山下達郎さん サンデーソングブック 2016年1月10日『リクエスト+棚からひとつかみ』
三連休は、天気の大きなくずれもなく、冬らしい天気の長崎でした。
今日のサンソン、ゴスペルソングの話、興味深い話でした。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
1月も早いもので、2周目になりました。
もうお正月気分がなくなった頃でございますが。
それに代わって来ますのが成人の日でございます。
ハッピーマンデー。
今年も成人になられる方、おめでとうございます。
まだ無限の可能性が・・何も決まってない、無限の可能性があります。
頑張ってやってください。
ヤンキーがまた騒ぐとこがあるかもしれませんが。
それは、また後で笑い話にできる・・。
さて、私、ツアー続行中でございます。
今週は、明日11日月曜日、ハッピーマンデー、岐阜でございます。
長良川国際会議場、何年ぶりかなぁ。
えぇ、2,3年ぶりでございますが。
お待ち申しあげております。
今週末は、大宮に戻ってまいります。
大宮ソニックシティ、15,16,金、土と連チャンでございますが。
大宮はハブなので、色んなとこからいらっしゃいます。
なかなか、お客さんが盛り上がって、いいとこでございます。
お待ち申し上げております。
番組の方は、先週も申し上げましたが、リクエストカードたくさん溜まっておりまして。
11月くらいから、ちょっと遡ってお届けしたいと思いますが。
ずっと、とってあるやつでございますが。
せっかく、それ用に音作ってアレしましたが、もったいないのでですね。
でも、自分でかけたいのもあります。
いわゆる「棚からひとつかみ」用のネタでございますが。
ですので、まぁ、今日はリクエストと棚つかを併せて、おなじみの「リクエスト+棚からひとつかみ」
これが一番なんか・・・ずーっと長く番組やっておりますけど、一番ご好評いただいているパターンでございますね。
あんまり変わらないんですけど。
それでも何か、ちょっと違う。
微妙な差が、リスナーの方に喜んで・・
そういうわけで(笑)
日曜日の午後のひととき、お正月が一段落いたしまして日常に戻ってきました。
3連休でございます。
また、のんびりしていらっしゃる方も、いらっしゃると思いますが。
日曜の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
本日は『リクエスト+棚からひとつかみ』
山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きを頂きます。
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。
この季節ですと、たくさんリクエストを頂く、私の曲の一曲。
大阪府茨木市の超常連N.Mさん。
『先日、次男、小学校5年生の自転車のタイヤがすり減って交換しないといけない状態になると、体が大きくなって、自転車が小さくなって、そろそろ買い替えの時期か、ということで近くの自転車屋さんに行って、お気に入りを探し、自転車を購入しました。
えらく喜んで、その日は寝たのですが、何か夢でも見たのか、翌朝早く起きてきて第一声。
「もう前の自転車、ないねんなー」って、寂しそうに。
5年近く乗っていた自転車、お気に入りだったのですかね。
タイヤ交換だけで、もう少し乗らせれば良かったですかね。
考えさせられる出来事でした。』
小学生にとって、自転車はすごく重要ですから・・
僕もそういう記憶がありますね、新しい自転車、ものすごく寂しかった(笑)
♪ ヘロン/山下達郎
~ CM ~
♪ Fire And Water (BBC Session)/Free
♪ Where Is The Love (We Used To Know)/Delegation
♪ 恋するハート/ディオンヌ・ワーウィック
◎リスナーからのお便り(神奈川県小田原市のT.Iさん)
達郎氏:
◎行きつけのソウルバー
達郎氏:
これは、私のレコード棚から持ってきたものでございますが。
私の行きつけのソウルバーがありましてですね、246に。
そこでレコードをかけてるお姉さんはですね、人妻なんですけども、若いんですがね、大変研究熱心で。
ほとんどアナログでかけるというソウルバーで。
なかなか最近忙しくて行けないんですけどですね。
そこ行って、一人で飲みながらですね、スウィートソウル聴くのが楽しみでございます。
先日メールくれましてですね、アーサー・プライソック。
アーサー・プライソックって50年代から、いわゆるその・・・近代リズム&ブルースの一世代前のジャズ時代からやってる人なんですが。
この人の70年代のレコーディング聴いて、すごく良かったというアレなんですが。
♪ When Love Is New/Arthur Prysock
~ CM ~
◎盛岡公演
達郎氏:
昨年の12月25日のクリスマスデーにですね、盛岡で、ちょいとドタッてしまいましてですね。
途中で演奏中止して振替にして頂きました。
振替の日が決まりました。
4月20日
また盛岡県民会館にて演奏します。
ですので、千秋楽が沖縄だったのがですね、ちょいと延びまして。
詳しいことは、キョードー東北のホームページに掲載されておりますので、そちらご覧頂きたいと思います。
当時お出で下さった皆さん、そのままのチケットで有効でございます。
すいませでした!(笑)
お待ち申し上げております(笑)
今度は大丈夫ですから(笑)
◎ Every Praise/Hezekiah Walker
達郎氏:
お次にお聴きを頂く、この一曲は、オールディーズソングではないんですがですね。
これ、私、一回ご紹介しようと思って、はっと気がついたら、もう1年以上経ってしまいました。
2014年といいますから、おととしになりますが。
2014年の前半に、アメリカでですね、誘拐された少年がいましてですね。
ウィリー君という10才の少年がいまして。
ジョージア州のアトランタなんですけども。
何者かに、この人が誘拐されまして、この少年が。
車に押し込まれて、監禁されたんですけども。
それを、彼はですね、そこで泣き叫ぶかと思いきやですね、ゴスペルソングを歌い始める。
この子はクワイアに参加してる人なので、3時間に渡ってですね、車中でゴスペルソングをずーっと歌い続けたそうですね。
その犯人が、それに初めは黙れとかうるさいとか言ってたらしんですが、それで俺のこと口外するなって、結局3時間後に彼を開放したんだそうです。
このウィリー君がですね、歌い続けた曲というのがですね「Every Praise」という曲でありまして。
この曲のオリジナルがですね、ヘズカイア・ウォーカーという人で。
この人はニューヨークのブルックリンのですね、ゴスペルのシンガーなんですが。
このウォーカーさんがですね、感動してアトランタまでウィリー君に会いに行ったという。
このエピソードが2014年の夏くらいに日本でも結構話題になりまして。
僕、それを秋の終わりくらいにですね、知ったんですね。
ちょうど僕、2014年のゴスペルのオムニバスで、この「Every Praise」を聴いてですね。
すっごいいい曲なんで。
それでヘズカイア・ウォーカーの2013年に出たですね『AZUSA THE NEXT GENERATION』おちう新譜を買ったんですけど。
ちょうどそれを聴いてた時に、この話がですね、たまたまネットで目にして、それをサンソンで申し上げようと言って、もう1年ちょっと経ってしまいました。
早いものでございますけども。
ようやくお聴き頂ける時間が来ました。
「全ての賛美を私達の神に」といういような歌でございます。
ヘズカイア・ウォーカーの2013年のアルバム『AZUSA THE NEXT GENERATION』の一曲目に入っております。
♪ Every Praise/Hezekiah Walker
◎エンディング
達郎氏:
今日はこの辺で。
来週も引き続き『リクエスト+棚からひとつかみ』でございます。
川崎市のI.Hさん。
『11月23日に夫と中野サンプラザでのライブに行って参りました。
すばらしかたです。
特に会場が一体となって盛り上がり感動しました。
達郎さんの歌声、胸に沁みます。
そんな中、ふと横を見るとリズム感に問題あり(笑)の夫が直立不動で手拍子を・・・
盆踊りの合いの手?
神社のかしわ手?
三三七拍子?・・・
まぁ、何でもよしとします(笑)
達郎さんのファンクラブに入ってくれ、一緒にライブに行き、当人なりに楽しんでる夫に感謝。』
へへへ(笑)
お幸せに、引き続き。
秋田県能代市のK.Yさん。
『そんな事聞いてどうすんだコーナーに質問です。
何故、達郎さん、まりやさんのコンサートでミュージシャンの配置は、あのようになっているのですか。
他の人のライブの配置は、ベースやギター、コーラスなどが違ってると思いました。
差し支えなければご回答お願いします』
人それぞれ、全部違いますよ。
僕は長いことやってる中でですね、この配置が一番自分にとってやりやすいんで。
僕、バンマスで自分がキューを出すのでですね、全ての人間に見えるように、指示しなきゃなんないんで。
例えばバンマスがベースの人とか、キーボードの人だったら、また違う配置になりますので。
そういう事がすごく関係があります。
私は歌いながら、そうやってキュー出すので、みんなから見える位置に、確実に見える位置に、そいうか僕が彼らを見る、確実に見えるという、そういう位置、配置にしてますので(笑)
ま、そういうようなアレですね。
で、それが凄く三十何年ずーっと同じ位置でやってるので。
メンバーもそれがやりやすいので、まりやのヤツもそれの延長でやってるという訳でございます(笑)
でも、若干違いますね。
そんな事聞いてどうするんでしょうね、ほんとにね。
神奈川県川崎市のT.Tさん。
『12月22日、中野サンプラザの3列目の**番をゲットしました。
当日は上から目線で楽しませて頂きました。
できればライブのどこかでトイレ休憩を入れてもらえれば助かります。』
休憩いれられなくて、すいませんね(笑)
『ぜんぜんライブとは関係ないのですが、私の姪がアキバの超有名メイドカフェでアルバイトしてます。
行くと、「おじさーん」といつも言われてます。
では。』
というですね、面白いですね。
横浜市のM.Tさん。
これも面白いハガキですが。
『3回目のおたよりです。
私はラジオを聴くのが好きなのですが、とある地方局の番組で達郎さんの「クリスマス・イブ」は”きっと君は来ない”と言い、まりやさんのチキンのCMでは”クリスマスは誰にもやってくる”と歌っていますが、これはアンサーソングなのではないでしょうか、と話ていました。
そうだったんですか?
知らなかったのは、もしかして私だけ?
こんなに、しょっちゅう達郎さん、まりやさんの曲を聞いているのに。
真意のほど、お教えください。』
よく判らいですね(笑)
歌です!ただの!
歌です!
だいたい製作年度が、もう何年違うんだ?
15,6年違いますからね。
歌です!ただの!
ボブ・ディランの歌詞をですね、非常に分析したと称してですね、ありもしない意味をでっち上げるのをディラニストと昔言うんですね。
こんなもの、ただの歌じゃねぁかと桑田君の有名な本がありますがですね。
歌です、歌!
歌に、あんまり、あのぉ・・大きな意味を・・
ポップソングですから・・持たないでくださいね。お願いですから。
今日はこの辺で。
♪ 希望という名の光/山下達郎
今週のオンエア曲
14:04 ヘロン/山下達郎
14:09 Fire And Water (BBC Session)/Free
14:15 Where Is The Love (We Used To Know)/Delegation
14:20 恋するハート/ディオンヌ・ワーウィック
14:25 When Love Is New/Arthur Prysock
14:35 Every Praise/Hezekiah Walker
14:44 希望という名の光/山下達郎
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