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山下達郎さん サンデーソングブック2026年7月26日『夫婦放談番外編『souvenir 2025~mariya takeuchi live~』特集 Part 2 (#1763)

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サンソン

福岡市内は30度超えの気温が続いてます。

千秋楽の「いのちの歌」を聴きながら、あの日、Kアリーナであの瞬間に立ち会えた感動を、あらためて思い出しました。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
※本記事の画像は生成AIを使用して作成しています。

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冒頭

達郎氏:

皆さんこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は私、山下達郎がお送りいたします楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしまして、JFN全国38局ネットでお届けしております。

もう7月も最後の日曜日で、とってもとっても暑かったり、雨がざんざん降ったり、忙しい天気であります。
世界中も何か忙しい情勢でありますが、そういうことは負けずにですね、のんびりと番組の方はやらせていただきたいと思いますが。

私、ここのところ、今年からずっと申し上げておりますライブアルバム「JOY 2」、いよいよフィニッシュに向けて今進行中でございます。
もうちょっとで完成です。
今回はオオカミ少年にならなくて済みそうです。

自分で言うのも何ですが、結構働いておりまして
特に自分の曲ばかり、自分の声ばかり聴いてると頭がウニになって(笑)
えー、まあそんな中に暑い中でですね、少し番組が逆に私にとっては、こういいガス抜きになるという感じでございます。

7月の22日、竹内まりやさんのライブ映像作品「souvenir 2025 mariya takeuchi live」発売になりました。
ですので先週のサンソンはですね、「souvenir」の特集前編でしたが、今週は後編、挟み撃ちでお届けしたいと思います。

もうご覧になった方たくさんいらっしゃると思います。
そういうお便りもいただいておりますが
今週は先週に引き続きまして後編ということで、今日もゲスト、この方。

まりやさん:

こんにちは。竹内まりやです。
発売になりました。おかげさまで
たくさんのこうね、感想も寄せられてありがたいです、とっても。

達郎氏:

で、たくさんお便りもいただいてるんですが
先週の放送をお聴きになってお分かりのように、めちゃくちゃ駆け足で、それでも結構詰まっておりますのでですね。

まりやさん:

前編ですよね。

達郎氏:

今日は山岸君が台本まで書いてきましてですね。
なので今日も駆け足ですので、いろいろいただいているんですけど、それは8月の例年通りの夫婦放談、そこまでとっておいておりますので。

まりやさん:

そうですね。お葉書はね。

達郎氏:

そこでご紹介したいと思います。
何しろ後半部分でございます。
今日も先週に引き続きまして頑張ってみたいと思います。

日曜日の午後のひととき、先週に引き続きまして、7月22日発売、竹内まりや「souvenir 2025 mariya takeuchi live」DVD、ブルーレイ、これのご紹介させていただきます。
今日も頭の曲はなしでお知らせ挟んで始めます。

~ CM ~

♪ カムフラージュ(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

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着替えて、息を整えて――「カムフラージュ」に込めたライブの美学

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
先週に引き続きまして竹内まりやさんゲストで、7月22日発売になりましたばかりの映像ソフト「souvenir 2025 mariya takeuchi live」今日は後半の・・・ぶつぶつを。

まりやさん:

後半はあの幕間映像ですか。それが終わったら、こう着替えをして、この「カムフラージュ」が始まるんですけど。
「カムフラージュ」は確か、ステージプロデューサーの末永さんのリクエストで、これはどうしても入れたいんだと。

これ結構難しいんです歌うのが。
結構リハでも、「あーこれ入れようかな、どうしようかな」って思ったんですけど。
ちょっとロングトーンが多いんで、最後の方もブレスが続くかなみたいな感じでしたけど。

まあここでやって、ちょっといいタイミングでこれができたかなって自分では思いましたけど。
演奏はどうでした?

達郎氏:

いや、これテープ使ってるから逆に楽なんですこっちはね。

まりやさん:

あ、達郎のコーラスはやっぱりテープ使わなきゃいけないし。

達郎氏:

そういう意味で、あの演奏が、テープなので、
あの付属の楽器入れられるから楽です。はい。

まりやさん:

同期させてね。

達郎氏:

で、えーと、先週まで12曲目でした、全22曲。
今日は13曲目から後です。

「カムフラージュ」。

で今週はあのお便りいただいてたリクエストもいただいております。
台東区のO.Tさん。30歳の方。
ご両親の影響ですね。

滋賀県大津市の超常連S.Nさんからいただきました。

まりやさん:

ありがとうございます。
これはやっぱりしっとりとしたロングスカートと白のブラウスで。
結構今回は衣装チェンジを頑張りました。

達郎氏:

衣装の質問きてます。

まりやさん:

あ、本当?

達郎氏:

熊本市の超常連O.Iさん。
『デザインはまりやさんがなさっているのですか。
こだわりがおありでしょうか。
工夫されたりご苦労されたりしたことがありますか。』

まりやさん:

中には既製品もありますし、こういう白のブラウスとかはこういうデザインでってスタイリストと縫ってくださる方と一緒に決めたんですけど。
なかなかね、あの着心地がよくて、歌いやすいとか、そういう生地にも選ぶんですよね。

達郎氏:

たいへんですよね、衣装が。

まりやさん:

なかなかね。

今回7パターン着替えることが出来たので、よかったかなと思います。

達郎氏:

男はしょうがない、することがありませんからね。
女の人は大変ですよね、10回ぐらいやる人いますからね、本当に。

まりやさん:

それも一つのね、こう見る楽しみっていうことでしょうから。

メンバー紹介で心ほどけて――「幸せのものさし」へ続く時間

まりやさん:

次はですね、あ、そう「カムフラージュ」が終わって、ようやく皆さんこうね、メンバー紹介という時間なので、私はちょっとここでリラックスできるんですよ。

達郎氏:

なるほど、一休みですね。

まりやさん:

うん。あの10人のメンバーをこう一人ずつ、全部詳しくあの紹介すると、15分ぐらいかかってたのかな。
結構長い紹介なので、DVDではお名前だけ呼ぶっていう形ではしょりましたけど。

このメンバー紹介を結構気に入ってくださってる方がいるんですよ。
「普段こういうことしてる人ですよ」とかね。
「ミタリンはこうですよ」っていうね。
その紹介をすると、私もこう心がほぐれるんで、いい時間なんですよメンバー紹介。

達郎氏:

よかったですね。はい(笑)

まりやさん:

その後に「幸せのものさし」が始まるんですけどね。
これ演奏も割とね、大変だって言ってたね。

達郎氏:

コーラスの段取りが。

まりやさん:

そうそう。コーラスやりながら、ずっと、あのカッティングというか・・・

達郎氏:

これ結構拷問なんです。

まりやさん:

そうね、わかる。

達郎氏:

で、あの、何しろ店員が、少ないので、コーラス3人、私1人でしょう。
途中でもう掛け合いになるところをこういろいろ交代しながらやんないといけない。

まりやさん:

「Count what you have」のところね。

達郎氏:

そうですね。
「Count what you have」っていうのね、それを聴きながら歌うんですけど、ぶつぶつ言っております。

まりやさん:

でもお客さんがすごい楽しそうな表情でよかったなって。

♪ 幸せのものさし(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

達郎氏:

リクエストも超常連の方、みんな狙ってきてます。
宮崎県宮崎市のH.Eさん。
北海道夕張郡のF.Jさん。
仙台市のO.Hさん。
横浜市のK.Sさん。

カメラを意識してる?してない?――「J-BOY」8分割映像の舞台裏

♪ J-BOY(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

まりやさん:

「J-BOY」は私はどうしても皆さん、表情とか、楽器を弾く姿をつぶさに見ていただきたいので、全面的にビジョンに、8分割になってたんだよね。あれ確かね。
みんなの顔を映し出して。
なので、そこで皆さんのこの演奏する詳しい、表情とかも見れたと思うんですよね。

達郎氏:

あそこでみんな、いきなりね、作るんだよ。

まりやさん:

何を作るってるの(笑)。

達郎氏:

後で見てわかったけど。
面子が、あの撮られてるの意識して(笑)。

まりやさん:

いや、そんなこともないと思うよ。
達っつぁんは意識してないの?

達郎氏:

してないよ。

まりやさん:

本当に?

達郎氏:

はい。

まりやさん:

そうか。

達郎氏:

あんまり視線を下げないようにとかね、みんな考えてますよ、あれ。

間違いから生まれた名場面――二人で歌う「プラスティック・ラブ」

まりやさん:

「J-BOY」はもう本当にライブのたびにやってる曲なんで、これも定番中の定番ですね。
で、「J-BOY」でこう空気がまたあったまったところで、たたみかけるように「プラスティック・ラブ」を始めるんですけど、
これ私、毎回緊張するわ「プラスティック・ラブ」始まる時。

何だろうね。
そんなに歌い慣れてないというか。
達郎のバージョンをよく聴いてたから。
なんか、まあ途中から達郎がね、あの2回目のサビっていうか歌ってくれるんで、あそこでちょっとホッとする。

達郎氏:

そもそも、2014年に広島で。

まりやさん:

間違えたんだよね。私がね。そう。

達郎氏:

そしたら「もう一回やります」っつってもう一回やったんです。はい。

まりやさん:

でも、あの「もう一回やってそのあそこから自分が歌う」っていうのは、その時とっさに達郎が思いついたんでしょ。あれは正解だったよね。

「俺が歌うわ」って耳打ちされたから、「あ、それはいい」って。

達郎氏:

俺も2番のところで間違えたから(笑)。

まりやさん:

そうなんですか(笑)。
あれからこうね、あそこのパートを達郎が歌うっていうのが定番になったんで。

達郎氏:

元々だから「VARIETY」が出した時にはもうライブが全くやってない状態だったんで、で、まあ「VARIETY」のプロモーションも兼ねて、私がライブでやったんですよ。
で、「JOY」っていうあのライブアルバムにそれが入ってます。

まりやさん:

達郎のあの映画シアターライブでもその「プラスティック・ラブ」聴けるよね。

達郎氏:

まああれ弾きながら結構大変なんです。

まりやさん:

大変だよね、あのカッティングをしながら全部歌うって。

♪ プラスティック・ラブ(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

まりやさん:

でも本当にそのおかげで、達郎のあの「わー」っていうボーカルが終わった後の拍手たるや。
まあDVDご覧になってもわかるように、私のお客さんを全部持っていきましたからね。

達郎氏:

おかげさまで。
音楽は勝ち負けではありません、山下洋介さん。

まりやさん:

大負けしますわ(笑)

達郎氏:

けんかは勝ち負けではない。

まりやさん:

それでそのあと私引き継いで歌うんですけど。
でも本当に皆さんが喜んでくださってるのがよくわかりますね、この曲で。

達郎氏:

神奈川県相模原市のK.Mさん。
兵庫県川辺郡のO.Tさん。
国分寺市のY.Kさん。

『DVDが届きました。会場では最後まで見えなかった衣装も美しく、後半の白い衣装を真似して作ってみようと思います。』

まりやさん:

ありがとうございます。
確かにね、ずっとこう引いて見てるとどんな衣装かな細部はわからないですもんね。

達郎氏:

だってホールで見たらあんまりわからないですよ。

まりやさん:

うん。だから多分このブルーレイとかDVDで見れば、「あ、こうなってたんだ」っていう発見があるかもしれません。はい。

シンセが奏でた、もう一つのマンドリン――「人生の扉」の舞台裏

まりやさん:

で「プラスティック・ラブ」に引き続いては、ちょっと長いMCをしたので、ここはあのつるっと入れました。
なんかこう自分の人生観的なものをおしゃべりしたのを入れていただきまして、「人生の扉」が始まりますけれども。

実際この「人生の扉」は、あの佐橋くんがフラットマンドリンで間奏を入れてくれてたんですね。

達郎氏:

佐橋がいなくなったんで。

まりやさん:

佐橋くんが今回からは鳥山くんにチェンジしたので、
あのリハーサルの時この部分をどうしようかって話をしたら。
なんかシンセでできんじゃないかっていうことで。

達郎氏:

今すごいんですよ、音源が。

まりやさん:

すごいね、あの音源は。

うん。だから誰かが「あれって誰が弾いてるの」って「あのフラットマンドリンの弾いてる人がいないのに音がしましたよね」っていうから、「いやあれはシンセがやってるのよ」って。
でもあのほら、なんていうのこれ、トレモロ奏法、それをやらなくてもキーボードでそれができる。

達郎氏:

あのトレモロの部分はできるの
スピードも変えられますし。

まりやさん:

あの音源作りを、あーそれすごいなと思った。

最初作ってきた音源が、なんかちょっとバラライカみたいな音で違うなって言ってて。
フラットマンドリンってもうちょっとカントリーっぽい音。

達郎氏:

何種類もあるんです、その売ってるものがね、
それでベストなものを選んでいけっていう。

まりやさん:

で、しばっちゃん(柴田俊文)もあれを弾くのに、最初は手こずってたけど、だんだんこうコツがわかって、もう見事な間奏になってましたけどね。

達郎氏:

あ、こっちのライブだと例えば口笛のとかね、そんなのも再現性がかなりあるんで。

まりやさん:

そうだよね、シンセってすごいね。

達郎氏:

なんせAIの歌聴いてごらんなさい。

まりやさん:

確かにね。

達郎氏:

すごい時代ですよ。
もう人間いらなくなる。

涙の向こうに見えた笑顔――70歳で歌う「人生の扉」

まりやさん:

まあ、それで、あのビジョンにはこう歌詞もこう映していただいて。
でなんとなく私も感情移入しながら、まあ70歳の思いでこうこの「人生の扉」を歌いつつ客席を見ると、やっぱハンカチをこう目に当ててくださってる人がいたり。
結構やっぱウルウルきましたね、私も。
この歌、来るんですよ。
負けないように歌いました。

達郎氏:

まあそういう歌なので、あのたくさんきました、あのリクエストが。

まりやさん:

あ、そうですか。ありがとうございます。

達郎氏:

三重県津市のM.Sさん超常連。
兵庫県明石市のA.Kさん。
愛知県知多市のN.Yさん。

『今回の映像作品の制作過程において、ライブコンサートの時には気づいていなかったことや、新たな発見、改めて気づいたことがありましたら教えてください。』

まりやさん:

うん。ありますよ。
でも改めて気づいたのは、お客様の表情がこういう感じだったんだっていう、それが一番大きい。

だってみることがなかなかできないから。
でもいい顔して皆さんね、聞いてくださってたんだなっていうのが一番。
一番嬉しい発見でした。

10年に一度のコードを弾く――書き譜と向き合う音楽家たち

達郎氏:

北九州市の超常連O.Sさん。
『明日で64歳。』

まりやさん:

おめでとうございます。
でも、あの達郎がそういうあのあこぎ弾いたりね、バックでやってる時に、何考えて弾いてんの。

達郎氏:

何も考えてないですよ。

まりやさん:

次の進行とかそういうの。

達郎氏:

ちゃんと、ちゃんと次のコードをこうきて譜面を、上がるときは譜面を見て、ちゃんと間違えないように。

まりやさん:

その自分で歌うセンターで歌う時と、バックをしてる時のそのメンタリティの違いっていうのはどう。

達郎氏:

自分の曲はやっぱり自分のコードですからね。
で基本的には自分の曲がほとんどだよね。
だからそれは、あのもうコードは頭入ってるけど、例えば「駅」とかはもう全く自分のコード感と違うんで、それ間違えないようにあとポジションとかがね、結構厳密なんで。

まりやさん:

あんなに何回も弾いてても、そう?

達郎氏:

ダメですよ。
だって毎日やってるわけじゃないから。
自分の曲は、だって毎年多い時は50本とかやってるけど、これだって10年に一回(笑)。

まりやさん:

そうだね。まあ頻度がね。

達郎氏:

結構ね、それはスタジオだったら間違えればさ、それやり直せばいいけど。
そういうだから、さっきの「幸せのものさし」とかめっちゃくちゃ難しい。

まりやさん:

そうだよね。
わかるわ。うん。

達郎氏:

だからみんな、それは同じような感じで、例えば難波くんなんかでも「シングルアゲイン」とかすごくやっぱり集中してやらないと。

まりやさん:

いや、ヒロゲン(難波弘之)が言ってたのは「駅」のイントロが難しいんですって。
私の耳には、割とシンプルなイントロに聞こえるんだけど、「駅」と「シングルアゲイン」をやる時は事前にすごく前にいっておいてくださいって。練習しますって。

達郎氏:

プログレ並みにやっぱり緊張感を要するんです。

まりやさん:

まあね、あれはね、全てだからね、入り口だからねあのピアノがね。

達郎氏:

それ一人きりでしょ。

まりやさん:

まあ、本当に大変だと思います。ありがたい。

達郎氏:

あれは、だから、あのなんつの本人のアイデアで作ったフレーズじゃないんで、
だから、書き譜でしょ。書き譜って難しいんですよ。

「駅」に立つ、もう一人の私――物語を生きるように歌って

まりやさん:

番最後に「駅」をやるっていうのは、2000年のオマージュでもあるんですけど、2000年ライブの時に一番最後本編の最後が「駅」だったんで、またそれを再現したいなってこともあって選んだんですけど。
やっぱこれはね、感情移入しながら歌ってる自分がいることに気がつくんです。
何なんだろうね。

達郎氏:

私に聞かれても(笑)。

まりやさん:

なんかね、曲によっては、割とこう自分の等身大の自分がいるっていう感じで歌うのと、「告白」とか「駅」を歌ってる時は、なんかこう・・・なんだろうね、架空の人物を想定しながらなんか歌っているような。

達郎氏:

演劇的な曲だから。

まりやさん:

そうかもね。
だから「後ろ姿」とかいうところに、なんか人の後ろ姿見てるような気持ちで歌ってる自分がいたような気がしますね。

達郎氏:

小説的な曲ですね。

まりやさん:

そうかもね。

達郎氏:

本日は、7月22日発売、竹内まりやさん映像作品「souvenir 2025 mariya takeuchi
live」先週に引き続きまして、後半部分の解説というか、ウダウダをお聴きをいただいております。
コマーシャルを挟んで、まだまだ続きます。

~ CM ~

おしらせ

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしております「サンデーソングブック」。
先週に引き続きまして、7月22日発売の「souvenir 2025 Mariya Takeuchi Live」映像作品、DVDとブルーレイ、これの今日は後半部分をご紹介しております。

初回版にですね、マジックカードというのが入っておりまして。
これでファンミーティング、それから特製グッズ、そういうものが当たるマジックカードですが。9月6日が締め切りになるんで、まだのんびりしております。

まりやさん:

そうですね。あの、スペシャル・ファンミーティングで皆さんに直接お会いできるのを、私は今か今かと楽しみにしてますので、ぜひご応募ください。

達郎氏:

詳しいことはいつものように、商品特設サイト
https://mariya-souvenir2025.jp/
ここでご確認ください。

まりやさん:

ご応募お待ちしております。

ライブ本番前の景気付け

達郎氏:

新潟県新発田市の超常連O.Tさん。

『お二人はライブ本番前に、ご自身にかけている景気付け、気合入れの一言とかあるんでしょうか。またそれはどんな願いを込められているのか、よろしければ教えていただきたいと思います』

まりやさん:

気合入れの一言・・・なんだろうね? まあ、私は一人一人と握手して「よろしく」って言って出ていく、そのみんなとの握手が気合付けだけどね。達郎はなんかある?

達郎氏:

私はありません。

まりやさん:

ないよね(笑)。

達郎氏:

最近はホールの神様に「よろしくお願いします」って。

まりやさん:

そうですね。大体あのバックステージに神棚があると「よろしくお願いします」っておがむのは、今回もあの小窓映像にそのみんなでおがんでる姿が入ってるんですけど。

立派な神棚がありましたね、Kアリーナ。

円陣とかは組まない代わりに、私はやっぱりみんなと握手して「よろしくね」っていうのは、あれは気合付けかな。

達郎氏:

人それぞれのやり方があるでしょうね。

まりやさん:

みんなそれぞれあるでしょ。こう「人」という字を手に書いて飲むとか。

達郎氏:

プリミティブですね(笑)。

まりやさん:

そういう人もいるでしょ。

達郎氏:

無理やり背中を押されて出ていく奴とか。

まりやさん:

越路吹雪さん・・なんだっけ、こう「人」って書いてポンと押してもらうとかね。

達郎氏:

ステージフライト(舞台恐怖症)の人がいてね、「嫌だ嫌だ!」っつって(笑)。
バーンと押すと。

まりやさん:

もう、達郎ほど平常なまま出ていく人を私は知らないね。
ふらーっと出ていってね。
それでふらーっと帰ってきて、「ああお疲れさん」じゃなくて、パッと時計を見て「ああ、今日は10分伸びたな」とか。

達郎氏:

カタルシスがない。
後ろの連中、ちゃんとやってるかな(笑)

まりやさん:

そんな平常心が欲しいわ(笑)。
無理ですよ、やっぱり頻度というか、場数の問題だよね。

達郎氏:

長くやってるとね。ライブハウスの時代が長いから。
そういうあれですね。

アンコールとデュエット

達郎氏:

で、アンコールです。

まりやさん:

はい。本編は「駅」で終わったんですよ。
で、アンコールはちょっと「M」のマークが入ったニットでカジュアルに出てきまして。まずは達郎とのデュエットで、エバリー・ブラザーズをやるんですけど。
まあ「Precious Days」に入ってる曲だったんで、外国曲をカバーするのもいいんじゃないかということでやりました。

達郎氏:

アコースティックギターのイントロで私が弾き始めるなんてのが、緊張感の塊なんですよ。

まりやさん:

あ、そうだ。すごい緊張してのわかったよ、あれ。

達郎氏:

笑顔で弾いてるんだけど、ちょっと引き攣ってるよね(笑)。

まりやさん:

これが本当の「引き攣り」ってやつですね。
まあでも本当ね、あんなアリーナにあのアコギ一本が響くわけだから。

達郎氏:

アコギ一本であの東京ドームを一人でやるみたいな人って、すごいですよね。

まりやさん:

勇気がいるよね~。

♪ All I Have To Do Is Dream(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや duet with 山下達郎

「September」への想い

まりやさん:

でもまあ、この「All I Have To Do Is Dream」をデュエットすることで、ちょっとまたあったかい空気になって、そこから「September」にこう、バーッと変わるんだけど。

「September」はとにかく、私歌ってて今一番嬉しいというか、楽しい曲になっちゃってるから。

達郎氏:

数を歌ってるからでしょうね(笑)。

まりやさん:

そうなのよ。

達郎氏:

経験則なんですよ、全ては(笑)。

まりやさん:

体がこう覚えているね・・・
昔はこの「September」とか歌っても、こう義務的に歌ってたんだけど、今はね、楽しい!っていう感じで。
昔のその映像が後ろに出てるんですよね、あの歌番組の。

あの頃はちょっと辛かったんだけど、今こんなに嬉しく歌えてて。
みんなも「September!」っていう声がするんですよね、会場。
あれ嬉しいなあ、すごく。

演奏がね、やっぱりあのレコーディングの時と違って、グルーヴ感があるじゃない。
レコーディングが悪いとは言わないんだけど、このライブ感。

達郎氏:

いつも私が申し上げてますけど、レコードよりも我々の方が上手い(笑)。

まりやさん:

ライブ感っていうか、そのグルーヴ感がまた楽しさを呼ぶ。

達郎氏:

あの時代はね、やっぱりレコード全盛の時代で、スタジオミュージシャンのみんな忙しい。だから一日3セッションとか平気でやってる時代だったでしょ。
だからスタジオ行っても「2時間で3曲上げる」みたいな世界だから。
もう譜面読んでハイOKっていう。
我々はちゃんと突き詰めた演奏してるから。
だから同じ曲でも全然違う。
それはもう自信を持って申し上げます。

まりやさん:

そうだよね。

達郎氏:

レコードよりいいと。そういう感じです。

まりやさん:

これもまたお客さんがいい表情して歌ってくださるから、よかったなと思って。
こんな持ち歌があってよかったな、って。

「地獄のピーチパイ」と16ビットの夢――笑顔の裏の過酷な演奏

まりやさん:

で、「September」の後のその「ピーチパイ」の時は、会場がKアリーナから横浜アリーナに変わるんだけど、そうするとまたちょっとね、見え方とか会場の形も違うんで、こう2種類楽しんでご覧になれると思います。

達郎氏:

大体ですね、あの3分の2は私はアコースティックギター弾いてるんですよ。

まりやさん:

そうですね。
「ピーチパイ」もそうだもんね。

達郎氏:

そう、この「ピーチパイ」のアコースティックもう地獄なんです。

まりやさん:

地獄の「ピーチパイ」って言ってたもんね。

達郎氏:

ずっと同じポジションじゃなきゃいけないんで、これはね(笑)。

まりやさん:

手が痛くなるんだよね。

達郎氏:

コーラス以上に地獄です。
で、しかもあの柔らかい弦を張ってくれないんです、テクニシャンが。

まりやさん:

結構硬い弦でやってるもんね。

達郎氏:

柔らかいのやってくれって言ったら「何ですかそれ」って言われてね(笑)。
それでこう、もう辛い時に鳥山くんの顔を見ると、笑ってるんですよ(笑)。
冷やかしだなと思ってね(笑)。

まりやさん:

でもずっとジャッジャッジャッてやらなきゃいけないからハイコードでね。

達郎氏:

そうなんです。
しかも半音上がるからまたね。ポジションが。

あ、1音上がるんだ。

まりやさん:

1音上がるんだよね。そっか。

達郎氏:

で、京都府Y.Yさん。

『不思議なピーチパイ。まりやさん、桃は柔らかめと硬めとどちらが好きですか?』

まりやさん:

どっちも好きなんですよね。柔らかいのは柔らかいので好きだし。
何なんだろね。あの「蟠桃(ばんとう)」っていう平べったい桃最近ハマってますけど。福島の方に行くと(笑)。

達郎氏:

大阪府河内長野市のK.Mさんからもいただきました。

まりやさん:

ありがとうございます。

ピーチパイのあの後ろのビジョンに映るまりやちゃんとウチのタミコちゃんのこうジャンプするゲーム画面みたいな奴だよね、16ビットっていうのかな。
あれが皆さんすごい可愛いって言ってくださって。
私も時々チラチラッと・・

達郎氏:

お客の年齢層がね、あの時代のあれと合致するんですよ。

まりやさん:

ピーチ、パイがこう飛んだりなんかして。
あれはいい仕掛けだったなと思いますね。

達郎氏:

後ろのあのビジュアルをやった人は誰?

まりやさん:

えーと、ピーチパイの方はですね、ソニーのチームがこれは考えた。

達郎氏:

RCAですね。

まりやさん:

そうですね
これはなかなかいいアイデアだったと思いますね。

「いのちの歌」で結ぶ夜

達郎氏:

というわけで、ここまで21曲無事にね。

まりやさん:

はい。

達郎氏:

やり遂げました。

まりやさん:

そうですね。でお客さんも皆さん立ってくださってて、もう本当に色々お声がけしてくださる中、もう一回メンバーを紹介して、みんなでラインナップして、お辞儀するんですけど。
映像でよく見たら、達郎さんのお辞儀が一番浅かった(笑)。
身体が硬そうなの(笑)。

身体が硬そうなお辞儀をして(笑)。
それちょっと見てしまいました。一生懸命こうやってるんだけど、浅い(笑)。

達郎氏:

知るかそんなの(笑)。

まりやさん:

それも見てみて。

達郎氏:

はい。身体硬いんだからしょうがないじゃないですか。

まりやさん:

で、皆さんをお送り出して、それで私はちょっと早着替えをしてパッと出てきて、
もう一曲歌うんですけど
あの早着替えをして、あのピンスポがポンとついた瞬間、みんなどよめくんですよ。
すっごいウケるんで・・・

私も最後の方結構嬉しくなっちゃって(笑)。
あ、またどよめいてくれるかな、なんて。
見てた?横から。

達郎氏:

お前は玉三郎かってやつだな。

まりやさん:

そこから皆さんに最後のご挨拶をして、いのちの歌を歌ってお別れするんですけど。

♪  いのちの歌(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

まりやさん:

これ千秋楽はもうボロ泣きで、とてもじゃないけど映像を使えなかったので、その1つ前の日のなんとか歌ってたんで、それを入れました。

達郎氏:

横浜市のT.Sさん。
札幌市のS.Eさん。
新潟県村上市のF.Kさん、
F.Yさんご夫婦。
大阪市のI.Iさん。

「いのちの歌」に。
先週から今週でリクエストしてくるからですね。

まりやさん:

もう見てくださったっていうハガキもチラッと見ましたけども、ありがとうございます。本当に6年ぶりでまあ映像化で出すんで、皆さんにそうやってあのね、会場には来れなかった人にもこう具体的にこうだったよっていうのが届くといいなと思ってますし、願わくば山下達郎さんの映像ソフトもね、いつかね見たいなっていうのが私達ファンからのお願いですけど。

ごまかされましたけど(笑)。

まあせめてたっちゃんの伴奏する姿ね、これで堪能していただきたいと。
まあ歌も歌ってるし。

達郎氏:

もう「JOY 2」が出ますから。

まりやさん:

すごい。
「JOY 2」はもう完成間近だね。
よかったね、もうオオカミ少年と言われなくて済むね(笑)。
みんな待ってたからね。

達郎氏:

半年言ってますね、延々と(笑)。

まりやさん:

いいのが出来そうですよね。

達郎氏:

凄まじいボリュームになりますね。

まりやさん:

3枚組でしょ?

達郎氏:

そうです!

まりやさん:

楽しみ!

達郎氏:

えー、いろいろお便りをいただくのですがね、これ先週読むべきなんですが、目黒区のN.Hさん。

『昨年はツアー参戦かないませんでしたのでとにかく早く聴きたいです。
なかでも「家に帰ろう」は若手社員時代に先輩歌姫とカラオケで歌ったものです。
あれから30年余り、私も定年まであと2年。
いつも帰る場所にいてくれた妻にも感謝です』

達郎氏:

生活感があふれるやつです。
最近そういうの多いです。
静岡市のT.Sさん、この人も超常連なんですけど、

『ライブ終了後グッズ売り場で達郎さんまりやさんのパッケージのトラヤ羊羹を買って帰ろうとしたところ、財布を落としていることに気づき大慌て。
落とし物ブースのスタッフさんのところに行くとどなたかが届け出てくださり、事なきを得ました』

まりやさん:

えー、やっぱり私のファンの方は素晴らしい(笑)。

達郎氏:

久留米市の超常連のH.Sさん。

『昨年4月のことです。
午前中の仕事を終え自宅玄関を開けたところ、妻のSが目に涙を浮かべて立ち尽くしていました。
当時18歳を超えたトイプードルの老犬がおり、容態が悪くなったので一瞬凍りつき、
「良くないか!」と愛犬のことを尋ねると、震えた言葉で「大坂、大阪城が」と声が詰まってしまいよく聞き取れない。
「大阪何?」
「まりやさんの大阪城ホールのキャンセル待ち、あー!」
チケット当選した嬉しさで言葉にならない状況でした』

まりやさん:

涙ぐんでくださってたのね。
ありがたいですね。ワンちゃんが無事でよかった(笑)。
18歳だったらね、本当に。

今日の最後

達郎氏:

というわけで、発売されたばかりですので、お買い求めになった方はご堪能ください。
長いですからこれも。

まりやさん:

2時間はたっぷりありますから、はい。

達郎氏:

で、まだお買い求めになってない方は1つ、

まりやさん:

ぜひ。

達郎氏:

ポチッ(笑)。

まりやさん:

ご覧ください(笑)。
あの裏が、ステージの裏側のシーンもちょっと楽しめますので。

達郎氏:

で、たくさんたくさんお便りいただいてるんで、これは8月の末のまた夫婦放談の時に。

まりやさん:

そうですね。夫婦放談の時にたっぷりおはがき紹介させてください。

達郎氏:

来週はリクエスト特集に戻って、それでいよいよ「JOY 2」のファイナルの作業をやります。はい。

まりやさん:

すごい。カンパケ頑張ってください。

達郎氏:

しかし働かされてるよな(笑)。

まりやさん:

すごいよね。夏休みゼロだよね(笑)。

達郎氏:

ゼロ。マイナスか(笑)。

まりやさん:

まあ暑いしね、外出てもね。

達郎氏:

そうですね。
皆さん本当に暑いです。熱中症に気をつけて。

まりやさん:

はい、お元気でお過ごしください。

達郎氏:

で、これでまた竹内まりやさんが一段落すると、またなんか入ってくるんですよきっと。

まりやさん:

また秋にね、ファンミーティングがあるから、それを楽しみにしてます。

達郎氏:

楽しみですね!

まりやさん:

会いましょうね。

達郎氏:

はい、私もまたツアーの準備が(笑)。

まりやさん:

そうだね、リハももうまもなくだね。

達郎氏:

たすけてー(笑)。

まりやさん:

頑張れー(笑)。

達郎氏:

はい、頑張ります。
というわけでお互いに頑張りましょう。
しょうがないな。はい。

まりやさん:

頑張りましょう。

達郎氏:

というわけで、竹内まりや souvenir 2025 ライブ映像作品のご紹介2週間にわたってお届けしました。ご静聴ありがとうございました。

クロージング

達郎氏:

お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック。
2週間に渡りまして夫婦放談番外編 souvenir 2025 mariya takeuchi live、ブルーレイ・DVDのご紹介させていただきました。
竹内まりやさん、ありがとうございました。

まりやさん:

ありがとうございました。

達郎氏:

この続きはまた8月末の夫婦放談で。

来週はまた私のリクエスト特集に戻ります。
もうリクエストカード山のようにありますので1枚でも多くご紹介したいと思います。
いよいよその間に「JOY 2」完成に向かって邁進しております。
よろしくお願いいたします。

先ほども申し上げましたが、暑いです。
夏休み入ってまいりまして、ここんところ世間の様子見るとものすごくなんかお仕事皆さん忙しいっていう感じがいたします。
道も混んでますしですね。
そんな中暑い暑さの中ですので、皆さんもくれぐれもお身体お大事に。

山下達郎サンデーソングブック、来週もセイムタイム、セイムチャンネルで、皆さんごきげんよう。さようなら。

今週のオンエア曲

14:04 カムフラージュ(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:10 幸せのものさし(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:12 J-BOY(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:15 プラスティック・ラブ(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:24 駅(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:32 All I Have To Do Is Dream(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや duet with 山下達郎
14:37 不思議なピーチパイ(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや
14:42 いのちの歌(souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~) / 竹内まりや

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