山下達郎さん サンデーソングブック 2015年12月27日『年忘れ夫婦放談 Part.2』
ちょっと雲行きが怪しい・・と思ったらPM2.5の影響が出ている長崎市。
気温は高めで穏やかですが、モヤモヤっとした空です。
達郎さんのコンサート12/25盛岡公演の公演中断のニュースに気をもみましたが、12/26青森公演は無事終わったそうで、一安心。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
早いもので、もう今年も最後の日曜日になりました。
えぇ、12月27日・・・
あと1週間足らずで今年も終わりでございます。
2015年、皆様にとりまして、どのような年でございましたでしょうか。
あっという間に・・最近は経ってしまいます。
毎年、同じこと言っておりますが。
えぇ、さて、番組の方は毎年恒例、年末は竹内まりやさんゲストに『年忘れ夫婦放談』でございます。
まりやさん:
こんにちは、西内・・ではなくて、竹内まりやです。
達郎氏:
何かよく判りませんが(笑)
でも、似た名前もいるもんだなって(笑)
まりやさん:
そうですよね(笑)
なんか、親近感覚える(笑)
一文字違いなんで。
達郎氏:
山本達郎みたいなもんですね(笑)
まりやさん:
そうです(笑)
宜しくお願いします。
達郎氏:
先週に引き続きまして『年忘れ夫婦放談Part.2』でございます。
今日は、前倒しでございます。
さて、先週はもうクリスマス・ウィークでクリスマス一辺倒でございましたが。
おかげ様をもちまして、私の「クリスマス・イブ」1983年に発売して以来、32年経ちましたが、おかげ様でですね、12月28日付けのオリコン週間ランキングTOP100にチャートインすることができました。
これで30年連続チャートイン記録を達成することができました。
まりやさん:
おめでとうございます。
なかなか出来るもんじゃないよね。
達郎氏:
これもひとえにリスナーの皆様方のご支援の賜物でございます。
厚く厚く御礼を申し上げます。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
まりやさん:
すごいね!
達郎氏:
還暦過ぎて・・
まりやさん:
前代未聞ですよね!
30年、毎年ってことでしょ?
達郎氏:
1983年にメロディーズ出した時に、一回あれして。
2~3年あれして・・
通算でいくと31年とか、あるかくらい。
30年連続っていうことはですよ、えぇと・・85年からか。
だから84年に一回入ってますね。
どいうことです。
まりやさん:
でも、外国にもこういう例は無いと思うんだよね。
達郎氏:
そうですね。
いろいろ、あのぉ申し上げるべきことは、ありますが(笑)
まぁ・・(笑)
まりやさん:
巡り合わせが、ね・・・
達郎氏:
巡り合わせですね(笑)
ご縁ですね。
まりやさん:
おめでとうございます。
達郎氏:
全くもって!
まさか「海だ!夏だ!達郎だ!」がですね「クリスマスの山下達郎」になってるとはね(笑)
あたしぁ、30の時には夢にも思いません(笑)
まりやさん:
さりげなくアルバムの一曲として作ってたわけだもんね。
達郎氏:
そうです。
あの時代は、こんな地味な曲、シングルにはなりませんでしたから。
ほんとに運命というのは、なかなか・・・
語り尽くしましたが、あらためて宜しくお願いします。
で、今日はもう残り4日間、5日・・・
年末でございますのでですね、今日は竹内まりやさんのですね、今年は、色々とクラブ活動というか、内職といいましょうかですね・・・
まりやさん:
色々させて頂きました。
達郎氏:
私がツアーとかやってる間に、いろいろ、ゴソゴソやってたやつから・・
まりやさん:
それもちょっと音源紹介しょうかなぁと、思ってます。
達郎氏:
今年、最後のサンデー・ソングブックですので、のんびりと行ってみたいと思います。
毎年、年末恒例、竹内まりやさんゲストに『年忘れ夫婦放談』でございます。
今日もお葉書の紹介は竹内まりやさんに、主としてお願いします。
まりやさん:
はい。
これはですね、山下達郎の「土曜日の恋人」にリクエストが来ておりますけど。
府中市のS.Mさんから。
『今年、結婚して15年目にして赤ちゃんが生まれました。』
おめでとうございます。
『妊娠中、よく達郎さんの「OPUS」をリピートで聴いていたせいか、グズっていても「OPUS」をかけると、ピタッと泣くのをやめて、ニコニコ笑顔になります。
毎日1日があっという間です。
大変ですが、寝顔を見ているとホッとします。
そこで、ふと思ったのですが、達郎さんは、どのようなお子さんだったのでしょうか。
リクエストは「土曜日の恋人」をお願いします。』
ご主人のS.YさんにハッピーバースデーというS.Mさんからのリクエストです。
達郎氏:
私は赤ん坊の頃は、玉のような男の子と言われたんです。
おふくろが良く言ってましたよ。
それがあんなに憎らしくなってって。
まりやさん:
小学校高学年あたりから憎らしくなってきたって・・
達郎氏:
言ってましたね、母親が。
でもね、僕ね、赤ん坊ウケいいんですよ(笑)
昔から。
まりやさん:
赤ん坊ウケ?
今のあなたが?
達郎氏:
違う違う! 曲が。
まりやさん:
あぁ、なるほど!
あぁそういう事ね!
達郎氏:
大瀧さんの息子さんとかね。
ちっちゃい時とかね・・
「DOWN TOWN」聴きながらね・・
まりやさん:
歌声聴くと・・赤ん坊がぐずらないのね。
♪ 土曜日の恋人/山下達郎
~ CM ~
◎クラブ活動・・
達郎氏:
えぇ、私ツアーやっております。
その間、竹内まりやさん何をやっているかという。
まりやさん:
はい。
あのぉ・・・達郎曰くのクラブ活動をさせて頂いて(笑)
でもね、よく考えたら、普通の年って自分のオリジナル・アルバム作ってる時っていうのは、シングルを少しづつ溜めていくから、割合そんなに沢山、年間通したらレコーディングスタジオ入ってないんだけど。
今年は14曲くらいね、歌入れしてるの(笑)
だから、達っつぁんが、旅に出ている間、もうずーっとスタジオに入って、何やらかんやら、やっててね。
もう洋楽カバーって楽しいです。
達郎氏:
仕事をして・・・
結婚して33年になりますが、全く私が手を出さないで1年近くやってるっていうのは、珍しいパターンですね。
まりやさん:
珍しいですよね。
BOXとやったビートルズ、それから前回予告しておりました松木恒秀さん達とやた、ジャズとかスタンダードのパターン、それに加えてセンチメンタル・シティ・ロマンスと佐橋くんと一緒にやった、ウェストコースト系。
ちょっと毛色の違う、いろんな洋楽・・
結局サンソンでやっていた洋楽カラオケが、ま、何て言うのかな・・
発端というか。
それがだんだん本格レコーディング化したという(笑)。
達郎氏:
本格レコーディング(笑)
まりやさん:
でも、クラブ活動なんですけど。
ま、でも、かけさせて下さいよ。せっかく頑張って歌ったから(笑)
松木さん率いる「What Is HIP?」の皆さんはですね、松木さんと村上ポンタさん、それから高水健司さんと野力奏一の4名なんですが。
達郎氏:
お馴染みですね。
まりやさん:
今回は、とにかくベタな曲をやりたいってことで(笑)
とりあえず、ベタでいきましょうっていう事で「Fly Me To The Moon」を松木さんにアレンジして頂いたのを行きましょうか。
♪ Fly Me To The Moon/竹内まりや with What Is HIP?
達郎氏:
「Fly Me To The Moon」
まりやさん:
はい、これはオリジナルは何になるんですか?
達郎氏:
50年代の曲ですね。
元々はね、「Fly Me To The Moon」というタイトルじゃ無かったんだよね。
「In Other Words」っていう曲でね。
その時は、ジョニー・マチスがやってたんだけど。
爆発したのは、フランク・シナトラ。
62年。
で、アポロ計画とリンクしてるんですよ、この曲。
まりやさん:
あ、なるほど!
達郎氏:
それでアメリカの、もうね・・国威的な歌になってきたんですよ。
「Fly Me To The Moon」でね、月に行こう!って。
まりやさん:
でも、とにかく、ありとあらゆる人がカバーっていうか、歌ってるものね。
でも、松木さんのガット・ギターでね、ボサノバタッチでやりたいっていうのは私が頼んだんですけど。
達郎氏:
へへへ(笑)
まりやさん:
フルートは井上信平さんという方を呼んでやったんですけど。
せーのでやるレコーディングは久し振りで新鮮でした。
皆さん、大人です。
達郎氏:
だいぶポンタの音がしてますね。
まりやさん:
そうですよね。
達郎氏:
うん。
まりやさん:
このメンバーで新宿ピットインに出させて頂いて(笑)
新宿ピットインって初めてだったんですけど。
達郎氏:
私、昼の部、よく行きましたけどね(笑)、高校の時はね。
まりやさん:
六本木は立ったことあるんですけどね。
なかなかね、熱いお客さんで。
達郎氏:
新宿ピットインって、日本のジャズのやっぱりメッカですからね。
殿堂ですからね!
あそこのステージに立てるって、ジャズミュージシャンとして一流の証ですから。
まりやさん:
ほう・・・光栄な。
達郎氏:
六本木はそういう意味ではクロスオーバーですから。
やっぱり誰が何と言っても新宿ってのは最高峰なんです、日本のジャズの。
まりやさん:
場違いな私がね・・・
立たせて頂いて(笑)
達郎氏:
僕、立ったことないっすもん!
新宿ピットイン。
まりやさん:
あ、そうか・・
有りがたかったです、ほんとに。
このメンバーとは、あと2曲レコーディングしてますけど、まだ歌入れ完成してないのもあります。
達郎氏:
へへへ(笑)
まりやさん:
追々ね!
はい、色々やってます(笑)
達郎氏:
ジャズバージョン!
◎竹内まりや with BOX
まりやさん:
お次はですね、夏に引き続きましてwith BOXでやりましたビートルズのカバーなんですけども。
これは・・・群馬県高崎市のO.Eさんからリクエスト頂いていて。
『今年の納涼夫婦放談の時にBOXのメンバーとスケジュールが合って6曲ほどビートルズのカバーをやったと仰ってましたが、未発表音源でサンソンでかけてくれた「Devil in her heart」・・残りの曲も是非聴きたいです。
こうして録音したビートルズのカバー曲はCD化の予定はないのでしょうか。』
今は、ちょっとまだ・・
達郎氏:
無いんですか(笑)
まりやさん:
ちゃんと、まとまれば考えてもいいかなと思ってるんですけど。
『達郎さんに質問です。
まりやさんがBOXとやったビートルズのカバーを聴いて、どう思いますか?』
達郎氏:
どう思うって・・(笑)
まりやさん:
『率直なところをお聞かせ下さい』
達郎氏:
率直なところって言われたってね(笑)
まりやさん:
ただのクラブ活動だって言うんでしょ?(笑)
達郎氏:
音の再現性があの人達、命じゃない。
BOXにしろ、ピカデリーサーカスにしろ。
ブリティッシュのポップ、ロックじゃないんだよね。
だから音の出し方はね・・・
あと飯尾君のエンジニアリング(笑)
まりやさん:
エンジニアリングがね、これがまたね。
達郎氏:
フェアチャイルドっていうリミッターがあるんですよね。
それをかけるんですよ。
そすと、あのね、UKのアビーロードの音になる!
なんつっても飯尾君はフェアチャイルドの鬼だから!
そういう専門的なこと言いますとねすね。
まりやさん:
しかも、今回の曲は飯尾さんがパーカッションでね、ボンゴまでやってくれてる(笑)
達郎氏:
フハハハ(笑)
まりやさん:
私の大好きな曲で「You’re Gonna Lose That Girl」を聴いて下さい。
♪ You’re Gonna Lose That Girl/竹内まりや with BOX
達郎氏:
ビートルズ65年のアルバム「HELP」に入ってます「You’re Gonna Lose That Girl」
邦題「恋のアドバイス」
まりやさん:
この「HELP」の映画を観に行って、たぶん中1くらいだったと思うけど、この「You’re Gonna Lose That Girl」のレコーディング風景を見たのが、私にとっての一番のカルチャーショックだったかなっていう感じ。
達郎氏:
床が抜けるやつ・・
まりやさん:
そうそう。
このレコーディング風景が忘れられなくて、音楽の道に行っちゃったみたいなところがありますもんね。
達郎氏:
そういう人、多いでしょ。
でも、何しろアレですよ。
皆さん明るいですよ、声が。
まりやさん:
あぁ、なるほど。
なんかね、楽しくやってるっていうのが、伝わればね、いいですけど。
達郎氏:
僕だってね、オンストとかね、ビッグウェーブとか一種のクラブ活動なんですけど。
誰も仲間がいないんです!
まりやさん:
だから一人多重になっちゃうんだ。
達郎氏:
やっぱりね、ビートルズはね、皆でね共通認識じゃないですか。
あの・・いわゆる、何て言うの・・
共有文化じゃないですか。
僕がやりだしたのは誰も共有が出来なかった(笑)
まりやさん:
マニアックだったんだよね。
やっぱり達っつぁんの場合は。
達郎氏:
しょうがない(笑)
僕とか難波君とかはね、そういう一人っ子のね、オタクのねアレなので。
でも根本は同じなんですけど。
要するにお仲間がいるかいないかでね。
そうなってしまうんですよ。
まりやさん:
達郎のライブとか見てても、何か自分の曲歌ってる時よりも、何か洋楽歌ってる時とか、カバーを歌ってる時の方が、なんか楽しそうに見える。
達郎氏:
誰でもそうでしょ!そんなの!
まりやさん:
そうですね(笑)
やっぱりそういうもんよね。
達郎氏:
自分の曲やってる時が一番楽しそうなヤツって、それはナルだよね。
だと思うがなぁ・・・
特に今の時代?
まりやさん:
でもこうやって、私、ありがたいですよ。
こんな60くらいになって、自分の原点とも言うべき、そういう洋楽をちゃんとした仲間達と一緒にね、こうやってレコーディングさせて頂けるっていうのは。
達郎氏:
ま、でもね、日本が70年間平和だったから。
結局、そういうジェネレーション・ギャップってのがね、あんまり無くて。
やっぱり太平洋戦争というか大東亜戦争があったんで、あそこでバシッと文化がぶった切られて。
明治維新もあるし。
そういうことが無いから。
だからですよね。
まりやさん:
なるほどね・・・
達郎氏:
だから、親子孫までね、続くって、そういう・・
◎Tequila Sunrise
達郎氏:
すごいですよね、しかしジャズバージョン、ビートルズバージョン、お次は?
まりやさん:
お次はウェストコースト(笑)
これはやっぱりね、私の中にある好きなジャンルの一つなんです。
達郎氏:
いいっすよね、仲間がいて(笑)
まりやさん:
そうなんですよ。
だから、30年以上一緒にやれてる音楽仲間がいるっていう事で実現する訳ですけども。
これは私のデビューの時にデビュー・アルバムを一緒にやったセンチメンタル・シティ・ロマンス+佐橋佳幸さんで録ったものなんです。
達郎氏:
佐橋くんは、こういうんだったら寝てても弾けるって、言ってましたよ。
まりやさん:
そうだよね。
達郎氏:
スタジオ行く前に。
札幌のライブで、彼だけトンボ帰りして(笑)
僕らは皆居残りだったのに。
まりやさん:
わざわざこのレコーディングのためにね。
で、今、告井延隆さんはセンチと離れて、一人で活動してるので。
それを呼び戻してですね、久々に。
あとシュガー・ベイブのドラマーだった野口明彦さんも参加して、センチ+佐橋佳幸で・・
達郎氏:
おかげで佐橋くんはビール園で、お肉を食べれなかった(笑)
まりやさん:
でも楽しかったって言って下さいましたよ(笑)
♪ Tequila Sunrise/竹内まりや with センチメンタル・シティ・ロマンス+佐橋佳幸
まりやさん:
大学時代のアマチュアバンドの頃、こういうのを結構やってましたから。
やっぱり、イギリスの音楽もすごい好きなんだけど、こういった、ちょっと泥臭い感じもね、自分の中にはあるジャンルなんですね。
達郎氏:
イギリスの人達がアメリカに憧れるのと同じ、ベクトルなんですよね。
だからイギリスってのは非常に、そういうこう、例えばブリンズリー・シュウォーツとか。
そういう流れがありますからね。
まりやさん:
判る判る。
カントリーのね。
達郎氏:
スキッフルとかね、そういう時代がね、ありますからね。
まりやさん:
でもやぱりね、このセンチのメンバーとやると、BOXもそうですけど、わぁーってコーラス出した時に、独特のやっぱりスタジオミュージシャンのコーラス隊では実現できない、何か味が出るんですよね。
達郎氏:
バンドってのはね4人とか5人だから、音が薄いから、その分コーラスでフォローするっていうかね。
みんなコーラスやったもんですけど、日本は、だからグループサウンズってのがベンチャーズから始まってるから、60年代のね。
結局、楽器弾きの方が上なんですよ。
ボーカルよりも。
だから一番何にも出来ないヤツがボーカリストっていう・・
のが、ずーっと長く続いたんで。
アメリカもイギリスも全然そんな事ないですから。
だから日本の場合は、ボーカリストが育たなかったっていう背景があってね。
まりやさん:
そうかねぇ・・
達郎氏:
ようやく最近、それがこう、是正されてきたっていう。
90年代に入る前からね。
ま、そういうのは、どうでもいいんですけど。
まりやさん:
でも、こうやって、少しづつ洋楽が溜まっていってね、もう、これは、うまくいくと「Longtime Favorites 2」が出来るかな(笑)くらいな曲数がにはなってるんですけどね。
まだまだ、ちょっと・・頑張ろうと思います。
達郎氏:
すごいなぁ(笑)
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
次は、1月3日、新年でございますが、大瀧さん亡くなってもう3回忌迎えますがですね。ここんとこ新春放談、ずっとなかったんですが。
誰かゲストでもいいかなと思ってたんですが。
来年申年でございますがですね。
1月3日は、ひとつ猿で、明けてみようと。
猿づくし。
羊づくし、結構評判よかったので。
猿づくしで行ってみようかなぁと、思っております。
♪ Smiling Days ~ほほえみの日々~(CM Size/60sec.)/竹内まりや
◎リスナーからのお便り(長崎県諫早市のH.Yさん)
まりやさん:
『お二人はタクシーを利用される際に、運転手の方とお話など、される方ですか。
先日、仕事関係の集まりの帰りにタクシーを利用したんですが、とっても話しやすい方で、ついつい話題が広がりました。
その運転手さんも達郎さん、まりやさんの大ファンで、この番組も欠かさず聞かれているとのことです。
また、昨年末のマリンメッセでのまりやさんのライブは前方で、今年の達郎さんのライブも参加されたとのこどでした。
思わぬところで、好みが合う人と出会うと嬉しいですね。』
あたしね、タクシーの運転手さんね(笑)
言っていい(笑)?
つい、この間乗ったタクシーの運転手さんが、私だということは判ってくださってたみたいで、実は先日、矢沢永吉さんご夫妻を乗せてね、ちょっとほろ酔いかげんで、奥様が「ねぇ、あの曲歌って」って言って、3曲くらい生で、永ちゃんが歌ってくれたのを僕、聴いたんです、凄い良かったですって、そういう運転手さんに巡りあったんですけど(笑)
達郎氏:
タクシーの運転手の話、始めたら・・・
まりやさん:
色々あるでしょ。
達郎氏:
個人タクシーでね、サラ・ブライトマン、大音量でかけてるの。
まりやさん:
あぁ、そういう人いるよね。
達郎氏:
CDが、びやぁ~っと前に並んでるんだよ。
「僕はサラ・ブライトマンが好きです!」ってね。
でもね、考え事してタクシーに乗った時に「お客さん、今日は寒いよね」とか始まると、ひとがいいから相手しちゃったりするとね、たいへんな事になって。
まりやさん:
私、比較的しゃべる。
タクシーの運転手さん、いろいろな人生聞かせてもらったりするの好きだし。
達郎氏:
あと最近よく、あの、「すいませーん、先週、東京来たばっかりなんで道判んない」みたいな。
急いでる時に、そういう人だと、なかなか困るとか、そういう・・タクシー特集っていう(笑)
まりやさん:
この前ね、こうCDががありますって言って、リスト、パウチになったリストを・・
達郎氏:
ふはははは(笑)
まりやさん:
その中に「クリスマス・イブ」が入ってたんで、リクエストしましたよ。
達郎氏:
しょうがねぇ(笑)
それは話し始めたら長いな(笑)
◎Only The Lonely
達郎氏:
でですね、この番組はリクエストのお便りが、とても・・毎週55分じゃですね、間に合わないくらい頂くんですよ。
だからリクエスト特集って言っても、かかって3分の1以下なんですね。
そうすると仕掛品がたくさん残ってるんですが。
夏くらいに頂いてリクエストでですね、こういうクラブ活動のですね、あたしもよくカラオケでやってたんですが。
「Only The Lonely」、ロイ・オービソンの60年のヒット、「Only The Lonely」をですね、向こうで売ってるCDがカラオケを使って、やったヤツがあるんですが。
それをリクエスト頂いたんですが。
一応デジタル・リマスタなんかしてるんですが(笑)
もうその、頂いたお便りが、どこいったか判らない。
ですから、前半が竹内まりやのクラブ活動だったら、後半は私のやってみようかと。
♪ Only The Lonely/山下達郎
◎いのちの歌
達郎氏:
名古屋市のM.Hさん。
『この曲は息子の高校野球の引退式で、スライドショーとして使わせて頂き、大感動した想い出の曲です。』
大分県別府市のY.Sさん。
『先月の23日に大分の能楽堂というところで、小野リサさんのコンサートがあり、行ってきました。
最後のアンコールで2曲歌われてましたが、その1曲目が、まりやさんの「いのちの歌」でした』
まりやさん:
ありがたいですね。
達郎氏:
『リサさんは「いのちの歌」に、かなり思い入れがあるようなお話をされていました』
まりやさん:
ちょっと聴いてみたいですね。
♪ いのちの歌/竹内まりや
◎エンディング
達郎氏:
というわけで、今年最後のサンデーソングブック、そろそろお別れの時間でございます。
来年は、竹内まりやさんは、如何なさいますでしょうか。
まりやさん:
はい、来年こそ、断捨離します!
本当に(笑)
達郎氏:
あははは(笑)
まりやさん:
いつもそう言ってるけど、ほんとに不要なものを捨てて。
頑張ります!
達郎氏:
というわけで、今年のサンデーソングブック、そろそろお別れでございます。
来年も宜しくお願い申し上げます。
まりやさん:
宜しくお願いします。
達郎氏:
新年早々、1月3日は、申年なので「猿で棚つか」でいってみます。
まりやさん:
何とかモンキーとか、かな・・・
達郎氏:
んん・・どうなるか。
判りませんが。
まだこれから選曲ですので。
というわけで、今日の最後は、竹内まりやduet with 山下達郎。
竹内まりやさん、2週間ありがとうございました。
まりやさん:
ありがとうございました。
♪ Let It Be Me[Studio Version]/竹内まりや duet with 山下達郎
今週のオンエア曲
14:05 土曜日の恋人/山下達郎
14:11 Fly Me To The Moon/竹内まりや with What Is HIP?
14:17 You’re Gonna Lose That Girl/竹内まりや with BOX
14:22 Tequila Sunrise/竹内まりや with センチメンタル・シティ・ロマンス+佐橋佳幸
14:31 Smiling Days ~ほほえみの日々~(CM Size/60sec.)/竹内まりや
14:36 Only The Lonely/山下達郎
14:39 いのちの歌/竹内まりや
14:45 Let It Be Me[Studio Version]/竹内まりや duet with 山下達郎
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