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山下達郎さん サンデーソングブック 2018年6月24日『リクエスト特集』

山下達郎さん サンデーソングブック 2018年6月24日『リクエスト特集』

横浜市内は土曜日は雨でしたが、日曜日は晴天に恵まれました。
夏本番は、もうすぐそこにある感じです。

さて、今日のサンソンでオンエアされた
Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)/Kim Weston
ドゥービー・ブラザースがこれをカバーしてたのはよく聴いてましたが、そのオリジナルがこれだったのですね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

6月最後の日曜日でございます。

えぇ、私、いよいよツアーが始まりまして。
昨日から始まっております。

で、従いまして、この番組、前倒しで録っております。

昨日23日、土曜日「千葉森のホール21」
旧松戸市文化会館ですね。
昨日、本日と2日公演でございます。

昨日、始まりました。

上手くいってるはずでございます(笑)
今日も、上手くいくはずでございます(笑)

お出での皆さま、お待ち申し上げております。
いよいよツアーがスタートでございます。

初日、松戸で開きましてですね、早くもNHKホールが待っているという。
今週、木曜日、金曜日、28、29
東京NHKホールでございます。

今年NHKホール、これだけでございますので。
お出での方、お待ち申し上げております。

いきなりNHKから、あれですけどね。
昔は、初日が厚木で、1日おいて大阪フェスティバルホールみたいなことが、ありましてですね。

そういう理不尽なスケジュールを・・やられたこともありますけども。

ま、相変わらず理不尽でございます(笑)
がんばります。
ふへへ(笑)

先週も申し上げましたが、ライブを再開して10年目になります。
55の時に始めまして、65まで、まだ続けてられますので。

でも、まぁ、だいぶ年も食ってきましたし、なるべくこう・・
あんまり、ガツガツやらないで。
楽に、楽に・・・
いこうと思っております。

そういうような感じで、セットリスト・・
きれいなセットリストで・・
やっております(笑)

で、ツアー始まりましたので、番組の方は、こういう時には皆さまのリクエストハガキ、それからお便りに助けられまして、本日はリクエスト特集でございます。

この間、ギターのギブソンだの、フェンダーだの・・
それからジャズだのと、いろいろやりましたので。
リクエストハガキが、山のように溜まっております。

ベタなのもありますし、すごくマニアックなものもありますが。
いつものサンデーソングブックのリクエスト特集の感じでいってみたいと思います。

梅雨の真っ盛りでございます。
前倒しであんまり・・ですけども。
先週は、雨の予報がずっとありましたので。

梅雨真っ盛りでございます。

梅雨を吹っ飛ばすべく、リクエストにお応えしたいと思います。
日曜日の午後のひと時、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック「リクエスト特集」でございます。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。

さて、かねてから申し上げておりました、細田守監督、最新作アニメ「未来のミライ」
7月20日に、いよいよ公開になります。

この作品のオープニングテーマ、エンディングテーマ、2曲 私が担当しております。

今回の細田守さんの「未来のミライ」
この作品はですね、主要なキャラクターがまず2人登場します。
くんちゃんという4歳の男の子、この子お兄ちゃん。
2人目に生まれたのが妹で、これがミライちゃん。

生まれたばっかり。

私のオープニングテーマの「ミライのテーマ」は、このミライちゃんのミライからとっております。
「ミライの未来」というのも、そこからきています。

で、エンディングテーマは、くんちゃんのことを歌った歌でございます。
兄妹の歌で、そういう構成になっております。

オープニングテーマを今日はお聴きをいただきたいと思います。
ずいぶん前からですね、映画館の予告編、それからYOUTUBEでもショートサイズをお聴きをいただいておりますが。

本邦初オンエアでございます。

気の早いみなさんのリクエスト・・・
たくさん、たくさんいただきました。
オープニングテーマの「ミライのテーマ」をお聴きをいただきます。

久しぶりにシュガーベイブ・テイストの曲を作ってみました。
お気に入り頂ければ幸いでございます。

7月11日発売
山下達郎ニューシングル、2曲あります。
まず1曲目「ミライのテーマ」

♪ ミライのテーマ/山下達郎

~ CM ~

♪ We’re Gotta Get Out This Place/The Animals

◎リスナーからのお便り(名古屋市のT.Aさん) 

『ギブソンで棚つか、フェンダーで棚つか
サンソンでの特集とはいえ、通常の棚つかよりは知ってる曲が多くかかり、楽しいですね。
サンソンじゃないみたい。』

達郎氏:

フハハ(笑)
えぇ・・あまりマニアックな路線っていうかですね・・

最近あのぉ・・初めての方とかですね、お若い方が増えてるので。
リスナーの幅がですね、すごく広がってきてるので。

ものすごく苦労します。
選曲も苦労します。
ま、いいんですけど・・

◎リスナーからのお便り(横浜市のA.Hさん) 

『達郎さん、こんにちは。
鉄腕アトム、全15巻をやっと読みました。
一番の驚きは、なんとアトムが10万馬力から100万馬力にアップしてるじゃないですか。

今まで、モノクロアニメの主題歌の10万馬力の印象が強く、達郎さんの「アトムの子」の100万馬力に違和感があったのですが、すっきりしました。』

達郎氏:

ずーっと言ってるじゃないですか!!

♪ Party Down/Little Beaver

◎リスナーからのお便り(兵庫県姫路市のA.Mさん) 

『ハガキを出すのは5回目くらいです。
読んでもらえるまで出します。
私は、ここ数年でものすごく達郎さんにハマったものです。
子供のころから、曲はいくつか知っていましたが、ライブに行ったり聴き始めたのが2,3年です

なので、あまり初歩的なことがわかりません。
毎週ハガキは何枚くらい届いてるのでしょうか。
この番組は生放送・・そんなことから知りません。

そんなこと聞いて、どうすんだと言わず、教えていただきたいです。
神戸のライブ、当たりますように。』

達郎氏:

いかがでしたですかね・・

『ファンクラブ入りたいです。』

達郎氏:

ふふふ(笑)
すいませんね(笑)
いろいろね(笑)

ハガキは週によって違いますけれど。
最近とにかく、なんか、どんどん増える一方になってきまして。
どうしようか、ちょっと困ってますが。

うれしい悲鳴です。

生放送じゃありません。
録音です。

だいたいは数日前の直近でなるべくいきますが。
生放送すると、ヤバいこと言いますので。
それを山岸君にカットされましてですね・・

あとは・・・年のせいかですね、「74年」と言うつもりが「84年」と言ったりしますので。
それをまた、山岸君にいじめられます。

えぇ・・そういうことでございます。

♪ Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)/Kim Weston

◎リスナーからのお便り(三重県鈴鹿市のN.Yさん) 

達郎氏:

三重県鈴鹿市のHONDAにお勤めの方でございます。
HONDA技研の寮にお住まいのN.Yさん。

『今年の2月、宮崎県から三重県鈴鹿市に単身でまいりました。
風薫る五月、こちらの水にも慣れました。

いわゆる期間工の仕事で、面接のときに志望理由を聞かれ、とっさに「ザ・ビーチボーイズが好きでリトル・ホンダというのがあったからです」と答えたら合格しました。
頑張ります。
目覚ましはホンデルズのあの曲です。』

達郎氏:

素敵なお便りですね!
で、リクエストがザ・バディーズ。

♪ I’ll Surf Around The World/The Buddies

◎リスナーからのお便り(足立区のK.Mさん) 

『達郎さん、こんにちは。
”しつこ”のハガキは何枚くらい届くのですか。
私は一度書いて、ボツられたリクエストや質問はお蔵入りにして、新たなネタ探しをするのですが、最近ネタ切れで思うようにペンが進みません。

なので、私も”しつこ”で攻めようかなと思っております。』

達郎氏:

そうしてください。

♪ Remember The Rain/21st Century

~ CM ~

◎竹内まりやさん

達郎氏:

業務連絡なんですが。
竹内まりやさん、今年の11月25日でデビュー40周年を迎えます。

そこでですね、シアターライブ・・私も前にやりましたが、シアターライブが製作中です。

ライブがほんとに少ない人なので、2000年の「souvenir」のライブ
それから2010年の「souvenir again」
それから2014年に久しぶりに全国ツアーしまして・・「souvenir2014」

ここのライブの映像からですね、チョイスして初映画化が、ライブ映像ですね・・決定いたしました。

「souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~」として、2018年、今年の11月23日から期間限定ロードショウになります。

ここの18年間のですね、ライブ映像の集大成でございますので、ご期待ください。
目下鋭意製作中でございます。

詳しくは竹内まりやスペシャルサイト、ここでご確認ください。
https://wmg.jp/mariya/

♪ デイドリーマー/デヴィッド・キャシディ

◎リスナーからのお便り(兵庫県神戸市のM.Fさん) 

『質問なのですが、時々達郎さんが「スタジオミュージシャン」とおっしゃってますが、スタジオミュージシャンとはどのような方なのでしょうか。
文字通りスタジオだけで演奏されるミュージシャンなのでしょうか。

対義語は何ミュージシャンでしょうか。
知らないことだらけで、教えていただければ嬉しいです。』

達郎氏:

スタジオミュージシャンは文字通りスタジオで演奏して、レコードを作るために集まってくる人です。

でも別にスタジオミュージシャンがスタジオでしかやらないことはありません。
ライブでもやります。

たとえばスタッフとかエアプレイとかですね。
ジャズのミュージシャンもそうですけど、スタジオで仕事もしますし、ライブでやるという人もいます。

自分たちのバンド持ってるとか、そういう人たちもいますが。

まぁ、要するに譜面が、読譜力があってですね、譜面の上りが早いという。
一曲の演奏の上りが早いという、そういう人が、スタジオミュージシャンやりますが。

スタジオミュージシャンの反対語はステージミュージシャンです。
いわゆるライブ・ミュージシャンですね。
ライブ専用のミュージシャン。

スタジオミュージシャンより一角落ちると言われてますが、今はそうでもない。
で、アニマルズみたいにですね、バンドでも、スタジオミュージシャン並みのテクニック持ってる人いますし。

いろいろありますです。

あのぉ・・音楽はスタジオで作るというのが全盛だった時代に、それ専門にですね・・
要するに、噺家の寄席の掛け持ちみたいなもんですね、え。
そういう感じだと思ってください。

♪ Mr.Sun/The Lettermen

◎リスナーからのお便り(長野県上田市のS.Kさん) 

『先日YOUTUBEに「僕の中の少年」がアップされていたので聴いたのですが、感想欄のところに「自転車が去っていく音が聞こえる」という書き込みがあって、耳をすまして聴いていたのですが、正直わかりません。

レコードの方がわかりやすいとの書き込みもあったので、レコード盤の「僕の中の少年」をリクエストします。』

達郎氏:

妄想です、妄想!
ありません、そんなの。

『先日リスナーさんの質問で「東京ドームに行ったことがありますか」という質問がありましたが、ライブはご覧になったことはないのでしょうか。
プロレスのはなしは先日聴きましたが。

僕は今月末に行われる音楽ライブに参加してきます。』

達郎氏:

もちろん行ったことありますよ(笑)
U2
ストーンズ
・・え、ま、いろいろ(笑)

ふふふ(笑)

◎リスナーからのお便り(山口県周南市のW.Mさん) 

『いつも楽しく拝聴しております。
夏のツアー、ほんとに楽しみです。

さて、前々からずっと疑問に思ってることがあるので、質問させていただきます。
支障ない範囲でお答いただければ嬉しいです。

これまで26枚のアルバムをリリースされている達郎さんですが、あることが気になっています。
それは、ジャケットの表記のことですが。

80年の「RIDE ON TIME」までは”Tatsu Yamashita”
「FOR YOU」からは”Tatsuro Yamashita”
となってる件です。

ひょっとすると、すでに周知のことなのかもしれませんが、40年以来のファンである私は今だにその理由が知りません。
もしよろしければ、その理由をあらためてお教えしていただけないでしょうか。

気になりだすと、夜も眠れなくなるってことでもないのですが。
何卒よろしくお願いします。
ツアー成功、祈念いたしております。』

達郎氏:

洒落があるお便りですね(笑)

あの、気分です!
気分!

ふふ、すいません(笑)

何の根拠もありません(笑)

今日はTatsuroにしてみようか、今日はTatsuにしてみようかとか。
あとは、Tatsで”Tats Yamashita”という表記も、「ON THE STREET CORNER」なんかにあったかな。

気分です、気分!

テキトーです。
なんの根拠もありません。

◎リスナーからのお便り(長野県安曇野市のU.Eさん) 

『25年以上、拝聴。
高校生の時からして、初めてお便りします。

あるリスナーさんからのお便りに対する達郎さんのメッセージをもう一度聞きたくてタイムフリーで夜中に聴いていたのですが、サンソンでかかる曲は日曜日の昼下がりに合うという視点で選んでいらっしゃるのでしょうか。

夜中に聴くのも、またいいなとか思いながら、久しぶりにハガキを書きました。』

達郎氏:

ま、あの・・日曜日の昼間の番組なので、夜かけたくても、できませんのでですね。
それでも、かけますから。
今はタイムフリーなので、いろんな方がですね、いろんな感想を・・
お聴きいただいて、とてもありがたいですね(笑)
ほんとに。

それで、お若い方なんかもお便りいただきますが。

◎リスナーからのお便り(愛知県の方) 

達郎氏:

このお便りは、内容があれなので。
愛知県の方ですが・・
えぇ・・女性の方で。

『拝啓 はじめてお便りします。』

達筆のお手紙くださいました。

『我が家の娘が大学を卒業して、今年4月に就職しました。
先日その娘が「もう社会人になったのだから、門限10時は解除して」と私に言ってきました。

私は一瞬たじろぎましたが、こう言いました。

「その気持ちはわかるけど、まだあなたは親の管理下のもとで、この家で暮らしているのだから、我が家のルールは守るべきよ。お母さんも結婚前は、そうしてきたし、世間の目もあるのよ」

それでも娘は不満の様子。
時代の流れもあると思いますが、私は厳しすぎるでしょうか。

達郎さんは、ご自分のお嬢さんには、どのようにされていましたか。
年頃の娘を持つ親に、よいアドバイスをお願いします。』

というですね・・・

んん~ん
難しい問題ですが(笑)

あの・・二つ考え方があると思います。

大学を卒業して就職したから、自分のお金で生活をするという・・
自宅にお住まいですけれども、自分が仕事を始めたのだから、自分の、なんていうかな、自由時間というものは、自分で管理するという・・

それが社会人としての一歩だという考え方もありますし。

自宅に住んでいる以上は、門限その他、親御さんの指示に従うというですね・・

でも、結局は親御さんの意思が大事なんで。
私みたいな他人がですね、こうして、とか、ああしてとか、そういうことにはなりません。

私の場合は、ま・・・中間ですかね。
それなりの社会常識に見合った、そういう基準でやっておりましたから。

絶対門限10時! そういうことまではしませんでしたけども、でもオールはダメよ、という。

そういうようなことですから・・
それはもう、ご家庭、ご家庭の判断でございますので、それが間違ってるとか、そういうことは言えませんので。

それでまあ、彼女が、どう感じるかというのは、それもまたその先ですけれど・・
結果的にですね、それが悪い方とかいい方とかにいきませんから。
それは家庭の、やっぱりその・・普段のコミュニケーションのあり方だと思いますので。

あんまり答になってないかもしれませんけども。
ご自分の解釈というか、ご自分の意思で決められたほうが、いいと思います。
その方が後悔がないという(笑)
そういう感じと思います。

あんまり、いいアドバイスじゃなかったかもしれませんけどね(笑)

◎エンディング 

達郎氏:

というわけで、今日はこのへんで。

季節柄、毎年なんですが、私の「十字路」にたくさん頂いております。
町田市の超常連H.Yさん。

『達郎さんの好きなお団子の種類がありましたら、教えてください。』

最近、食うネタばっかりですね、この人(笑)
お団子は、辛党なので、あっちの辛いやつです。
みたらしですね。
あんこダメです。

たくさん頂きました、山下達郎86年のアルバム「ポケット・ミュージック」から「十字路」

♪ 十字路/山下達郎

今週のオンエア曲

14:04 ミライのテーマ/山下達郎
14:09 We’re Gotta Get Out This Place/The Animals
14:14 Party Down/Little Beaver
14:19 Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)/Kim Weston
14:23 I’ll Surf Around The World/The Buddies
14:27 Remember The Rain/21st Century
14:34 デイドリーマー/デヴィッド・キャシディ
14:39 Mr.Sun/The Lettermen
14:47 十字路/山下達郎

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