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山下達郎さん サンデーソングブック 2011年09月18日「棚つか+リクエスト」

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山下達郎さん サンデーソングブック 2011年09月18日「棚つか+リクエスト」

長崎は9/17(土)は秋晴れの良い天気でしたが18(日)は明け方から激しい雨が降りました。
午後には回復して秋空が広がっています。

秋の景色はいいですね。

↓長崎市の旧上海銀行前の国道です。
歩道橋が取り外されて眺めが良くなりました。
【街の風景】旧上海銀行_001

↓水辺の森公園から眺めた女神大橋。
朝の景色です。
【街の風景】常磐町から女神大橋とドックを_005

今日のサンソン、近藤真彦さんのMOMOKO※がリマスタリングされてオンエアされました。
※作詞:松本隆 作曲、編曲:山下達郎
演奏メンバーは青山純(ドラムス)、伊藤広規(ベース)、山下達郎(ギター)、難波弘之(キーボード)だと思いますが、ギターソロが達郎氏とは・・・豪華!

それからリスナのお便りで「私の耳にはエリッククラプトンのチェインジ・ザ・ワールドの中に”アワビとサザエを茹でます”と聴こえるところがあります」って空耳アワーのようなお便り。

もしかして、このサビの部分ですか?
たしかに聴こえます(笑)!

“I will be the sunlight in your universe”

ということで、このブログでは、山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

敬老の日のハッピーマンデーでございます。
三連休でございます。

今週末は秋分の日。また三連休でございます。
いいですね!
中、三日。

サラリーマンの方、いいですね、今週は。
ヘタすると、この三日休んで、どっか行こうとか、そういう方もいらっしゃるかもしれません。

私は今週あたりからスタジオ入でございます。

まりやのCMタイプのフルバージョンを今月中に作ってしまいますので、エイヤッという感じでございます。
いよいよ、それが終わりますと、10月に入りますとライブのリハーサルが始まります。

今回は64本と長いツアーなので一生懸命頑張りたいと思います。

てなわけでレコーディングをやっておりますので、ちょいと今日は前倒しでございます。
季節のご挨拶ができません。

先週に引き続きまして今日も「棚からひとつかみ+リクエスト」。

皆様から頂いた・・・今日は100%リクエストですかね・・・
そんな感じだと思いますが。

相変わらず沢山リクエストカードいただきまして、誠にありがとうございます。
今日も皆様のお便りとリクエストカードに助けられつつ、進行して参りたいと思います。

今日は業務連絡がいろいろとございます。
プレゼントのお知らせ、その他、新しいインフォメーションもございますので番組の中程で申し上げさせていただきます。

という訳で、日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂いきたいと思います。
ジャックスカード・山下達郎サンデーソングブック。

今日は皆様からのリクエストを中心にお届けを致します。
今日も最高の選曲、そして最高の音質でお送りを致します。

ええと・・・・

仙台市のK.Tさん、Yさんご夫婦でございます。

『毎週日曜日は、二人唯一、一緒に休みなのでラジオを聴く一日になっています。
コンサート、イベントなど忙しい事と思いますが、達郎さんの歌声は、とても私たちの励みになっております。

今回は何をリクエストしようかと話し合ったところ、この曲になりました。
夫のTは”ムーンライト”、妻のYは”風の回廊”
で、どちらがかかるか勝負することにしました』

北九州市のS.Yさん
『アナログ発売たのしみにしています。
今回のアナログ盤は以前のアナログ盤と音質の違いはありますか?』

お聴きいただいて、ご確認ください。

新潟県魚沼市のI.Tさんもこの曲にリクエストです。
『早いところでは稲刈りが始まりました。
今年は放射能に怯えながらの収穫になりそうですが、ここ魚沼では先日の早生品種・・・』

早米ですね。

『早生品種の検査ですはセシウム等は検出されず一安心です』

よかったですね。
全国、ほんとにそういうのが心配でございます。
農家の皆様、お大事に。
より良い収穫をお祈りしております。

という訳で今日の一曲目は、私の1985年のシングル
「風の回廊」

~ CM ~

◎ リスナーからのお便り(福知山市のK.Yさん)

『 先日仕事の関係で、とある自動車学校へ行きました。
夏休み中なので学生で一杯かと思いましたが、地方の少子化は進行しており、すいていました。

コースを見ながら”ああ、うちの娘も通った時、かなりノッキングしたのだろうな”と思いました。
そこでリクエストはSmily LewsのI Hear You Knockingをお願いします。

うちはオートマなので娘のノッキングを聞けかなったのが少し寂しく教員が少し羨ましいです。』

達郎氏:

いったいどこまで真面目にリクエスト頂いているのか、良く判りませんがですね。
ま、曲はイイのでいいでしょう。

◎ リスナーからのお便り(町田市のH.Yさん)

達郎氏:

えぇ、相変わらずどこまで真面目に書いているのか判んないお便りが沢山ございますが。

『 達郎さんの好きなカレーライスはポーク派?、ビーフ派?、チキン派?、シーフード派?、野菜派?
僕の場合、一にシーフード派、二にビーフ派。』

達郎氏:

ならいいじゃない、それで・・・
あたしゃチキン派かな。

『達郎さんはカレーライスを味わう時、並盛と大盛、どちらを注文しますか。
僕の場合、今までは大盛を注文しました。
ところが、つい最近年齢のせいか、衰えが明らかになり並盛を注文するようになりました。』

じゃ、いいじゃないですか、それで。
えぇ、凄いですね。ほんとにね。

◎ リスナーからのお便り(町田市のS.Kさん)

『 サンデーソングブックからテープを録り溜めしていましたが、ついにラジカセが壊れてしまいました。
残されたテープの山どうしよう、どうしたらいいと思いますか。
良い知恵があったら、お教え下さい。』

達郎氏:

何でも人に聞きゃですね・・・

『S.K。女。会社員。年齢不詳。』

って面白いですねこの人。

町田の人って、そういう洒落があるんでしょうかね。
さっきも町田でしたね。

ええ・・・
ラジカセはまだ沢山売ってますから。
大丈夫ですよ。

MDとかですね、DATとかですね、そういうのですと、もう完全にダメですけど。
カセットは最後まで残ると思います。
私も今でもモチーフ録る時はピアノの上にカセット、ラジカセ置いてありますからね。

僕の使ってるラジカセ、まだ現行商品だと思いますけど。
お探し下さい。

んなモン、ネントで見れば判るじゃないの(笑)

◎ リスナーからのお便り(浜松市のH.Iさん)

『 初めてお葉書をお送りさせて頂きます。』

達郎氏:

もう、書き出しから、もうIさんって感じですね!

『60年代、70年代のリバプールサウンドファンです。
リアルタイムでは小学校高学年でした。
達郎さんの番組でひと月ほど前にホリーズの6枚組CDよりライブ曲を紹介してもらいまして、私も早速入手致しまして、多少入手困難なせいか時間がかかりましたが、ホリ―ズの歴史が判る良いCDセットで一カ月毎日聴いても飽きませんでした。

大変貴重なCDをお教え下さりまして、誠に有難うございました。』

達郎氏:

えぇ・・・
どういたしまして。

『その中に”Yes I Will “という曲のバージョン・チューンが2種ありまして、今まで私が唯一、一枚しかもっていないベストアルバムLPレコードの中には、後のバージョンの方の一曲でした。』

達郎氏:

要するに、正式バージョンですね。

『その後、ザ・モンキーズファンの私がマニアックに他に聴いたことの無い曲がないか、彼らのソロアルバムやデイビー・ジョーンズのモンキーズデビュー前のレコード探して買いまくっていた二十代の頃、デイビーの解散後に出したソロアルバムの中に同じ”Yes I Will “が”I’ll Be True to You”の歌詞で始まる・・入っていた事に感動しまして、このホリ―ズのバージョン違いにも感動しました。』

達郎氏:

判りますね、これね。

『最近はSMAPのテレビ番組でゲストにあのデイビー・ジョーンズも登場していると友人に電話で聞いて、その番組を見逃して残念でした。

今、テレビのBGMでよく流れるデイドリームビリーバーを始めて歌った人ですし、日本人のアーティストも数名の方がカバーして有名な曲ですし。
ニールダイヤモンドさん、ありがとう。』

達郎氏:

これ、デイドリームビリーバーはニールダイヤモンドではありません。
ジョン・スチュワートですよ。

『デイビーの歌う”Yes I Will “、もし達郎さんのストックになければホリ―ズの方でも結構です。
私にも、この9月をもたせる一曲として、このリクエストハガキがお役に立てば幸いです。』

達郎氏:

すごいお便りでございますね!
封書並みのハガキですよ。

“I’ll Be True to You”
Russ TitelmanとGerry Goffinの共作のスクリーン・ジェムスの曲ですが。

モンキーズのファーストアルバムに入ってますね。
それで有名な曲です。私、知ってますが。

ホリーズの方が”Yes I Will “というタイトルで、実はホリーズの方が先に出ております。
65年にホリーズのシングルカットで、シングル盤として出しておりまして。

その後、67年のモンキーズがデビューした時のデビューアルバムに、この”Yes I Will “というタイトルの曲が”I’ll Be True to You”というタイトルで収録されております。

そういう経緯だそうでございますけれども。

先日のCDセットに入っております”Yes I Will “というのはですね、90年代の初めにホリーズの30周年記念だか40周年記念の時のCDが出た時にですね、ステレオでリミックスされたものなんです。

従いましてオリジナルバージョンではないんです。

モンキーズのやつはイマいち緩いので、今日はホリーズの寝技ですが、オリジナル・モノラルバージョンで今日はお聴きを頂きたいと思います。

この間の6枚組には入っておりませんので、これも何かの話のタネでございます。

ザ・ホリーズの1965年のシングルカット
「Yes I Will 」

◎ リスナーからのお便り(尼崎市のM.Mさん)

『 アーティストやっていて、一番嬉しかった事はどのような事ですか』

達郎氏:

凄い質問ですね!
全国旅してきた事ですかね。
そうじゃないと、こんなに日本全国、旅することできませんでした。
それが一番良かったと思います。

◎ リスナーからのお便り(さいたま市のI.Hさん)

達郎氏:

いつもK君の息子さんの質問ばっかり答えておりますと、この方も質問アレしまして、親子の質問ですね。

『 ツアー中の楽しみは、ずばり何でしょうか。』

達郎氏:

食うことと飲むことです。

『休肝日はありますか』

達郎氏:

もちろんです。

『アナログLPの良さを、素人の僕にも判るように教えてください』

達郎氏:

5分や10分じゃ、ちょっと無理ですね。
K君の質問に移りましょう。
えぇ・・・十二歳。

『達郎さんは好きなものを先に食べる方ですか、それとも最後に食べる方ですか』

達郎氏:

最後まで残します!
えぇ・・ちっちゃい頃貧しかったですから(笑)

『達郎さんはカラオケで良く歌う曲は』

達郎氏:

カラオケは行きません!

『達郎さんの好きなマンガは』

達郎氏:

手塚治虫さんの”火の鳥”です。
えぇ・・・凄いですね。
また下さい。

毎週毎週これですからね。

◎ 放送1000回記念

達郎氏:

以前から申し上げておりますが、このジャックスカード・サンデーソングブック、サタデー・ソングブックとしてスタート致しまして、1992年の10月から数えましてですね、この10月で20年目に突入致します。
まる19年。

そして今年の12月11日にですね、めでたく放送1000回を迎えます。

そこでサンデーソングブック放送1000回を記念致しまして、番組からリスナーの皆さんにプレゼントを用意してございます。
詳しくは来週の番組で発表致しますのでお楽しみに。

と台本に書いてあります。

なにこの、お持たせと言いましょうかですね・・・
なんかこう、今日言っちゃえばいいじないですかね!

◎ リスナーからの質問(福岡市のU.Yさん)

達郎氏:

『レイ・オブ・ホープの中に街物語とプロポーズと2曲続けてフリューゲルホーンのソロがありますが、これはどんな楽器なのですか。
トランペットの兄弟みたいなものなのですか。

また奏者の市原ひかりさんは達郎さんのアルバムでは初登場だと思いますが、プロフィールなどを教えてください』

達郎氏:

フリューゲルホーンはトランペットよりもちょっと管が太いので、トランペットよりちょっとだけ音色が低くてですね、甘い音がします。

ですから繊細な音楽でしたらトランペットよりフリューゲルホーンの方が、繊細な曲ですとフィットします。

僕はどちらかというとトランペット・ソロよりもりフリューゲルホーンの方が好きなので。

市原ひかりさんは、若手の女性トランペッターで、僕と一緒にやっている小笠原拓海君とですね学校が同じなので一緒にバンドをやっております。hip chickというですね。

今は、市原ひかりさんは、どちらかというとジャズの自分のクインテッドですね、”市原ひかりグループ”というクインテッドで活動しております。

ここのグループも素晴らしいので、是非全国まわった時にはご覧ください。
小柄な女性ですけれど、非常に繊細な音を出す人でございます。

私、気に入ってるので二曲もお願いしてしまいました。

機会あれば、ひかりちゃんの曲をかけてみようかなと思っております。

◎ リスナーからの質問(福島県二本松市のT.Eさん)

達郎氏:

以前から、このご質問頂いているんですけれどもですね。

映画、ウェストサイドストーリーの、
リチャード・ベイマーが主演ですが、トニー役ですが。

この人の吹き替えをしている、歌を吹き替えしているジム・ブライアントという人の歌っている曲があればかけてくれというアレなんですが。

私ちょっと調べてみましたらジム・ブライアンはセッションシンガーなんですが、この人が名義で出ているレコードはないみたいですね。

いろいろな人に聞きましたが、この人のシングルとかアルバムはないそうです。

ので、あしからず、ひとつ宜しくお願いします。

◎ リスナーからのお便り(武蔵野市のW.Jさん)

『初めておハガキ書きます。

今から25年前、私が大学一年の頃、サークルの同級生に元近藤真彦さんの、いわゆる追っかけの九州支部リーダーがいました。

彼女はタクシーに4人で箱乗りして当時約5万円かけて九州を徹夜で縦断しつつ、高三の全国模試で国語の偏差値、なんと83をたたき出す超天才児でした。

彼女はマッチの曲で達郎さんが作曲したMOMOKOが一番好きだと言っていました。

彼女にまた会いたいな。
MOMOKOをリクエストします。』

達郎氏:

私の1982年、マッチに書きましたハイティーンブギのカップリングでございますが。
自分でギター弾いて、ソロまでやってしまって。
今から考えたら神をも恐れずという感じでございますが(笑)

近藤真彦さんのMOMOKO
リマスタリングでどうぞ。 

♪ MOMOKO

もう、この曲レコーディングしてから、そろそろ30年になるわけですね。
二十八の時のレコーディングでございます(笑)

早いもんですね人生・・
というわけで感嘆に浸ってしまいました(笑)

というわけで、今日はこのへんで。
来週も引き続き「棚つか+リクエスト」でお届けしたいと思います。

◎エンディング

今日の最後は、この一曲。

宇都宮市のA.Tさん。

『我が家の長女と次女。
達郎さんのニューアルバムの”いのちの最後のひとしずく”を聴いて、”あなただけを・・”が”山形県”に聴こえると盛り上がってます。

私が何度聴いても”あなただけを”
としか聴こえません。

私の耳にはエリッククラプトンのチェインジ・ザ・ワールドの中に”アワビとサザエを茹でます”と聴こえるところがあります。
リクエスト、”いのちの最後のひとしずく”』

平和なご家庭ですね、ほんとに。

久留米市のH.Kさん
青森市のF.Aさん
今日もいろいろと頂きました。

今日の最後はアルバム『Ray Of Hope』から”いのちの最後のひとしずく”

今週のオンエア曲

14:03 風の回廊 /山下達郎
14:08 I Hear You Knocking /Smily Lews
14:13 I Like It Like That – Part1 /Chris Kenner
14:19 Yes I Will /The Hollies
14:25 Stop Taking My Love For Granted /Mello Moods
14:35 Ain’t Gonna Cry No More /Brenda Lee
14:38 MOMOKO /近藤真彦
14:42 いのちの最後のひとしずく /山下達郎



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