山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月23日『ライブ特集』
快晴に恵まれた長崎市ですが、朝夕の空気がまだ冷たい今日このごろです。
今日のサンソン、お馴染み聴取率週間ということで達郎さんのライブ特集。
素晴らしい演奏に圧倒されてしまいました。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
※ブログ管理人からの”ささやかなお願い”
放送音源のお問い合わせには応じることができません。
お察し頂ますよう、よろしくお願いいたします。
◎ 冒頭
達郎氏:
えぇ、4月も下旬になって参りました。
早いものでございます。
もう来週で4月が終わりでございます。
先週は、めちゃくちゃ前倒しでありまして。
何も申し上げられませんでした。
今日は、ちょっとだけ(笑)
ちょっとだけっていっても、あれだな(笑)
大阪の1回目が終わったところで・・ございます。
で、今日は、大阪で収録しております。
旅になりますと、時々、Tokyo FM以外で収録することがありますが。
さっそく、そういう感じでございますが。
14日、15日の大阪フェスティバルホールが終わったところでございます。
おかげ様で、だいぶ調子が出てまいりました。
番組の時系列でいきますと、昨日が島根でございます。
その前が20日の木曜日が倉敷、岡山でございました。
上手く行ってるはずでございます。
今週は関東に戻ってまいります。
今週金曜日、土曜日、28日、29日。
4月の末でございます。
神奈川県民ホールでざいます。
横浜のみなさん、お待ち申し上げております。
それが終わりますと10本が終わります。
1/5が終わってしまいます。
ま、のんびり行ってみたいと思います。
今年は割りと、今までの感じですと、なかなか調子がいい(笑)
演奏のグレードも高いと思いますので、これからいらっしゃる皆さん、お楽しみにお待ち下さい。
さて、ふた月にいっぺん、恐怖の聴取率週間でございます。
そーすと、色々プロデューサーの上田くんからですねプレッシャーがかかって・・
あれをやれ、これをやれと。
でもツアー中でございますので、そんな面白いことはできません。
では、まあ、困ったときはライブ特集でいってみようかと。
ライブ音源、いろいろありますが。
PAアウトがたくさんありますので、そこからやればいいやと。
PAアウトはオーディエンスの拍手が少ないとか、文句がありますが(笑)
そんなこと、ぶーぶー言われてもしょうがない(笑)
で、何年か前にかけたものもありますし、今回初公開のものもありますが。
一応、2013年以後の音源で揃えています。
なるべく直近の、ここ4,5年のですね。
毎年やっておりますので、たくさんあります。
昨年の10月に新宿ロフトで3人ライブ、アコースティックライブやりまして。
それの音源とかですね、いろいろありますので。
みつくろってですね、時間が・・1曲がわりと長いので(笑)
何曲かかるか判らないんですけど。
なかなか難しいんですよ、ライブの特集って。
普段のオールディーズの番組ですと、2分、3分ですむので、読めるんですけど。
曲の長さがマチマチなので(笑)
なかなか難しんですが。
ま、気は心でございます。
いろいろと今日は取り揃えて。
いろんな感じでございます。
お楽しみいただけると思います。
日曜日の午後のひととき、今日は山下達郎のライブソースでお楽しみを頂きたいと思います、山下達郎サンデーソングブック。
主にPAアウトでございますけども、家でデジタル・リマスタリングしておりますので音質は最高です!
お楽しみ頂きましょう!
今日は、前の曲は無し。
さっそくお知らせを挟んで始めたいと思います。
~ CM ~
◎スプリンクラー(’13.12.24/中野サンプラザ)
達郎氏:
山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック。
というわけで、今日は恐怖の聴取率週間。
えぇ・・こればっかりですね。
ライブ特集でお届けしたいと思っております。
まずは2013年12月24日
めずらしくクリスマス・イブで千秋楽という。
メロディーズ30thアニバーサリーだったので、クリスマス・イブで終わるという。
クリスマス・イブにクリスマス・イブを聴くという千秋楽。
中野サンプラザ、2013年12月24日
でもクリスマス・イブではありません(笑)
この日の「スプリンクラー」
♪ スプリンクラー(’13.12.24/中野サンプラザ)/山下達郎
◎砂の女(’16.10.4/新宿ロフト)
達郎氏:
昨年の2016年10月3、4とですね、新宿ロフト。
新宿ロフトという有名なライブハウスの殿堂がありますが。
私は荻窪ロフト、下北ロフトと、シュガー・ベイブ時代にそこで活動しておりまして。
ロフトは私を育ててくれたゆりかごですが。
そのあと新宿ロフトが1976年に出来まして。
それから新宿ロフトが創立40周年になりまして。
オーナーの平野くんが「ロフトやってくれよ」と、ずーっと言われておりましたので。
ただロフトはすごくステージが狭いのでですね。
このレギュラーメンバー乗らないので。
そいじゃっていうんで難波弘之さん、伊藤広規さん、私、3人いつものアコースティックライブでございますが。
これで2日間やりました。
その中から今日は、何曲かお聴きいただきたいと思いますが。
この曲は1976年の鈴木茂さんの曲でございますが。
とくカバー・・昔からシュガー・ベイブの時代からカバーして歌っております。
最近でも、夏フェスなんかでは、やっておりますが。
それを、まぁ3人ライブで何の気なしに伊藤広規が「あれ・・・やってみるか」
やったら、上手くいったんですね。
3人ライブですと、なんかそれ風の曲が全然はまらなくて、なんかありえないような曲が出来たりするんで。
そういう面白みもありますが。
これもその1曲になりました。
♪ 砂の女(’16.10.4/新宿ロフト)/山下達郎
◎ひととき(’13.12.6/長岡市立劇場)
達郎氏:
PAアウトですので全国どこでも・・・かけられません。
これ前に1回かけたことがありますが。
やはり2013年のメロディーズの30周年ですので、メロディーズのアルバムの中からやっております。
長岡市立劇場
長岡へ行った時に・・
長岡市立劇場は1階ワンフロアだけのホール。
なかなか僕好みのいいホールでありますが。
また機会があれば。
♪ ひととき(’13.12.6/長岡市立劇場)/山下達郎
◎Drip Drop(’16.10.3/新宿ロフト)
達郎氏:
昨年10月は新宿ロフトのライブでは・・・
225人のキャパなので。
ライブハウス向きの曲をやろうという。
で、思いついたのがですねオン・ザ・ストリート・コーナーで一人アカペラでやってるやつの演奏版(笑)
「Drip Drop」という曲がありますが。
オン・ザ・ストリート・コーナー1に入っております。
もともとはドリフターズの曲ですが。
これをディオンがカバーしてやってるのを僕は聴いて、ものすごく好きでですね。
それを一人アカペラでオン・ザ・ストリート・コーナーに入れましたが。
ディオンのバージョンはアコギで始まる、非常にフォーキーなロックン・ロールであります。
そんな感じで演奏付きの「Drip Drop」をやりました。
♪ Drip Drop(’16.10.3/新宿ロフト)/山下達郎
3人ライブでありますので、キーボードの難波くんのノルマが非常に多いです。
いろんなパターンをやらされます。
ですけど、あの人上手いので。
ロックン・ロールでも、そういう16ビートでも何でもできるんですよね(笑)
えぇ、たいしたもんでございます。
◎Make It Easy On Yourself(’14.10.14/倉敷市民会館)
達郎氏:
お知らせの前に、一人アカペラを。
19・・あ!
いつもオールディーズ・・19・・と間違えて(笑)
いつもは2千何年みたいことは、ほとんど言わないです。
1914年って言いそうになりました(笑)
2014年10月14日
いわゆるマニアックツアーといってですね、オタクなツアーをやりました。
そのときに一人アカペラのコーナーも、あまりやってない、1回も今までステージでやったことのない曲をやりました。
これは倉敷市民会館。
先日やったばかりですが。
倉敷市民会館のPAアウトです。
♪ Make It Easy On Yourself(’14.10.14/倉敷市民会館)/山下達郎
ほとんどオーディエンスの音が聴こえないので、レコードだとか言われてますが(笑)
ちゃんとしたライブです(笑)
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
来週は気を取り直して(笑)リクエスト特集でございます。
またリクエストカードたくさん溜まっております。
引き続き、リクエストお便りたくさんお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎リスナーからのお便り(千代田区のT.Tさん)
『いよいよ4月からハガキ代が値上がりして・・・』
達郎氏:
6月からじゃないですかね。
『来週からは10円切手を貼ってお便りします。
達郎さんへのお便りであれば値上げも全然問題ではありません。
引き続き、お便り申し上げます。』
達郎氏:
ありがたい!お便りでございます。
すいません、ハガキオンリーでございますので。
◎ささやかなお願い
達郎氏:
えぇ、こうしたライブ特集をやる際にですね、皆様にささやかなお願いがあります。
こうしたライブソースをオンエアしますと、それをエアチェックしたものがですねYOUTUBEとかですね、そういうのにどんどん、どんどん出て参ります。
えぇ、もう今や著作隣接権なんで言葉はですね、もうゴミクズに入れられたも同然ですけども。
でもそうした、いわゆるなんて言いますか・・DJごっこ、ブロードキャストごっご、そういうので・・なんて言いましょうかですね・・
そういうものは、なるべくですね、ご遠慮いただきたいと。
切に申し上げます。
いろんな人の、いろんな方の意見がございます。
「世界に発進しろ」とかですね。
でも世界に発進したくない人間もいるんです。
そういう具合に拡大したくない、そういう人間もいますのでですね。
えぇ・・よろしくお願いしたいと思います。
お一人、お一人
それを、ま、いわゆる・・・その・・不特定多数に向けて発進するのはですね、私はあまり好きではありません・・・
えぇ・・よろしくお願いします。
◎難波弘之さん
達郎氏:
今日ずっとお聴きを頂いて、キーボードの難波弘之さんっていうのはオールマイティ、いろんな事ができるんですが。
難波弘之さんも、昨年、キーボード奏者としてですねキャリア40年を迎えれらました。
9月の10日に六本木EXシアターで、難波弘之、鍵盤生活40周年のライブをやりました。
なんと4時間超えるですね・・ものすごく・・
これに僕ゲストで出まして。
何曲か歌ったんですけども。
難波弘之さんのキーボード、ドラムがそうる透さん、ベースがま松本慎二さん。
そしてゲストでギタリストがBurny 日下部さん。
日下部さんは、ゲストと言いながら、ほとんど私のやつには全面協力して頂きまして。
すばらしいギターを弾いて頂きましたが。
難波くんと僕は生まれ年が同じで、生まれたところもたいへん近い人間なんで。
ほんとに中学とか高校で隣にいるような感じでありますが。
若い頃はブリティッシュ・ロックが、お互いが好きでですね。
彼はそこからプログレへ行きまして。
僕はそこからアメリカのリズム・アンド・ブルースに走っていきましたが。
ルーツが意外と似ているんですね。
で、ま、こうしたセッションやるときには、10数年前にやったことがあるんですが。
ブリティッシュ・ロックのものを中心にやります。
とりわけですね、難波君と僕の共通のフェバリットがキース・エマーソンでありまして。
キース・エマーソンがELP作る前にナイスというバンドを作っておりまして。
そのレコードをよく聴いていたんですけども。
キース・エマーソンと、それからベースを弾いてたリー・ジャクソンという人はですね、ティム・ハーディンのファンでありまして。
ティム・ハーディンの曲を何曲かやっております。
その曲を、ナイスのコピーでございますが。
それを、このセッションではやりました。
難波君の素晴らしいキーボードが聴けます。
♪ Hang On To A Dream(’16.9.10/六本木EXシアター)/山下達郎
◎リスナーからのお便り(新潟県上越市のK.H)
達郎氏:
ライブの感想をたくさん頂いているんですけども。
ほとんどがネタバレなので(笑)ご紹介ができないですが(笑)
残念ですが(笑)
『先日次男が小学校を卒業しました。
列車に子供料金で乗れるのも、あとわずかだと思い越後2days切符を買って、新潟県内列車の旅を二人でしてきました。
新潟市から在来線を乗り継いで3時間半、十日町の温泉施設まで行き、風呂に入って昼食をとり、昼寝をしてきました。
「十日町はお父さんとお母さんが出会った場所なんだよ」と次男のルーツを話す時間を持てました。
ゲームも本も読まず、道中ずっと向き合って、さまざまな事をしゃべったいい時間でした。
列車の旅はいいものです。』
達郎氏:
いいおたよりですね!
すばらしいですね。
また下さい。
◎Forever Mine(’08.5.5/浜離宮朝日ホール)
達郎氏:
というわけで、ライブ特集最後なんですが。
先日NEWSの増田貴久さんがニューアルバムで私の「Forever Mine」をカバーしてくれました。
私のオケそのまま、丸投げでですね、それで歌って・・・
立派なもんですね!
堂々としたもので(笑)
僕のニュアンスと全然違いますね(笑)
やっぱりジジイと違うって感じがしますが(笑)
なので、私も負けずに「Forever Mine」のライブバージョンで。
これ、2008年の5月5日
東京は浜離宮の朝日ホールで。
これはシングルの「ずっと一緒さ」を購入された方の特典で抽選でご招待したというやつですね。
ちょうど「Forever Mine」が出て3年くらいだったので。
ほとんどライブでやったことないですけども。
これは、いわゆる3人ライブです。
難波君と伊藤広規と僕の3人ライブでやった「Forever Mine」を今日は最後にお聴きを頂きましょう。
山下達郎ライブ特集でございました。
ご清聴、ありがとうございました。
♪ Forever Mine(’08.5.5/浜離宮朝日ホール)/山下達郎
♪
今週のオンエア曲
14:05 スプリンクラー(’13.12.24/中野サンプラザ)/山下達郎
14:13 砂の女(’16.10.4/新宿ロフト)/山下達郎
14:19 ひととき(’13.12.6/長岡市立劇場)/山下達郎
14:24 Drip Drop(’16.10.3/新宿ロフト)/山下達郎
14:29 Make It Easy On Yourself(’14.10.14/倉敷市民会館)/山下達郎
14:36 Hang On To A Dream(’16.9.10/六本木EXシアター)/山下達郎
14:45 Forever Mine(’08.5.5/浜離宮朝日ホール)/山下達郎
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