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山下達郎さん サンデーソングブック 2016年2月14日『バレンタイデーで棚からひとつかみ』

山下達郎サンデーソングブック 

山下達郎さん サンデーソングブック 2016年2月14日『バレンタイデーで棚からひとつかみ』

春の嵐が吹き荒れた長崎市内。
長崎駅で偶然「或る列車」を発見、一度乗ってみたい列車です。
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今日のサンソン、嵐の歌がサンソンでオンエアされるなんて、嬉しい限りです。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

2月の14日でございます。
本日はバレンタイデーでございます。
毎年のように、ワーナーのレコード会社の女子がですね、大挙して訪れるという。
ひと月後がこわいという・・・。

私、ちょっと今日、鼻声でございまして。
軽い鼻炎で。
今まで、あんまり無いんですが。
ちょっとお聞き苦しいところはご勘弁ください。

でも、いつもみたいに、声枯れてませんので、今日(笑)
どっちが、いいか(笑)

ライブの方は、松本が終わりました。
キッセイ文化ホール、長野県松本文化会館。

今月、音楽のライブ、私一人でございまして。
松本は寒いので、楽屋が温まらないんですよね(笑)
ギンギンにやるんですが、全然・・すごく寒かったですが(笑)

でもお客さんは、たいへんいいお客さんで。
ありがとうございました。

今週は、名古屋へ参ります、火、水。
名古屋国際会議場センチュリーホールでございますね。
16,17、名古屋でございます。
お待ち申し上げております。

今日はそういうわけで2月14日でございます。
バレンタイデーでございますので、今日はひとつバレンタイデー特集、『バレンタイデーで棚からひとつかみ』

昔、一回やったことありますが。
ちょうど、その日に当るというのは、珍しいことなので、いいかなと。
『バレンタイデーで棚からひとつかみ』

何が、飛び出しますでしょうか。
えぇ、本日はバレンタイデーでございます。
男性の皆様、嬉しいようなですね、怖いような、そういう一日でございます。

チョコレート売り場がごった返しているのが、ニュースで出ておりましたがですね。
えぇ・・怖いですね。

てなわけで、日曜の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
今日はバレンタインにちなんだ曲ばっかりでございます。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します、山下達郎サンデーソングブック。

えぇ、さて。
何週間か前から、書くメディアで報道されておると思いますけれども。
今度、嵐のニューシングルを書き下ろしました。
2月24日発売のニューシングルでございます。

タイトルが「復活LOVE」
竹内まりや、作詞、山下達郎、作編曲。
編曲も込でひとに曲を書くのは、ほんと久し振りです。

キンキ以来かもしれませんね。

えぇ、数年前からオファー受けてたんですけど、ようやく実現しました。
昨年の夏くらいに製作をしております。

嵐の曲ですので、いつも彼らがやっているアレンジャー、若いアレンジャーの人がアレンジする予定だったんですけども、メンバーが僕のデモテープを気に入りましてですね。
僕にアレンジして欲しいという、そういうオーダーが来ましたので、引き受けました。

まぁ、もう年なので、若干オールド・タイムではございますけれども。
自分じゃ、割りと気に入ったアレンジが出来ました。

今週初めて、私の番組ではオンエアしますが、来週もオンエアしますので、エピソード等をですね、少しづつご紹介して行きたいと思いますが。
とりあえず、今日は初オンエアでございますので、お聴きを頂きたいと思います。

嵐の2月24日発売のニューシングル「復活LOVE」
ラジオエディットで、よろしく。

♪ 復活LOVE(Radio Edit)/嵐
 
~ CM ~

♪ セント・バレンタインズ・デイ/ドリーム・アカデミー

◎バレンタインズ・デイの曲

達郎氏:

バレンタインズ・デイ、日本ではもう国民的なですね、イベントと化しております。
チョコレートを送る、それから女性が男性に愛の告白をするとかですね。

それでひと月後のホワイトデイなるものまでですね、でっち上げられまして。
でも、元々はもちろん西洋の風習でございます。
愛の誓いの、男女間の愛の誓いの日だと、されております。

起源は諸説あります。
ローマ帝国時代からあるという説がありますが。

ま、いずれにしましてもですね、外国にもあるので、洋楽にもバレンタインズ・デイの曲はたくさんあります。

日本の曲もアレしたんですけど、やっぱり日本は、すごくイベント化されているので、あんまりいい歌がないので(笑)
結局、今日は邦楽があまりかかりません。

洋楽がほとんどでございます。
ので、あらかじめ。

◎Valentine Love/Norman Connors

達郎氏:

私達の世代で、バレンタインといいますとNorman Connorsの1975年の「alentine Love」という曲がごいざいます。

全米ソウルチャート10位。
Norman Connorsはフィラデルフィアのジャズドラマーでございますけれども。
ゲストボーカルに、この曲の作者であります、マイケル・ヘンダーソン、それからジーン・カーン・・女性シンガーでございますが・・それをゲストに招きまして放ちましたヒットソング。

♪ Valentine Love/Norman Connors

◎リスナーからのお便り(山形市のN.Fさん) 

『山形は大雪となりましたので、長靴を履いて雪かきにはげみました。
まず、家の駐車場、仕事場の駐車場、朝からダブルです。
一日の始まりがヘトヘトからの仕事の始まりでした。
雪国では当たり前ですが。

そんな日々、達郎さんも雪かきをなさったでしょうか。
長靴姿の達郎さん、想像してみました。
すごく笑えます。』

達郎氏:

小さい時は、よくやりましたね。
最近は、一切しませんですね(笑)
田舎行ったとき、雪かきやらされた記憶があります。
小学生の時に。

今でも写真が残っております。

◎リスナーからのお便り(千葉県柏市のO.Dさん) 

『達郎さんはギターはマMartin派ですか、それともGibson派ですか。
是非教えて下さい』

達郎氏:

私はGuild派でございます。
GuildとMartinでございます。

スタジオで時々鳴らす・・
♪~
このギターはGibsonでございます。

ま、でもどっちか言ったらGuild派ですね。
ライブはGuildでやっております。

また下さい。

♪ バレンタインズ・デイ・イズ・オーバー/ビリー・ブラッグ

◎エンドレス・バレンタイン/epo

達郎氏:

今日は、なかなかあのぉ・・・歌詞の対訳をですね、ご紹介しても難解なんですよね。
内容暗いので、歌詞の対訳の一部だけ申し上げてもですね、なかなかこう、何を言ってるかよく判らない詩が多いのでですね。

なので、日本語の曲をお知らせ前に(笑)。

eopさん。
私、epo大好きなので!

この曲はシングルオンリーみたいですね。
ですのでベストCDに入っているやつからでございますけれども。
1990年のepoのシングル「エンドレス・バレンタイン」

♪ エンドレス・バレンタイン/epo

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週はですね、2月21日。
また恐ろしい聴取率週間がやって参ります。

「なんかやれ」と、言われておりましてですね。
ライブ中でございますので、あまり手の込んだこと出来ませんので。
久し振りに「珍盤・奇盤」いってみたいと思います!

頭数がだいぶ揃ってまいりましたので。
でも、本音を申し上げますと「珍盤・奇盤」、聴取率週間にやると、すごくウケる感じもしますがですね、女性客はあまりウケません。

当たり前ですよね・・・
でも、いいんです!
「珍盤・奇盤」やりたかったので。

◎お誕生日の代読メッセージ

達郎氏:

それでですね・・突然でありますが。
2月から3月一杯くらいまでですね、この番組のおしまいにいつもご紹介しております誕生日代読のメッセージをですね、一時的にお休みさせて頂だこうと思います。

ちょっとライブのスケジュールがタイトである時にですね、録りますと、誕生日メッセージのところが一番声が負担がかかるんです。
本編はだいじょうぶなんですけどね(笑)

あそこが一番負担がかかるので、ちょっとしばらく3,4週間お休みを頂き、少し余裕が出てきましたら、また再開させて頂きます。

何卒、よしなにご了承願います。

♪ ブルー・ヴァレンタイン/トム・ウェイツ

♪ Blue Valentine/The Solitaires

◎エンディング 

達郎氏:

というわけで『バレンタインデーで棚からひとつかみ』でございました。
今日は、ちょっと地味目でございますが。
テーマ作ると、こんなものでございます。

来週は『珍盤・奇盤』、久し振りでございます。

今日の最後はバレンタイン・デイズですのでですね、大瀧詠一さんの1977年のアルバム「ナイアガラ・カレンダー78」から・・入っております「Blue Valentine’s Day」でございますが。

これをですね、先日出ましたベストアルバム 「Best Always」 からかけようと思いまいて、聴いておりましたら、なーんかおかしいなと!

オリジナル、左右が逆になっているんですね。
ナイアガラの関係者の人に聞きましたらですね、2008年にナイアガラのカレンダーがリマスターした時に・・

2008年だから30周年か。

それの時にですね、大瀧さん自身が実は全部左右が逆だったと、オリジナルから・・
逆だったので、全部ひっくり返したと、いう・・・これレコードコレクターのインタビューで、そう語っておられますけれどもですね。

私がナイアガラ・カレンダー、私がストリングスやっておりますのでですね。
その当時のカセットとか、そういうものはですね、オリジナルのアルバムと全く同じバランスなんですよ。

「Blue Valentine’s Day」、私、ストリングスやっておりますけれども、この当時のストリングスってのは、基本的にはバイオリンが左でですね、チェロ、ビオラが右なんです。

でも「Best Always」のやつはバイオリンが右になってまして。

これ、僕、どうして、そうしたのかなって思いますがですね。
今日は、オリジナルのバランスでお聴きを頂きますことを、あらかじめお断りしつつ。

ま、いずれに致しましても、でもこれ非常にこの「Blue Valentine’s Day」、録音がいいんです。
ベースの音といい、何と言っても歌の艶がですね、非常に・・今聴くと非常にいい音をしております。

あの時から素晴らしいアルバムだと思っておりますが。
あらためて聴くとですね、またひとしおでございます。

今日の「バレンタインで棚からひとつかみ」ご清聴ありがとうございました。
大瀧詠一さんの「Blue Valentine’s Day」

♪ Blue Valentine’s Day/大滝詠一

今週のオンエア曲

14:04 復活LOVE(Radio Edit)/嵐
14:08 セント・バレンタインズ・デイ/ドリーム・アカデミー
14:13 Valentine Love/Norman Connors
14:19 バレンタインズ・デイ・イズ・オーバー/ビリー・ブラッグ
14:25 エンドレス・バレンタイン/epo
14:35 ブルー・ヴァレンタイン/トム・ウェイツ
14:41 Blue Valentine/The Solitaires
14:46 Blue Valentine’s Day/大滝詠一

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