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山下達郎さん サンデーソングブック 2012年10月07日「20周年の棚から一つかみ」

山下達郎さん サンデーソングブック 2012年10月07日「20周年の棚から一つかみ」

長崎市内は秋晴れのよい天気に恵まれました。
長崎は今日から3日間「くんち」一色に染まり、シャギリの音が街中に響き渡ります。

さて、今日のサンソン、ワーナー・ミュージック・ジャパンの企画『アトランティックR&Bベスト・コレクション1000』から数曲かかりました。

達郎さんが大好きだという一枚は、女性ソウル・シンガーが名セッションマンと紡いだ名盤
Margie Joseph / マージー・ジョセフというアルバム。
すごいメンバーが演奏してますね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

10月に入りました。
早いものでございます。

私、このサンデーソングブック、1992年の10月の3日に土曜日の番組、サタデーソングブックとしてスタート致しまして、以来、本日をもちまして満20周年を迎えることとなりました。

ほんとに長い事、応援して下さるリスナーの皆さまのお陰でございます。
ほんとにありがとうございます。

また20年越えましてですね、一層いい番組作りに精出していきたいと思います。

今日は、ほんとに、あのぉ、全国各地の沢山の方々から、かつてない(笑)
大量のお便りを頂きました。

Tシャツプレゼントにも、ものすごく頂きましてですね。

ここの間、サンソン20周年、それからベストアルバムOPUS、シネコンのシアターライブ。
夏フェスとか、雑誌では「ぴあ」、その他いろいろですね、アルバムに関わるプロモーションやっておりますので、そういうこともあるんでしょうけど。

ほんとに初めてお便り下さった方、超常連の方、ほんとに皆さん、素晴らしいお便りたくさん頂きまして、ありがとうございます。

引き続き、20周年迎えましたが、25年、30年と長く続けるように頑張って参りたいと思います。

今日で、1043回目を数えますが、この20年間で私、年末に1回東京FMの特番でなくなった事と、あとは3.11の地震でですね、一回なくなった、それ以外のプログラムでですね自分で休んだことは一度もございません。

皆勤賞でございます。

なんか風邪をひいてとかですね、海外旅行でとか、そういうようなもので休む場合もあるんでしょうけど、でもこの20年、お陰さまで一度も休むことなく番組続けてこられました。

健康にやれてるという証拠でありましてですね。
これからも健康に留意して頑張りたいと思います。

で、今日は20周年なので、20周年記念してドーンといってみようかと思ってはいたんですが。
なかなかですね(笑)ベストアルバムのプロモーションその他でですね、なかなか準備ができません。

ですので今日は「20周年の棚から一つかみ」
20周年のレギュラープログラムでございます。
いつもと全くおんなじ・・・・感じですが。

余裕が出てきましたら、20周年がらみでですね・・
番組でなんか花火上げれば、プレゼントたくさん差し上げたほうがいいかなと。
そういうような事も考えております。

とりあえずが20周年到達しました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

日曜日の午後のひと時、山下達郎がお送りいたいますサンデーソングブック。
これからも最高の選曲、最高の音質でお届けしたいと思います。

今日も山下達郎のレコード棚から、いろいろとアトランダムにお届けを致しますが、今日はですねワーナー・ミュージック・ジャパンの旧譜再発が、ここんとこ物凄い数でですね。

私のオーパスと同じようにCDのメディアがですね存続してるうちに、出せるだけだ出そうという、そういうものでございまして。

そうしたワーナー・ミュージック・ジャパンのこの間出た旧譜のリ・イシュー、非常に精力的な、かつ労作が多いので今日は、それを纏めて言ってみたいと思います。

ですけども形としては「棚から一つかみ」でございます。
いろいろなジャンルのいろいろな音楽がかかります。

・・・・で

新潟県新発田市、O.Tさん。
奥様のAさんと結婚17周年。

『番組20周年、おめでとうございます。
20年前サタデーソングブック一回目の最初の曲には、どんな曲を流したんでしょうか。
一番最初だから達郎さんのセレクトですよね。
これからも番組楽しみにしています』

宇都宮市のA.Tさんも同様の。
『20年前、10月3日の一曲目は何だったでしょうか』

えぇ、サタデーソングブック
記念すべき第一回、一曲目はですね、この曲であります。

シュガーベイブで「DOWN TOWN 」

♪ DOWN TOWN /SUGAR BABE

~ CM ~

♪ Turn Around And Look At Me /The Vogues

◎ ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 

達郎氏:

さきほども申し上げましたみたいに、どこのレコード会社もですねCDの再発というのを精力的にやっており、特にパッケージメディアというのが、ちょっと怪しくなってきたので、今のうちにですねちゃんとした形で出そうという。

特にワーナーミュージックはですね、ここ数カ月間、ものすごおく精力的にやっております。

10月3日にですね、アトランティックR&Bベスト・コレクション1000というシリーズがスタート致しました。

1000円でアトランティックの素晴らしいレーベルのですね、カタログが買えるという。
それが100タイトル、10月3日が第一回、11月7日が第二回、それぞれ50タイトルづつ全100タイトルを1000円というですね。

しかも全作品が2012年リマスターバージョンという。
こんなの世界ではありません。

100枚のうち、1枚でも2枚でもほんとに素晴らしい作品が目白押しなので。

♪ Knock On Wood /Eddie Floyd

♪ Sweet Soul Music /Arthur Conley

♪ I Been Down /Margie Joseph

~ CM ~

◎ ベストアルバム 

達郎氏:

おかげさまをもちまして、私のベストアルバム「OPUS」、10/8付けのオリコンで初登場一位でございます。
お買い上げ下さった皆様、誠にありがとうございます。

久しぶりに、17年ぶりにベストアルバムを出しましたので。
ほっと一安心というところでございます。
引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

先週も申し上げましたが初回限定4枚組は在庫出荷してしまいまして。
店頭にある分で終わりでございます。
あとは通常盤になりますので、お早めにどうぞ。
まだちょっとづつございますので。

とにかく、たくさんたくさんお便り頂いておりましてですね。
この20周年に関してのお便り、それからOPUSのベストアルバムに関してのお便り、ご質問。

そういうものが沢山ございまして、来週は、ちょっとそういうハガキ重視で「ハガキ重視の棚から一つかみ」
そういうような感じでですね・・・なんでもいいんですが、いってみたいと思っております。

その前に業務連絡をいろいろ。

◎ シアターライブ 

達郎氏:

まず私のシアターライブのアンコール追加上映の情報でございます。
先週申し上げましたが、昨日10月6日の土曜日から今週の12日金曜日までの一週間、あらたに全国10か所の劇場で、山下達郎シアターライブ「PERFORMANCE 1984~2012」、追加上映がスタートしております。

これもワーナー・ミュージック・ジャパンのスペシャルサイトからご覧ください。

◎ オーパス特製Tシャツプレゼント 

達郎氏:

ここんとこ数週間ですね、発売から告知をしております山下達郎オーパス特製Tシャツ。
こちらはプロモ用のTシャツであります。

とりみきさんのイラストをあしらったTシャツでございますが、これを20名の皆さんにプレゼントするやつ、ものすごく頂きましたのでですね、一応10月になりましたので、これは一段落します。

来週か、さ来週あたりに発表させて頂きたいともいます。
沢山の御応募、ありがとうございました。

◎ 切手シートとリクエスト専用ハガキ 

達郎氏:

引き続きサンデーソングブックが20周年を迎えましたので、これに絡んだプレゼント用意しました。
サンデーソングブックのオリジナルのですね切手シートとリクエスト専用ハガキとセットという。

これ、なかなかユニークなプレゼントでございます。

切手シートはですね、オーパスのジャケット描いて下さいました漫画家のとりみきさんによるタツローくん・・・
私のコミキャラですが、タツローくんのイラストを切手にしたものです。

50円切手20枚が1シートになっております。
それにハガキが付いております。
こちらも、とりみきさんのデザインでタツローくんのイラスト入っておりますリクエスト専用ハガキであります。

サンソンでこれでリクエスト書いて頂こうと。
宛先も既に印刷されております。
フリガナを振る欄も作ってあります(笑)

ハガキの方はですね20周年、これからの1年間、来年の9月30日までですね、受取人払いにしておりますので、切手を貼らずに、そのままお使いいただけます。

20周年ということで、サンソンのオリジナルハガキ20枚とオリジナル切手20枚セットにして100名の方にプレゼント致します。

プレゼントご希望の方はいつもの住所。
〒102-8080
東京FM「山下達郎サンデーソングブック 20周年記念プレゼント」の係

ハガキ、切手わかるようにお書き下さい。
今月いっぱいくらい受け付けております。
たくさんの御応募お待ち申し上げております。
来週もまた告知致しますが。

10月いっぱい、これでプレゼントいたしましたら、今度11月また新しい・・
少しづつ新しいヤツでですね20周年、そういう形で盛り上げていく、という感じでございます。

◎ 事実無根の記事 

達郎氏:

そんなわけでベストアルバムOPUSとかシアターライブとかですね、いろいろこの間は、たくさんプロモーション致しましたのでですね、だいぶメディアに登場する機会が増えておりますとですね、オマケでいろんな事が起こります。

ほとんど、そういうの気にならないんですが一つだけ、ちょっと最近気になったものがありまして。

どっかのメディアからですね発信された記事なんですが、オリジナル・ラブの田島貴男さんとですね、私が食事をして、その時に私が田島貴男さんが、何か気に入らないとか思ってFacebookから彼の名前を削除したとか、そういう記事がですね、どこかに載っておりましたが・・・

100%といいましょうか
まったく120%事実無根です。

私はそもそもFacebook入っておりませんし、ツイッターもブログもやりませんのでですね、そういう事自体が不可能です。

田島貴男さん、もう20年近くお目にかかったことありませんが、一回お目にかかった時には家に来て頂いて、いろいろレコードを聴きながら楽しく話をしましてですね。
食事する機会はありませんでしたけれど、田島貴男さんとはとても仲良くやっております。

全く事実無根の記事が流れておりますので。
特にネット上で流れておりますので。

自分ひとりの事言われるのは、別に構わないんですが、人を巻き込んだ形で、こういうふうに言われるのはちょっと我慢がならないので、誤解を解くために、こういうコメントを流さして頂きました。

宜しくお願いします。

◎リスナーからのお便り(広島県三原市のH.Tさん) 

『放送20周年、おめでとうございます。
毎週楽しく拝聴しております。

質問ですが、今後のサンデーソングブックの展望について何かありましたら。』

達郎氏:

すごい質問ですね、これ。
展望っていっても、もうこのままですね。
こんな感じでですね、棚つかでずーっとやれればいいと。

ここんとこ、忙しかったので特集が出来なかったので、今年中にはソングライターの、なんか、ジム・ウェッブがランバート&ポッター、そんなようなヤツを今、計画しておりますがですね。

なかなかレコードを聴く暇がないので(笑)
まとまった特集を、濃いヤツをやりたいと思っております。

♪ All This /Anita Kerr

♪ Now That You’ve Gone /Connie Stevens

◎ エンディング 

本日は、このへんで。

来週はお便り中心の棚つか。
オーパスのベストアルバムに関するお便り、ご質問・・・
その他、たくさんご質問頂いておりますので(笑)まとめてお答えしたいと思います。

オーパスの中から、何かかけつつ、質問・お便り中心の棚つかでいってみたいと思います。

今日の最後は、目の前にお便りがあったので、これにしようと。
ただの思いつきです。

新潟県三条市、Y.Hさん。

『番組20周年おめでとうございます。
20年、ほぼ毎回拝聴していますが、こんなに飽きのこない番組は、他にないのでは、と思います。
達郎さんの豊富な知識とお喋りとスタッフの皆さんのサポートの賜物ではないでしょうか。

これからも25年、30周年と続けてほしい番組です』

ありがたいお便りです。

私の1985年のシングル「風の回廊」

♪ 風の回廊 /山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 DOWN TOWN /SUGAR BABE
14:09 Turn Around And Look At Me /The Vogues
14:15 Knock On Wood /Eddie Floyd
14:19 Sweet Soul Music /Arthur Conley
14:22 I Been Down /Margie Joseph
14:35 All This /Anita Kerr
14:39 Now That You’ve Gone /Connie Stevens
14:43 風の回廊 /山下達郎



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コメント

  1. maeda より:

     シアターライブが埼玉でやっているので、今日行ってきました。映画館で達郎さんのライブを見れるとは思わなかったですね、しかも年代順に見れるのも良かった。ただあの曲の、ソロパートをカットしたのは残念でしたが仕方ないのかな・・・。

  2. 9thNUTS より:

    maeda さん、こんにちは。
    管理人の9thNUTSです。
    あの曲、ここから二人の技を観たかったのに・・・
    同じ思いです。