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山下達郎さん サンデーソングブック 2020年02月23日『山下達郎ライブ特集』(#1428)

山下達郎さん サンデーソングブック 2020年02月23日『山下達郎ライブ特集』(#1428)

3連休は福岡市内と山口県長門市で過ごしました。
九州も春一番が吹き、冬も終わり本格的な春へと向かってます。

今日のサンソンは達郎さんのライブ特集。ライブ再開して12年目になる達郎バンドは「ここ数年間で、だいぶ音のまとまりが出てきました」
プロのバンドでも10年かかるんですね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

2月の最終日曜日でございますが。
3連休、天皇誕生日ですね。
令和最初の天皇誕生日。

私たちの世代は、昭和世代ですので、天皇誕生日といえば4月29日であります。
時代は変わるという感じでございます。

東京は、昨日春一番が吹きました。

早い春一番であります。
天候不順なのでしょうがないんですけども。

今週は、わりと雨がちの予報が出ております。
最近は、あんまり天気予報もあてにならない(笑)という・・・

ほんとに、気温差が激しいので。
あいかわらず、お気をつけください。

巷は、コロナウイルス、それから花粉もりますし。
いろんなものがあります。

最近はやっぱりSNSで、いろんな情報がですね、飛び交いましてですね。
どこまでがほんとで、どこまでが嘘かわからない情報も、たくさん流布しておりますので。

あまり、そういうものに付和雷同せずに、自分の身は自分で守る・・・
消極的ではありますけれども。

仲間内で助け合ってですね、そういうことを、しないといけないなと思っております。

風邪
コロナウイルス
花粉
いろいろありますが・・

くれぐれもみなさん、お身体お大事に。

アメリカではインフルエンザで1万人以上が亡くなっているという・・
日本も、インフルエンザの死者、毎年多いので。
あわせて、くれぐれも気をつけてください。

番組の方は、2月最後の日曜日でございまして。
天皇誕生日、3連休。
だからかもしれませんけれども、今週が、恐怖のラジオの聴取率週間でございます。

二月にいっぺん、そういうのが巡ってまいります。
そうするとですね、局の方から、なんかやってくれ!と。
どうしましょうか・・と。

そういうアレでございますが。
そんな二月にいっぺんですね、なんかあのぉ・・相撲の本場所じゃあるまいし。
そんなに、いろいろできません。

ネタがないので。
今日は、いつものパターンで。
ワンパターンでありますが、今日は山下達郎のライブでお楽しみいただきたいと思います。

ここ数年間、ライブ・ソース、なかなかチェックする時間的余裕がありませんでしたけれども。

ここしばらく、時間の余裕がありましたので。
いろいろと、PAアウトですけれども、チェックしてですね選んで参りました。

ですので、全部2010年代、ここ3、4年のソースで・・・
最新ライブといっていいと思います。

ライブお出でにいただいた皆さん、お出で頂けなかったみなさん、ともにお楽しみいただければと思います。

私のライブは、長いので(笑)

曲数が、それほどたくさんお聴きいただけませんけれども。
よろしくお願いします。

日曜日の午後のひと時、本日は山下達郎のライブでお楽しみいただきます。
最高の選曲・・か、わかりませんけれども、最高の音質でお届けしたいと思います(笑)
リマスタリングして、持って参りました。

曲が長いのでCM前の曲は、今日は飛ばしまして、お知らせあとに、さっそくいってみたいと思います。

~ CM ~

♪ ミライのテーマ (Live / ‘18.10.26 中野サンプラザ)/山下達郎

◎ ミライのテーマ 

達郎氏:

冒頭にも申し上げましたが、全てPAアウトでございます。
ミックスダウンしたものでは、ございませんので、PAから出たものをリマスタリングしてお聴きを頂いておりますので。

バランスとか、そういうものはですね、若干ご勘弁いただきたいんですけれども。

その分、一切修正がありません。
ガチンコでございます(笑)

一発勝負をお楽しみいただければと思います。

まずは「ミライのテーマ」
2018年の10月26日、中野サンプラザでのライブであります。

ここ数年間で、だいぶ音のまとまりが出てきましてですね。
もう、リズムセクションは11年やっておりますので。

今年で12年目か・・に入りますので。

だいぶ音がまとまって参りました。

◎ リスナーからのお便り(渋谷区のK.Mさん) 

『実家のある北鎌倉では、紅白の梅が満開を過ぎようとしています。
その代わり、さまざまな色の椿が、次々に咲いて美しい春の季節の始まりを告げています。

甘い香りが、あたりに漂い、本来は楽しいはずの頃なのに、日本も世界の状況が、ますます悪化の一途をたどっているように思います。

ついニュースを見てしまいますが、不安がつのるばかりなので、テレビやPCからあえて離れるようになりました。
本を読んだり、植物の手入れをしたり、片づけたり、自分ができることに気を向けようと思ってます。』

達郎氏:

えぇ・・・
その通りでございます!

惑わされないように、しましょう!
なかなか、むずかしい!

◎ Dancer 

達郎氏:

2016年4月20日の岩手県民会館。
年末に声の調子が悪くて、延期してしまいまして。
実質的な千穐楽でございます。

ライブバージョンです。
長いですけれども、よろしくお願いします(笑)。

♪ Dancer (Live / ‘16.4.20 岩手県民会館)/山下達郎

◎ リスナーからのお便り(埼玉県北本市のT.Nさん) 

『もうすぐ、暖かい春がやってきますが、花粉症の私はボックス・ティッシュを抱えて、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみと戦っています。
達郎さんは、花粉症だいじょうぶですか。』

達郎氏:

私、幸運なことに、花粉症はぜんぜん大丈夫です。
私の友人、このあいだずーっと花粉症で悩んでたやつがいるんですけども。
急に治った!  そういう人もいるので。
地道な体質改善、がんばってください!

◎ 君は天然色 

達郎氏:

どこがいいテイクかなって、探そうにも50回もやっているのでですね。
全部、聴けないんですね。

ですので、さきほどのSさんのご覧になった9月24日の名古屋国際会館センチュリーホール、これでいってみましょう(笑)

全体のまとまりが、比較的いいなと思いましたので。

昨年は、大瀧さんの七回忌でありまして。
なので、大瀧さんの曲、1曲やろうと思いまして。
「君は天然色」いってみました。

演奏前のMCとともに、お聴きをいただきたいと思います。

MC 『これも、今から四半世紀以上前の話になるんですけれども。
大瀧さんとカラオケ屋に行ったんですね。

二人じゃないですよ(笑)
仲間内とカラオケ屋に行きまして。

それで、僕はこの歌を歌わせてもらったんですけども。
それを聴いて大瀧さんが僕に

「この歌、お前にやるよ」

って言ったんですね。

それ僕、長いこと忘れていたんですけども。
今回、この曲をステージでやるにあたって、知人経由でそういう話が出てきて。
あぁ、そういえば、そんな話もあったなぁっていうですね・・

ちょうど七回忌を前に、この歌をライブでやれるということは、そういう意味では、いいご供養になるかなって、思いまして。
今晩はこの1曲を。

私の大好きな、大瀧さんの、この1曲。
みなさんも、きっとお好きだと思いますが。
この1曲を。』

♪ 君は天然色 (Live / ‘19.9.24 名古屋国際会館センチュリーホール)/山下達郎

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週は、3月に入ります。
はやいもので、もう3月でございますが。

久しぶりに「ひな祭り ガールシンガー、ガールグループ」でやってみたいと思います。
ここんとこ、買ったシングルとか、いろいろとありますので。
久しぶりに、がんばってみたいと思います。

引き続き、リクエスト、おたより、たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

◎ リスナーからのお便り(足立区のK.Mさん) 

『達郎さんは、孤独のグルメをご存じですか。
私は、ひとりでお店に入るのが、とても苦手です。
なので、ひとりで外食できる人がうらやましい。
自分も孤独のグルメを楽しんでみたいと思うのですが、達郎さんは一人での外食は平気な方ですか。
ライブ特集、たのしみにしています。』

達郎氏:

へへ(笑)
私も、あんまり得意じゃありません(笑)
ひとりで行くのは、馴染みの店しかいきません。

飛び込みは、なかなかですね・・

行って正解ならいいですけど、不正解だと、やっぱりこう・・
この年になると、一食、一食大事に・・

あと一生で何回食事ができるか!
そういう・・・
気持ち、よくわかります。

ひとりで食事するのも、好きな人っているんですね。
特に女性!ひとり飯。

◎ Hot Shot 

達郎氏:

『Hot Shotも長いんですけども。
ライブ再開してから、1回しかやっておりません。

80年代に、結構たくさんやっておりまして。
今日は、ぐっとさかのぼって(笑)
80年代の演奏でお聴きをいただきたいと思います。

昔の方が、もう、演奏の「長さ」といい、「くどさ」といい・・
昔の方が、圧倒的に長くて、くどかったので。

もう「くどさの極致」です。
若さゆえ・・

1980年の5月3日、すなわちライド・オン・タイムが発売されたときの、最初の中野サンプラザのライブ。
ここから中野サンプラザがホームグラウンドになりました。

5月3日・・
この時代は、5人で演奏しておりました。

青山純 ドラム
伊藤広規 ベース
難波弘之 キーボード、で

僕のギターと
椎名和夫のギター、という・・・

5人演奏でございまして。

27、26、22・・
そのくらいのですね、若さゆえの演奏でございます。

くどくて長いです!

♪ Hot Shot (Live / ‘80.5.3 中野サンプラザ)/山下達郎

でも40年経ちましたね・・

カセットからリマスタリングしたやつなので。
カセットでもリマスタリングすると、十分に聴けますね!

とにかく、力任せの演奏でありました(笑)

◎エンディング 

達郎氏:

てなわけで『山下達郎ライブ特集』でございました。
また機会があれば、というところですかね(笑)

札幌市のK.Tさん。

『毎回、何年のどこの公演とご紹介がありますが、その日時の曲を選ぶポイントは何でしょうか。

ステージで歌い終えた瞬間、これはうまくいった!と直感で選ぶのですか。
はたまた毎公演、全ての音声をチェックして決めているのですか。』

そんな(笑)
さきほども申し上げましたみたいに、ポツポツとセレクトしてですね・・・

で、自分でうまくいったとか、自分でこれダメだなっていうのは、ぜんぜんあてにならないです。

あとで冷静に聴いてみると、思ったより良かったとかですね・・
あと、すごくよかったと思ったのが、なんか妙に雑駁だったりですね・・
そういうこともございますので。

なかなか、芸事はむずかしい、という・・・

先日、文楽を観に行きまして。
とある太夫さんが、おっしゃってたんですけども。
やっぱり始めたころは、自分の語ってる声と、実際にお客さんが聴く声があまりに違って。それがものすごくショックだったという、そういうようなお話しがパンフに書いてありましたけれども。

だれでも、自分の録音された声を最初に聴くとですね、ガクッと落ち込むんですよね。

それが、だんだんギャップが埋めていくというのが(笑)
芸事の作業だと(笑)
噺家さんも、歌手もですね、みんな同じようなことを申し上げますけどもですね。

声の商売っていうのは、そういうギャップをどれくらい埋めるかという・・
昔話になってしましました。

今日の最後は、昨年19年8月10日の中野サンプラザでのライブバージョンから「リボーン」、これで終わりたいと思います。

ちょうど福岡市のU.Sさん、「リボーン」
昨年のツアーということでご所望いただきました!

♪ REBORN (Live / ‘19.8.10 中野サンプラザ)/山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 ミライのテーマ (Live / ‘18.10.26 中野サンプラザ)/山下達郎
14:12 Dancer (Live / ‘16.4.20 岩手県民会館)/山下達郎
14:24 君は天然色 (Live / ‘19.9.24 名古屋国際会館センチュリーホール)/山下達郎
14:32 Hot Shot (Live / ‘80.5.3 中野サンプラザ)/山下達郎
14:43 REBORN (Live / ‘19.8.10 中野サンプラザ)/山下達郎

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