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山下達郎さん サンデーソングブック 2021年2月28日『棚からひとつかみ+リクエスト』(#1481)

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サンデーソングブック

長崎市内は青空がひろがり、ぽかぽか陽気に包まれています。
春がどんとん近づいています。

今日のサンソン、オールディーズが流れる名古屋のスーパーって・・行ってみたい!

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

2月最後でございます。
明日から3月に入ります。

2月は日にちが少ないので、締め切り抱えてたりすると、真っ青でございまして。

そういのが、もう三十何年前から・・
“あぁ、2月・・もう一日あれば・・”
そういうのあります。

仕方がありませんね。

家でシコシコやっております(笑)
ですので、表もほとんど出ずに、あまり話題らしいものも、ないんですけども。

巷は、なんか山火事が大変で・・・
テレビ見てですね、大変だな、と思いますけども。

そうしましたら、ちょうどお手紙をくださいまして。
栃木県は足利市の、Y.Kさんとお読みするんですかね・・

ふりがな・・ふって。

『この手紙を書いておりましたら、裏山が山火事になり、また上空には自衛隊のヘリコプターが放水活動をしています。
近所が避難勧告になり、私たち荷物をまとめました。
もちろん、達郎さん、まりやさんの品物はもう車に入れました。
これ以上、ひろがらないように祈るばかりです。』

山火事は、この季節、わりと頻発しますが。
すごく規模が大きいので・・
テレビで見るだけですけど、近隣の方々、心からお見舞い申し上げます。
なにごともないことをお祈り申し上げますが。

いろんなことが起きます。
地震、雷、火事・・
そういう感じでございますけれども。

なかなか、心が落ち着かない時代でございますけれども。
みんなで助け合ってですね、励ましあって、やってまいりましょう。

先週は、なんか寒かったですね。
夜、仕事場から出ますとですね、すごく冷えます。
お体、みなさんくれぐれもお大事に。

ここんところ、ウォール・オブ・サウンドとかですね、やっておりました。
リクエスト・カードが山のようにたまってしまいまして。

今月・・今日で最後ですけど、2月にいただいたリクエスト・カードを今日は、どっと・・
「どっと」って(笑)
なめる程度にしか、お応えできませんけれども(笑)

今日は「棚からひとつかみ+リクエスト」
自分のレコード棚から、なんかアレしようと思いますけれども。
とにかく、お便り多いので。
今日は、全部リクエスト、リクエスト特集で2月最後のサンデーソングブック、お届けしたいと思います。

なかなか本格的な春がきません。
北の方は、まだ雪が大変・・
少しでも、ほんわり、まったりして頂こうと思います。

日曜日の午後のひととき、本日も山下達郎サンデーソングブック、すてきなオールディーズソングでお楽しみをいただきます。
皆様から頂きましたリクエスト、1曲でも多く、おたより1枚でも多くご紹介したいと思います。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。

「パレード」にずいぶん頂いております。

東京都板橋区はI.Yさん。
『達郎さんのラジオでリクエストが採用されるのは、雲をつかむような話になると思いますが、勇気を出してリクエストします。』

そんな、おおげさな(笑)

『毎週、日曜日の午後はサンソンを聴きながら過ごすと決めています。
たまに寝落ちしたときには聞き逃したことに、がっかりしますが、聞き逃しでしつこく聴きなおすことになります。』

タイムフリー、様様でございますね。

葛飾区のI.Aさん。
『日頃の喧騒を忘れ、ゆっくりとした時間が流れるサンソン。
毎週欠かせない至福の時間です。
ありがとうございます。』

こちらこそ。

大田区のT.Kさん。
『リクエストハガキを出すのは3回目の新参者ですが、ずっと前からきいております。』

ありがとうございます。

今日はライブバージョンでお聴きをいただきます。
2017年8月31日、長野はホクト文化ホール
もともとはシュガーベイブのレパートリーからナイアガラ・トライアングルでレコーディングをしました。

毎度おなじみ、PAアウト!

♪ パレード (Live/’17.8.31 長野・ホクト文化ホール)/山下達郎

~ CM ~

♪ Louie Louie/The Beach Boys

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そういう季節になってまいりました。

達郎氏:

栃木県野木町のO.Mさん。
昔から、よく頂く方ですが。

『妻が毎年プランターに植えているチューリップが芽を出してきました。
前にも、リスナーの方がチューリップのお話をされていました。
我が家のチューリップも、またきれいな花を咲かせてくれるといいです。
達郎さんは、お花見は行かない、とおっしゃっていましたが、私は行きたいです。
早く、また妻とお花見に行けるように、と思っています。』

そういう季節になってまいりました。

♪ シャララ/アル・グリーン

目指せ常連!

達郎氏:

熊本県熊本市のM.Sさん。
この方も、昔からいただきます。

『毎週ハガキを書いていると、妻から
「私にも、そんなにラブレター書いたことないのに」
と、あきれられています。
「常連を目指しているんだ」
と言うと
「ハガキに”目指せ常連”とでも書いたら」
とクールなアドバイス。
これからも常連目指してかんばります。』

達郎氏:

よろしくお願いします(笑)
いろいろな、ご家庭の安泰を阻害するようなことがないように、お祈り申し上げます。

♪ Don’t You Know (She Said Hello)/バター・スコッチ

♪ アウトキャスト/アニマルズ

そうとう時間が余ってるって感じがします

達郎氏:

千葉県野田市の超常連N.Kさん。

『2枚ある電子マネーカードの1枚の残金が888円でした。
トリプル・エイトでなんかいいことがありそうで、使っていません。
でも、いいことって何なんでしょうね。

このハガキが採用されることが、いいことなのでしょう。
しかし3桁ではご利益が少なそうです。
せめて4桁くらいは欲しいものです。』

達郎氏:

そうとう時間が余ってるって感じがします・・(笑)

トルー・リフレッションがスーパーでかかる時代かよ!

達郎氏

名古屋市のK.Yさん。
二十歳の方ですが。

『2年前の4月、名古屋の楽器修理の専門学校に入学するというハガキを出し、応援メッセージを達郎さんにいただきました。
その言葉が、今も私の糧になっています。
残された学生生活、残り1年となり、長かったような、あっというまだったような。
技術を学ぶため、リモートではなく、休校期間を除いてほとんど学校に通うことができました。

残された1年間で、どんな二十歳になりたいかを見据えながら、目の前のことにくらいつきたいと思います。

最近の楽しみは、学校の帰りに寄るスーパーでかかっている音楽を聴くことです。
買い物しながら、かかる曲をシャザムして、休日にはレコード屋さんを巡って、その曲を探すのが楽しみです。
その中の1曲をリクエストします。』

達郎氏:

リクエストしてくださった曲がですねトルー・リフレッション。
トルー・リフレッションがスーパーでかかる時代かよ!
すごいなぁ~!

♪ ザッツ・ホエア・アイム・カミング・フロム/トルー・リフレッション

~ CM ~

来週

達郎氏:

来週、3月7日は、ちょっと遅くなりますが「ひな祭りガール・シンガー、ガール・グループ特集」

先日のウォール・オブ・サウンドの流れをくみまして「ウォール・オブ・サウンド縛り」
ヘンテコなあれですけど。
それで、ガールシンガー、ガールグループ特集・・ひな祭り。

オランダからのお便り

達郎氏:

ネットが発達しまして、海外から頂くお便りも増えてまいりましたけども。
なんとオランダからいただきました。
A.Mさんという方ですが、19歳!

『私は、オランダから山下達郎のファンです。』

これ、日本語が上手なんです。

『このラジオはオランダから聴けないけど、ときどき山下さんのウェブサイトをチェックして音楽を聴いてます。』

リクエストがですね、ジョージベンソンの「Turn Your Love Around」なんですけど。

『山下さんの音楽愛を感じ、心温まる気分の曲です。』

ラジオが聴けなくて、データでご覧になってるんでしょうかね。
わからないですけど(笑)
もし、聴けてましたら、またください。
ありがとうございます。
今日は、ちょっとジョージベンソンかけられませんけれども。

我々のオタクの世界では有名な曲です。

達郎氏:

札幌市のT.Mさん。
『ずいぶんと昔のことですが、私の父はラジオ番組の製作に携わっており、番組の不要になったレコードを持って帰ってきて、自宅の棚をいっぱいにしていました。
10代のころ、その中に見つけたレコード会社がダイジェスト版になった曲をリクエストします。

こんな家に生まれていなかれば出会えなかった1曲かもしれません。
邦題「レッツゴー念仏」だそうですが(笑)
こんな題名で当時は売れたんでしょうか。
ぜひ変な邦題の特集のときにかけてください。』

達郎氏:

っへへへへ(笑)

Everything Is Everythingというグループがありまして。
ジャズ系ですけども。
Jim Pepperというサックス奏者がですね、作りました「Witchi Tai To」という曲がありまして。

これが、日本版シングル出たんですけど、アルバムは全く鳴かず飛ばずでした。
一応アメリカでヒットしましてですね。
1969年、全米69位というチャートアクションでありますけれども。
実はこの曲は同じ年にハーパース・ビザールがカバーをしまして。

我々はハーパース・ビザールの「4」という69年のアルバム、これに入っている「Witchi Tai To」で、あぁこの曲は不思議な曲だな、と。

このオリジナルがEverything Is Everything・・
Chris Hills というギタリストとJim Pepperというサックス奏者が中心となって組まれました。

これに関して、私個人的にいろいろとお話がありますので(笑)
それは曲をかけたあとに。

♪ Witchi Tai To/Everything Is Everything

曲を書いて歌っておりますJim Pepper、サックス奏者ですが。
自分のソロアルバムでもやっております。
割と、我々のこうしたオタクの世界では有名な曲ですが。

アントニオ・カルロス・ジョビンの「ワン・ノート・サンバ」をサイケにしたような、そういう曲でありますけれども。

私このEverything Is Everything「Witchi Tai To」、すごく好きでですね。
ハーパース・ビザールも聴いて好きだったんですけども。

ちょうど72,3年に友達がハワイへ行くというですね・・
ハワイへ行けば、なんでもレコードがあると思ってた時代ですから。
まだ10代ですから。

その彼にですねEverything Is Everythingのアルバムを買ってきてくれと。
それでハワイのレコード屋に彼が行きまして、僕の友達が(笑)
そしたら黒人の店員さんたったんですね。
「Everything Is Everything くれ」
って言ったらですね、出してきたのが
ダニー・ハザウェイの「Everything Is Everything」というアルバムでありまして。
ダニー・ハザウェイのファースト・アルバム。

ハワイから帰ってきて、僕にくれましてですね。プレゼントで。

「これ違うじゃないか! 誰だこれ?」
で、聴いてぶっ飛んだんですよ。

おかげでダニー・ハザウェイを日本で誰よりも知ることができたという(笑)
そういう話とともにありますが(笑)
思い出とともにありますが。

そのあと、YAMAHAで船便で頼みまして。
3か月かかって、このEverything Is Everythingを手に入れた記憶があります。

昔NHKでかけた記憶がありますが(笑)

♪ Ain’t No Love In The Heart Of The City/Bobby Bland

エンディング

達郎氏:

今日はこのへんで。
来週はそういうわけで、久しぶりの「ひな祭り・ガールシンガー、ガールグループ特集 ウォール・オブ・サウンド縛り」でお届けします。

今日の最後は、千葉県市川市O.Tさん。
最近よく頂きます24歳の方ですが。

リクエスト「真夜中のナイチンゲール」

2001年2月28日発売、ちょうど20周年です。
そうだったんだ!
年とるわけだ!

♪ 真夜中のナイチンゲール/竹内まりや

今週のオンエア曲

14:04 パレード (Live/’17.8.31 長野・ホクト文化ホール)/山下達郎
14:09 Louie Louie/The Beach Boys
14:13 シャララ/アル・グリーン
14:17 Don’t You Know (She Said Hello)/バタースコッチ
14:22 アウトキャスト/アニマルズ
14:28 ザッツ・ホエア・アイム・カミング・フロム/トルー・リフレッション
14:35 Witchi Tai To/Everything Is Everything
14:39 Ain’t No Love In The Heart Of The City/Bobby Bland
14:44 真夜中のナイチンゲール/竹内まりや

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