる村山市大久保は標高が100から200メートルとあるため、
例年でも雪が多いのですが、
今年は異常で4、5メートルの積雪
雪かき、雪下ろしの毎日です。
太平洋側は雪のない暮らしなのに不公平だなと思う日々です。』
すいません!
よろしくお願いします。
お大事に
頑張ってください!
そんな寒くて雪が大変なところの方々・・・
でも、沖縄なんかは20度、日本は広い。
色々な場所で色々な方がいらっしゃいますが。
皆さん、冬から春にもうすぐ近いんですけれども
まったり日曜日過ごしていただくために、今日もお届けしますサンデーソングブック
先週は私のライブでお楽しみいただきました。
で、ここのところ曲の締め切りなので、
今日は困った時はレギュラープログラム、棚からひとつかみ。
山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きいただきます。
今日は本当の「棚つか」です。
こういうのをやっておりますと、かけたくても、
時間の関係でかけられないものが山と残っております。
残り物には福というやつでございまして。
今日はそういうものから・・・
でも曲はいいです。
日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます。
山下達郎サンデーソングブック、棚からひとつかみ
レギュラープログラム、山下達郎のレコード棚からアトランダムに、
今日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
先週、私のライブバージョンで、
大瀧詠一さんの「Blue Valentine’s Day 」カバーをお聴きいただきましたが。
今日の方はバレンタインデーで近いので・・一昨日ですもんね。
大瀧さんの方をかけろと超常連連の方狙ってきております。
荒川区のT.Sさん
福島県はいわき市のI.Jさん
福岡市のO.Nさ、
杉並区のT.Mさん
アルバム「ナイアガラカレンダー」から、
私がストリングス・アレンジをやっております。
大瀧詠一さんのオリジナル「Blue Valentine’s Day」
♪ 今日~ の歌い出しの今日だけ、私と似てるんです。
あ、私が似てる!すいません。
~ CM ~
♪ As Tears Go By / Marianne Faithfull
私このマリアンヌ・フェイスフルの声が好きで
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
本日はレギュラープログラム「棚から一つかみ」。
山下達郎のレコード棚から、アトランダムにいろいろとお聴きいただきます。
今日は本当に「棚つか」であります。
先ほど申し上げましたみたいに、長いことやっておりますとですね、
かけようと思って準備した曲が時間の都合でかけられない、
そういうものがですね、山と寝ておりまして。
そういうの、もったいないので。
こういう時にかけてしまう。
そういう感じでございますが。
で、どうしようかなと思っておりましたら、
また訃報が参り込んでまいりました。
マリアンヌ・フェイスフル
イギリスの60年代活躍いたしました美人女性シンガー
すんげ~ベタな言い方。
いいとこのお嬢さんなんですけども。
60年代のイギリスのそうしたシーンで人気を博しましたが、
ドラッグ、アルコール、恋愛問題、いろんなことがありまして。
一時はどうなることかと思ったんですけれど、晩年になりましてですね、
また活動を再開しまして。
私このマリアンヌ・フェイスフルの声が好きで、
それで年を取ってから、今度はもうこの頃の声とは似ても似つかぬ声になった時もですね
なんかこう情念というか感情表現がすごい好きで 。
たくさんレコードを持ってるんですけど(笑)
なかなかかける機会がありません。
そのマリアンヌ・フェイスフルの出世作、10代の時に出ました、
アンドリュー・オールダムがローリング・ストーンズのプロデュースしていた時代に、
ジャガー・リチャーズに曲を書かせて、それをマリアンヌ・フェイスフルのデビューシングルにしまして。
後にローリング・ストーンズが、いわゆるセルフカバーですね。
したという・・・
私たちその頃はそんなこと何も知りませんからですね。
マリアンヌ・フェイスフル1964年のデビューシングルは、
全英9位 ベスト10ヒットになりました。
若干オーバープロデュース気味のオケですが、
ストリングスがマーク・リアンダー(Mike Leander)、この人も有名な人ですが。
ビートルズの「She’s Leaving Home」を書いた人であります。
1月30日にマリアンヌ・フェイスフル 享年78歳
ご冥福をお祈りします。
本当はその2000年代になった「As Tears Go By」、
すごい低音のやつ、こっちかけようかなと思ったんですけど、
やっぱり昼間の2時だからこっちの方が無難かな。
なんかちょっと、ひよってしまいました。
狙ってきた超常連の方々、
北九州市のY.Mさん
埼玉市のI.Hさん
大田区のN.Hさん
それから川崎市のN.Rさんからもいただきました。
ヘビ特集でかけ損なったやつ
達郎氏:
1月にヘビ特集やりました。巳年なので。
その時のかけ損なったやつ
でもこれ好きなので。
Ohio Playersの75年のアルバム「Rattlesnake」というアルバムがあります。
これのタイトルソング
♪ Rattlesnake / Ohio Players
いかにもオハイオ・プレイヤーズらしいワンコード・ミュージック
75年の「Rattlesnake」でございました。
母の実家が仙台なので
達郎氏:
雪の本当にお便りがたくさんいただいております。
そんな中で金沢市のH.Cさん
『雪かきしてもしても 雪が積もり、
車で出かけるときは雪かきしないと出れないため、
ずっと雪かきの日々。
さすが体のあちこちが痛く、あーしんどいってなりました。
達郎さんはちなみに、雪かきってやったことあったりするのでしょうか?
東京だと滅多に雪積もったりしないから、ないのでしょうか?
そんなこと聞いてどうするんでしょうね。』
。
同様のお便りは新潟県上越市のS.Tさん
『久しぶりのドカ雪には参りました。
達郎さんは雪かきのご経験はありますか?
ご経験があるとさらに親近感が湧いてうれしいのですが。 』
達郎氏:
私、母の実家が仙台なので、小学校の頃はですね、
冬休み仙台に行きましてですね、
そうすると雪がどーんと積もる。
それで毎日雪かきをですね、手伝わされました。
小学校3年とか4年の時です(笑)
散々やりました(笑)。
ご安心ください。
東京はそんなに滅多に降りませんけどね。
田舎が北だとそういうことになります。
大変です、雪かきお疲れ様です。
がんばってください。
ポッと見たらこれが出てきました
達郎氏:
私のこのサンデーソングブック、33年やっております。
始めた頃は90年代の初めでしたので。
その頃の新譜というのはあんまりかけませんでですね。
だいたい60年代、70年代、80年代、そういうのばっかりでしたけども。
最近はもう2025年ですので、
90年代の曲も立派なオールディーズなので。
たまにはそんなのかけようかなと思って、
ポッと見たらこれが出てきました。
ブラックボックス
イタリアのいわゆるユニットものですけれども。
「ライド・オン・タイム」というヒット曲がありますね。
このブラックボックス 歌っている人がですね、実は匿名で
ビデオなんかに出てる人はですね、モデルで
この人口パクなんですね。リップシンクで 。
今日お聴きいただく95年のシングル「Fall Into My Love」という、
ロンドンあたりのノーザン・ソウル・シーンでは
大変有名な曲ですけども
この曲を歌っているのがマーサ・ウォッシュ(Martha Wash)というアメリカの黒人シンガーであります。
この人はC&Cミュージック・ファクトリーなんかでも歌っておりますが、
覆面歌手として・・なんですが
我々のいわゆるR&Bファンの中ではですね、
Two Tons O’Fun、太ったお姉さん2人が歌います。
後にWEATHER GIRLSという名前に変えますけれども。
このTwo Tons O’Funのメンバーでありますマーサー・ウォッシュ
素晴らしいシンガーであります。
このイタリアのユニットのシングルでも
素晴らしい表現を見せております。
95年のBLACK BOX「FALL INTO MY LOVE」。
CD聴いたんですけど、なんかしょぼいんでシングルで行きます。
♪ Fall Into My Love / Black Box
すいません。
シングル、盤質があまり良くないんで(笑)
スクラッチをお許しください。
95年、ブラックボックス「Fall Into My Love」でございました。
なんか幽霊グループ臭い感じもしますが
達郎氏:
お知らせの前にもう一曲。
最近は海外のレコード屋さんでも視聴ができるので、ネットで。
それで思わず手を出してしまうというですね。
お聴きいただきますのは「ナチュラル・エクスペリエンス(Natural Experience)」。
これ1枚しかシングルが出ておりません。
あの、再発っていうか、違うレーベルで同じ曲が2回出ますけど 76年・・・
どこの誰だか全然わからないんですが。
レコード会社とか作曲者が、ナッシュビルをベースにしているので
その辺の人たちだと思います。
いわゆるボーカルグループで、スウィート・ソウルものです。
なかなかいい出来なので
この曲をかけようかと思って長いことチャンスを逃しておりました。
ようやく「ナチュラル・エクスペリエンス」
1976年の「ハイド・アンド・シーク・パート1」。
♪ Hide And Seek Part 1 / Natural Experience
なんか幽霊グループ臭い感じもしますが、ちゃんと歌えてるので。
ナチュラル・エクスペリエンス、1976年の「ハイド・アンド・シーク・パート1」
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
本日はおなじみ「棚からひとつかみ」
山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きいただいております。
本当に雪のお便り、たくさんいただきました。
寒い寒い、今週も沖縄以外はほとんど一桁、二桁の頭のところ。
最低気温は零下
そういうところが多いので、来週は一つですね、あったかい棚つか あったかいやつ
何が飛び出しますか。お楽しみに。
あなたのシュガー・ベイブにまつわるメッセージ募集中!
達郎氏:
ずっと申し上げておりますが、私、今年デビュー50周年なので
デビューいたしましたのがシュガー・ベイブのグループでありまして
シュガーベイブのアルバム「SONGS」、50周年になりますので
アルバム『SONGS 50th Anniversary Edition』
1994年に「SONGS」がオリジナルマスターでリマスターして、20年近くぶりに再発されたのを記念して行いました「山下達郎シングスシュガー・ベイブ」というシュガー・ベイブの再現ライブのイベントでございます。
それのライブ音源をボーナスディスクを加えまして、「SONGS 50周年記念盤」発売されます。
それにちなみまして、5月にですね、お聴きの放送局でシュガー・ベイブにまつわる特別番組を放送することになりました。
そこでリスナーの皆様からメッセージを募集しております。
思い出のシュガー・ベイブの曲とエピソード・・・んなもん、あんのか?
初めてシュガー・ベイブを聴いた時の印象・・ん~
発売から50年経った今、どのようにシュガー・ベイブを聴いているか・・・ 恐ろしい(笑)
シュガーベイブにまつわるメッセージをお寄せください。
5月に放送される特別番組の中でご紹介させていただきます。
この特別番組の放送日時、内容等詳しくは改めてお知らせ申し上げます。
東京FMサンデーソングブックのウェブサイト
https://tfm.co.jp/ssb/
ここにメッセージ募集のバナーがありますので、そちらからお送りください。
なお、この特別番組に関してはお葉書の募集しておりませんので、何卒ご了承ください。
たくさんのメッセージお待ち申し上げております。
souvenir2025 mariya takeuchi live
達郎氏:
竹内まりやさん、11年ぶりのアリーナツアー「souvenir2025 mariya takeuchi live 」。
4月15日の名古屋公演皮切りに、6月25日の横浜Kアリーナまで、8都市14公演でのアリーナツアー開催となります。
5月公演のチケットの一般発売が始まっております。
5月3日土曜日、祝日 仙台
5月10日・11日 土日 福岡
5月17日・18日 土日 日本武道館
5月24日 土曜日 広島。
受付期間は3月2日日曜日23時59分までとなっております。
ご希望の方はお急ぎください。
原稿を読むとやっぱり滑舌が悪くなりますね・・・
詳しくは竹内マリアオフィシャルサイト
https://www.mariyat.co.jp/
をご確認ください。
「今が夏だったら」という夏を恋する歌
達郎氏:
で、来週はあったかいタナスカでウォームなナンバーをお送りします。
今までもたくさんそういう曲をかけてきましたけれども、そんな中から一曲だけ。
The Chordials
ニューヨークの、これも幽霊グループだと思いますが
曲を書いているのがですね、バーニー・バウム(Bernie Baum)、ビル・ジャイアント(Bill Giant)、フローレンス・ケイ(Florence Kaye)という、このバウム・ジャイアント・ケイ( Baum, Giant, Kaye)というトリオのソングライターチームで
エルヴィス・プレスリーの「悲しき悪魔」とかですね、The Everly Brothers 「That’s Old Fashioned」とか、たくさん曲を書いているチームの作品ですので、その辺の幽霊グループだと思いますが。
これ、僕昔から大好きな曲で
「今が夏だったら」という夏を恋する歌であります。
♪ I Wish It Were Summer / The Chordials
素晴らしい作品たくさん作った人です
達郎氏:
もう一曲いけますかね。
これも昔からかけよう、かけようと思ってチャンスがなかった曲ですが。
60年代活躍したグループで「Sunrays」というグループがあります。
ビーチ・ボーイズの弟バンドというような触れ込みでですね、ビーチ・ボーイズのお父さん、Murry Wilsonがプロデュースしたバンドですが
ここのリーダー、リード・ボーカルで曲も作っておりましたリック・ヘンという人がいます。素晴らしい作品たくさん作った人ですが、この人が「Joy」というグループ名義で出しました、1968年のシングル「So Lovely」
♪ So Lovely / Joy
ジョイ、1968年の「So Lovely」
リック・ヘンはこの後、アレンジャーとして色々な人に作品を提供します。
いい声して歌も上手いんですが・・・
なかなか大変です。
エンディング
達郎氏;
今日はそんなわけで、この辺で
お時間までお便りご紹介したいと思いますが・・・
私、さ湯なんです
達郎氏:
群馬県高崎市 H.Mさん
『初めてお便りします。
ラジオでは、かれこれ30年以上のリスナーですが、ライブは昨年初めて高崎芸術劇場に参戦いたしました。
生の達郎さんを初めて見て、思ったことは「体がでかい!」でした。
いやいや、想像していたより背が高いという意味ですよ。
イメージですが、もっと小柄な方かと思っていました。
そしてライブが始まりました。
達郎さんの生歌、最高です。
そしてまた新たな疑問が。
どうしてあんなところにゴジラが立っているのでしょう?
私が見る限り、2体確認できました。』
達郎氏:
オリジナル・ゴジラとシン・ゴジラです。
ハイ、ゴジラが好きです。
『メンバーの皆さんはペットボトルなのに、達郎さんは大きなグラスボトルのようなものを使っていました。
これは何か意味があるのでしょうか? 』
達郎氏:
そんなこと聞いてどうする?
『ライブ1年生の私はハテナのことなので教えていただけましたら。 』
達郎氏:
他の人は水ですけど、私、さ湯なんです。
それなのでペットボトルじゃないです(笑)
お湯です。
高崎芸術劇場、去年は本当にお客さんが素晴らしかったので、いいライブができました。
またどうぞ。
内容があれなので
達郎氏:
岡山市の、いつもいただくNさん。
内容があれなので・・・
『先日出勤時に「おはようございます」と上司に挨拶すると、
「顔がまだ寝てるよ」
と笑いながら言われました。
心の中で「全く眠くないのになぜ?」と考えていると、お化粧のアイラインを入れ忘れていることに気がつきました。まさかそんなツッコミが入るとは。
たかが線1本、されど線1本。
その日から絶対に忘れません(笑)』
達郎氏:
っふふふ(笑)
大変ですね(笑)
アヴァンギャルドジャズから現代音楽まで、別に何でも分け隔てなく聴けます
達郎氏:
姫路市のO.Aさん
『サンソンを聴き始めて20年になりますが、初めてお便りいたします。 』
初めての方、多いですね最近ほんとに。
『20代、30代の頃はUKロックを聴いていましたが、現在46歳になった私にとって、今更ながらドゥーワップの心地良さに酔いしれています。
達郎さんは音楽を長年やっていらっしゃって、音楽的思考の変化はありましたか?
以前聴いていたものを聴かなくなったり、逆に幅が広がっていきましたか? 』
達郎氏:
ほとんど変わりません(笑)。
広がりましたけどね。
昔はクラシックのドイツ系はあんまり聞きませんでしたけど、最近はシューマンとか、そういうのでもいいなと思うようになりました。
でも、基本的な趣味は変わりませんね。
自分で言うのなんですけど、キャパシティが広いと思ってるので、自分では
アヴァンギャルドジャズから現代音楽まで、別に何でも分け隔てなく聴けます。
ギター弾きながら歌う時は今でもワイヤードです
達郎氏:
台東区のO.Tさん、20代の方。
『昨年の名古屋公演に参加した時、達郎さんが使用していたハンドマイクが、今まで有線だったものがワイヤレスのものに変わっており、達郎さんはワイヤレスを使用するのかと驚きました。
何かワイヤレスマイクの性能向上等があったのか、あれば教えていただければ幸いです。』
達郎氏:
先週も同じようなお便りいただきましたが。
昔はハンドマイク使ってましたよ。
しばらくワイヤードにしたんですけど、ちょっと会場が両翼に動く都合でワイヤレスに変えました。
別に深い意味はありませんが
ギター弾きながら歌う時は今でもワイヤードです。
ギターももちろんワイヤードです。
ホールなのでそれで十分です。
そんなこと聞いてどうすんだ?
レコード針の掃除
達郎氏:
名古屋市のT.Aさん、超常連。
『レコード針について質問があります。
よく「何百時間聴いたら交換しましょう」との記述があります。
私はとても不定期にレコードを聞いているので、一体いつが限界の時間聴いたのかさっぱり分かりません。
達郎さんはどういったタイミングでレコード針を交換されているのでしょうか?
達郎さんぐらいになると、聞いただけで換え時が分かるとか、目視で分かるとかあるのでしょうか。
たまにレコードバリにホコリが引っかかる時がありますね。
あれはどうやって取っていますか?
私は口でふっと拭いたり、それでも取れない時は電源を落としてから手で取ったりしてます。』
達郎氏:
ダメですよ、それ!
ちゃんと刷毛っていうのがありますからね。
レコード針のメンテナンスのホコリ取るブラシみたいなのがありますから、それでちゃんと丁寧に取りましょう。
あとはそういう針の先をですね、塗るメンテナンスの・・
針の先、きれいにする、そういうのがありますから、お使いください。
空耳ですね
達郎氏:
今日一番ウケたやつ。
長野県のN.Hさん
『日曜日の午後、農作業がある日は外で野菜を洗いながら聴いています。
2月9日の放送の曲紹介で、「シンク・オブ・サマー」が「シンコンさん」と聞こえてきて、ラジオが遠いせいか、年齢による耳の不調なのかと思いました。
ネイティブの発音なら「シンコンさん」で通じますかね?』
達郎氏;
「シンク・オブ・サマー」なるほどね・・・空耳ですね。
遠くだとそのくらい聞こえるんでしょうね
思い込んだら・・今通じないですね(笑)
今日の最後
達郎氏:
今日はこの辺で。
来週は「あったかい棚つか」でお届けしたいと思います。
なぜか今日は「マジックタッチ」にたくさんリクエストいただきました。
固まっておりますね。
福岡市のO.Nさん
新潟県新発田市のO.Tさん
静岡県沼津市のA.Yさん
神戸市のI.Hさん
仙台市のT.Sさん
全員超常連!
私のシングル中でも一番ヒットしなかったうちの一つなんですけど
最近なんかリクエストが多い(笑)
ライブでなかなかやれない難しい曲なんですね。
ちょっと挑戦してみようかな。
1993年の私のシングル「マジックタッチ」
クロージング
達郎氏:
お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック「棚からひとつかみ」でございました。
来週は「あったかい棚からひとつかみ」
いろいろと取り揃えます。
大阪府は吹田市の超常連でO.Tさん
『今年も2ヶ月が過ぎかけていますが、部屋の整理ぐらいしかしていません。』
ご安心ください
私は部屋の整理すらできてません。
本当に雪が大変でございます。
特に能登の震災遭われた地方の方々は、本当に大変だと思います。
お大事に。
山下達郎サンデーソングブック
来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。
さよなら。
今週のオンエア曲
14:04 Blue Valentine’s Day / 大滝詠一
14:08 As Tears Go By / Marianne Faithfull
14:13 Rattlesnake / Ohio Players
14:19 Fall Into My Love / Black Box
14:24 Hide And Seek Part 1 / Natural Experience
14:34 I Wish It Were Summer / The Chordials
14:37 So Lovely / Joy
14:44 Magic Touch / 山下達郎
コメント
初めてメッセージ送らせて頂きます。毎週こちらの書き起こしを楽しみに読ませて頂いております。
私の夫は私と結婚する前から長年達郎さんのファン、毎週欠かさずサンソンも聴いています。2023年、日頃お世話になってる夫への感謝として物凄く頑張って達郎さんのライブチケット取りました。神奈川県民ホールです。私は達郎さんのライブ初参戦でしたが、あまりの素晴らしさに感動し、昨年2024年のライブも半年かけてようやく大宮ソニックシティのチケットを取りました。達郎さんの体調不良で今年の1月に延期となったライブです。今年初ライブで達郎さんの生声、本当に本当に感動しました。今では夫と同じくらい私も達郎さんファンです。
ところで私は生まれつき「感音性難聴」と言う聴覚障害があります。補聴器を付ければ音楽も何とか聴こえます。達郎さんのライブ会場は音質がとても良いので補聴器を付けていても音が割れることなく、ストレス無く、聴覚障害者の私でも良い音で音楽を楽しむことが出来ており、それもまた達郎さんのファンになったキッカケの1つでした。
ただ、ラジオとなりますと、辛うじて達郎さんの声は判別出来ても、何を喋っているのかはまったく聞き取れません。
夫がいつも楽しんでいる達郎さんのサンソン、何とか私も一緒に楽しめないものか…と思っていた矢先にこちらのブログを見つけました。達郎さんが何を話していたのか理解出来る!聴覚障害者の私にとってとても嬉しく有り難いブログです。夫とも「今週のサンソンで達郎さんはこんな話をしてたね」と話題が共有出来るようになりました。
特に達郎さんはSNSを一切やっておられず、サンソンが唯一の情報源となっておりますので、50周年を控えた今年は毎週食い入るようにこちらの書き起こしを読み込みながら達郎さんの動向をチェックさせて頂いております。
毎週の書き起こし、大変かと思いますが、これからも愛読させて頂きたいと思っておりますのでどうぞ今後も引き続きよろしくお願い致します。
聴覚障害者の私に大好きな達郎さんのラジオを楽しめる機会を与えてくださってること、心から感謝申し上げます。寒い日が続いておりますのでお身体にお気をつけてください。
心温まるメッセージありがとうございます。
書き起こしが少しでもお役に立てれば幸いです。
引き続き御贔屓のほど、どうぞよろしくお願いいたします。