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そんな事聞いて、どうすんの!2015年下半期(2015/07~2015/12)  

そんな事聞いて、どうすんの!2015年下半期(2015/07~2015/12)  

サンデーソングブックではお馴染の「リスナー質問 vs.達郎氏」のやりとり。
キュンとくる質問や専門的な質問、それから「今日一番おもしろかったお便りはこれ」など・・・

2015年の7月から12月までのQ&Aをまとめてみました。
誤字脱字は御容赦ください。

ちなみに、
2009年4月19日から12月27日は、こちら

2010年1月17日から06月27日は、こちら

2010年7月4日から12月12日は、こちら

2011年1月23日から6月26日はこちら

2011年7月10日から12月25日はこちら

2012年1月1日から6月24日はこちら

2012年7月8日から12月30日は、こちら

2013年1月1日から6月30日は、こちら

2013年7月1日から12月31日は、こちら

2014年1月1日から6月30日は、こちら

2014年7月1日から12月31日は、こちら

2015年1月1日から6月30日は、こちら

2015年7月1日から12月31日は、こちら

それでは、どうぞ。

Q:(2015/7/5 高知県宿毛市のK.Tさん)

『達郎さんは曲のタイトルは全てご自分で付けられるのでしょうか。
なかなかタイトルが決まらず難産だったという作品もありますか?』

達郎氏:

へへ・・・(笑)
自分の曲は、もちろん自分で付けますが。
適当なのもあります(笑)

ゲット・バック・イン・ラブなんてのは、あとで何か「ゲット・バック・イン・ラブ」は平凡だな・・・「バック・イン・ラブ・アゲイン」の方がいいかなとか、あれしますけど。
時既に遅かったとかですね。

「サウスバウンド #9」とかタイトルぜんぜん思いつかなくて。
も、適当でいいやと・・
適当なものも多いです。

でも、ちゃんと、あの・・こう・・
それなりの必然性があるやつも、ありますが。

ま、いろいろですね(笑)
難しいですね。

タイトルが付けるのが楽しいので、曲を書くという人もいますが。
私は、それどころじゃありません(笑)

Q:(2015/7/5 横浜市のK.Tさん)

『僕は現在、就職活動中の大学4年生です。
今年から、活動が先延ばしとなり、今だスーツであちこち歩き回っています。

こんな時、ふと自分はこの道で正しいのだろうか、と思う時があります。
達郎さんは学生時代、今の道と他の選択と迷われたことはありますか。

早く内定をもらって達郎さんのライブに行くのがモチベーションであり目標です。』

達郎氏:

たいへんですね・・就職。
今年は比較的、就職の内定率が数年前から比べると、いいので。
それでもまあ、果たしてここの会社でいいのだろうかと、そういうことはですね、ずーっと迷いますが。

迷いながら、行って下さい。
私は、もともと行くはずじゃなかったミュージシャンになっちゃった人間なので。

高校からドロップアウトして、大学、途中でドロップアウトして、ミュージシャンになりましたんで(笑)
他の選択で、迷うもへったくれもですね、これしかやる事が無かった。

ま、でも、ほんとに、あのぉ・・年取って出来ること。
それから、若いうちに、やっておいた方がいいこと。
色々ありますんでですね。

右左、色々と迷いつつ行って下さい。
今は、ほんとにモラトリアムの時代で、少々年を取ってきても、やり直しがたぶんききますので。
生涯雇用みたいな・・・時代が変わってきてますのでですね。
色んなこと言う人いますが、自分を信じてですね、いろいろと迷いながら演って下さい。

吉報をお待ちしております。
またください。

Q:(2015/7/12 大阪市のM.Mさん)

『学生時代、東京にいた昭和42年から46年ごろ、渋谷道玄坂のロック喫茶に通っていた店名が思い出せません。教えてください。』

達郎氏:

ブラック・ホークですね(笑)
私も通いましたね。

Q:(2015/7/19 町田市のH.Yさん)

『好きなカツ丼の種類がありました教えてください。

1. 普通のカツ丼
2. ソースカツ丼 長野県名物
3. 味噌カツ丼 愛知県 名古屋名物
4. カツカレー丼 
5. その他。 』

達郎氏:

私、すいません、カツ丼ダメなんですよ。
卵とじてるヤツダメです。

カツ丼、親子丼、え。
カツは、ちゃんとしたカツじゃないと、イヤです!

卵でとじてあるヤツ、ダメです。
卵は、生か、ゆで卵か、ですね。
白か黒かはっきりしろ、という、そういうアレです。

同じハガキ

『アイスクリームがおいしい季節になります。
好きなアイスクリームの種類を教えてください。』

好きなのは、バニラでしょ!
え、基本中の基本です。

Q:(2015/7/19 福島市のS.Kさん)

『達郎さん、日本酒がお好きと聞きました。
純米酒、純米原酒、純米大吟醸など、いろいろありますが、一番お好きな種類を教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いいたします。 』

達郎氏:

純米酒と純米原酒と純米大吟醸って、そんなに、あのぉ・・・何が違うのかよく判らないんですが。
私は、ズバリ本醸造っていう、普通のヤツです。
昔ながらの日本酒です。

それが一番、最近は好きです。

純米酒、純米原酒・・ともすると、とっと甘いんですよね。
ちょっとしつこいっていうか、粘るっていうか。
その点、本醸造はですね、切れが良いっていうかですね。

それを冷で飲むっていうのが、なかなかいいかなと。
個人的感想です。
そういうこと言うと、またですね、そうじゃないっていう人がいるんですよ。

人の意見を認めないってのは、よくないですね。
ブツブツ言いながら。

Q:(2015/8/9 兵庫県加古川市のF.Kさん)

『番組を聴きながら、一週間分のアイロンがけをしておりました。
半袖シャツなので、楽になりました。
達郎さんは長袖のシャツというイメージですが、半袖も着用されるのでしょうか。 』

達郎氏:

シャツは半袖、着ませんね。
最近は半袖、だんだん弱くなって、Tシャツも、ポロシャツもほとんど着なくなりましたね。
もう、全然長袖シャツ一辺倒になってきました。

『ツアー日程を拝見しました。

こんなにも各所廻られるミュージシャンの方はおられるのだろうかと思いました。
チケットが当たりますように。』

いや、もう私なんか、全然まだ可愛い方ですよ。
今年64公演ですけど、まだ70公演、80公演、100公演やる方、たくさんいらっしゃいますからですね。

私なんか、まだまだ・・
頑張って、やっていきたいと思います(笑)

Q:(2015/8/9 宮崎県宮崎市のH.Nさん)

『『COME ALONG』の7曲目「LOVE SPACE」の冒頭で聴こえる曲は、何ていう曲でしょうか。ぜひ一曲通して聴いてみたいです。 』

達郎氏:

これ、曲じゃないです。
KIKIというハワイのステーションのジングルです。
当時のアレでございます。
今は何のジングルか判りませんがですね。

『COME ALONG』はもう適当に作ってるアレなので。

Q:(2015/8/9 千葉県茂原市のT.Hさん)

『先日の放送で読書の話をしておられましたが、最近はどのような本を呼んでいるのでしょうか。
また過去に比べると、読書の傾向は変わりましたか。
きっと同じ趣旨の質問がたくさん来ているのではないかと思いますが、他の方の質問に対してでも構いませんので、答えて頂けないでしょうか。 』

達郎氏:

えぇ・・・あたし、あのぉ・・・一言で言うと読書コンプレックスの人間です。
中学、高校、本買う金があったらレコード買ってたのでですね。
本を読むという事に対して、非常にコンプレックスを持っております。

ですので、傾向とか、そういうのはありません。
もう、雑読、乱読・・そういう感じでございます。

今、読んでるのは立川談志さんの「あなたも落語家になれる」という80年代の本の、これ読み直しですけども。
最近、読み直しが多いんですよね。

その前が、ブラッドベリーの『華氏451度』の新訳で。
その前が、ダグラス・R. ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ―』と、これも80年代に読んだ本ですけど(笑)

もう全然脈絡ありません(笑)
どっちかいうと、フィクションよりノンフィクションの人間なんですが。

あと、最近は美術書というか、そういうものが、ものすごく興味があって。
最近分かりやすい美術書がたくさん出ていますので。
中野京子さんとか西岡文彦さんとか、そういう方々のやつを読みあさっているような毎日ですが。

それでも、本を読みながら音を聴くとですね、音に集中できませんし。
大体、視覚の方が聴覚より強いんですよね。
だからレコード聴きながら本を読むと、絶対本の方が勝つんです。

ですので、レコード聴くときはレコードに集中しなきゃなんないですけども、そすと、本を読む時間がないし。
本ばっかり読んでるとレコード聴く時間がないし。

少年老い易く学成り難し
老人ますます学成り難し
そいう感じでございますね。

えぇ・・・頑張りましょう!

Q:(2015/8/9 新潟県阿賀野市のW.Sさん)

『達郎さんは作詞をなさる際、筆記用具は何をお使いでしょうか。
今の時代、パソコンとかも思いましたが、そこは達郎さんには、こだわりが、おありかもしれないと思い、質問させて頂く次第です。

また筆記用具の使い分けなど、なさっているのでしょうか。 』

達郎氏:

歌詞はレポート用紙にですね、鉛筆です。
鉛筆で、書いちゃ消し、書いちゃ消しですね。
それで清書する時には、ワープロじゃなくてエディターですね、テキスト・エディターで字にして、歌詞なんかはそれで印刷します。

譜面を書くっていうのは、もう三十数年間、いや40年位ですね、ぺんてるの「ボールPentel」っていう水性ボールペンがあるんですが、これ一本槍ですね。
譜面はそれで自分で手書きで書く時は、それです。

手紙を書く時は万年筆でございます。
昔はWATERMANでしたけど、今はMONTBLANC使ってますですね。

そんなもんで宜しかったでしょうか。

Q:(2015/8/16 名古屋市のT.Aさん)

『質問ですが、オリジナルのアルバム「SONGS」に「パレード」が外されたのは何故でしょうか。
「DOWN TOWN」「すてきなメロディー」というポップな曲調が既にあったからでしょうか。 』

達郎氏:

「パレード」は、すごく初期の曲なので。
「SONGS」というアルバムは、割とみんな、私も大貫さんもですね、曲を新しい発想で書き始めた頃の作品を主に入れてありますので。
最初期の「パレード」とか「夏の終わりに」とかデモで録ったような曲は、入れておりませんが。

でも「パレード」は自分で好きだったので、ナイアガラ・トライアングルでソロ作品としてやり直しました。

バンドってのは、そういうもんなんですよ。
ファースト・アルバムが作られた時期というか、そういうところがですね勢いがあったという。
そういうことでございますが。

Q:(2015/8/16 西宮市のT.Tさん)

『達郎さんや大瀧さんの古いLPをかける時、いつもカートリッジの選択に迷います。
達郎さんのものでも、日本でプレスされた盤は日本メーカー、某AT社とかの方が相性がよいと思われますか?
それともシュアーのV15ですか? 』

達郎氏:

何でもいいでしょ(笑)

ただ、私はもう、昔からマッキン、JBL,トーレンスのプレイヤーでシュアのV15のType4かType3というですね、それしか聴きませんのでですね。
モニターも全部それでございます。

サンソンでアナログ起こしする時も全部それを使ってやっておりますのでですね。
ま・・・ご自由にどうぞ。

Q:(2015/8/23 川崎市のS.Hさん)

『先日、達郎さんに、詩、曲にどういう筆記用具を使うかという質問が来ていました。
その時のお答えに拘りを感じたのですが、まりやさんは如何ですか 』

まりやさん:

達っつぁんは、ボールペンてる・・
今ここに置いてある緑のね、それを・・

達郎氏:

これは譜面書く時だけね。

まりやさん:

それ、ずっと使ってるよね。

達郎氏:

うん。

まりやさん:

私は、手紙書いたり、普通に書いたりする時は、パイロットの「筆まかせ」っていうのを(笑)
それが凄い書きやすいの。

達郎氏:

なるほど。

まりやさん:

それのブルーブラック。

達郎氏:

ほぉー

まりやさん:

拘ってます、そこは。
普段、歌詞書いたりする時は鉛筆ですけれど。

達郎氏:

また、違う会社が出てきました(笑)

Q:(2015/8/23 台東区のY.Hさん)

『まりやさんへの質問

ビートルズの中で一曲選べと言われたら、何を選曲しますか。 』

まりやさん:

う~ん・・・
一曲は判んないけど「No Reply」か「This Boy」で。
2曲

達郎氏:

『アルバムの中で一枚選んで下さい』

まりやさん:

あ”~
「BEATLES FOR SALE」か「HELP」です。
だから一個って、難しいよね。

Q:(2015/8/23 横浜市のS.Rさん)

『達郎さんは、以前「砂の女」をライブで歌った時、「冗談は顔だけに」と一部洒落で歌詞を変えると話しておられましたが、他にもライブで洒落で変えて歌うレパートリーはありますか? 』

達郎氏:

う~ん
あの「ネオ・東京ラプソディ」ってのやりましたけどね、去年マニアックツアーで。
それはご当地で、「僕らの東京ラプソディ」ってのが元ですけど、それが大阪行ったら「大阪ラプソディ」になって、仙台だったら「仙台ラプソディ」になって・・・
そういうのは、ありますね。

まりやさん:

ご当地バージョンね。

達郎氏:

でも自分の曲をいじるってこと、無いですよ。
やっぱり自分のアレですから(笑)

まりやさん:

『まりやさんは、そんな事は無いと思いますが、何かありますか』
って書いてあるんですけど。

私はね、「セプテンバー」の「辛子色のシャツ」をリハ時は「辛子入りのシャツ」で歌ってましたけど。

達郎氏:

「ジステンパー」って歌い方もありますしね(笑)

まりやさん:

(笑)

Q:(2015/8/30 広島市のH.Mさん)

『ある日、縁あって新しい犬と出会い、再び笑いのある毎日を送っています。
妹分として迎え入れたのは、ミニチュアシュナウザー、グーフィーちゃんのお仲間でした。

今「SONGS」を聴いている私の足元で寝ています。
こんな時間が、とても愛おしい。
我が家の暮らしに達郎さん、まりやさんの音楽と、そばに犬がいる事は、無くてはならないセットのようなものになっています。

タミコちゃんはお元気でしょうか。
よろしければ、お話を聞かせて下さい。 』

まりやさん:

家にもね、犬がおりまして。
18年飼ったミニチュアシュナウザーが亡くなった時は、私、ペットロス症候群になってしまって。

もう犬は一生飼わないと、思ってたんですけども。
ほんとに縁あって、7年後に出会ったイングリッシュ・ブルドッグのタミコがですね、いい子なんですよね。

達郎氏:

あれは、なかなか良い犬です。

まりやさん:

白いブルドッグで。
犬なのに、散歩が嫌いって、どういう事なんだ(笑)

で、私と娘の言うことは、割と従順に聞くんですけどね。
たつろーに凄い威圧感を感じてる。

逃げるよね。

達郎氏:

逃げますよ。

まりやさん:

何となく・・

達郎氏:

なんか、耳が後ろにいくんですよね。

まりやさん:

そうだよね。
でも、ほんとにおかげ様で、いい子で。
なんか、やっぱり犬がいると和みますよね。

Q:(2015/8/30 中野区のO.E)

『サンソンでは「○○で棚つか」であったり、作曲家特集が定番ですが、まりやさんが企画するとしたら、何で棚つかをやってみたいですか?
また特集してみたい作曲家がいらっしゃったら、教えてください 』

まりやさん:

何だろうな・・・
でも、私は『珍盤・奇盤 私バージョン』ちょっと探そうかなと思って。

達郎氏:

自分で見つけた珍盤・奇盤?

まりやさん:

うん、そうそう。
自分のお気に入りの珍盤・奇盤。

達郎氏:

やってみれ!(笑)

まりやさん:

(笑)

Q:(2015/9/6 群馬県高崎市のI.Tさん)

『洋楽のシングル盤は60年代、70年代初めまで、どうしてモノラル盤だったのでしょうか。
同じモノラル放送のAM放送はシングル中心に、FMはステレオLPをオンエアしてたので、よかったのですか。

そして洋楽が、一時370円で邦楽が330円だったのは何故ですか。 』

達郎氏:

一度に聞かれても困りますけれどもですね。
まだFM放送が、そんな一般的には全世界的にはありませんでしたので、シングルはモノラルでございますが。

ステレオ自体がですね、ほんとに確実に発展し始めたのは60年代中期からですので。
それまではアルバムでモノラルのものも、たくさんありました。
ステレオとモノと二つ作って・・ビーチ・ボーイズなんかそうですけど。

モノ盤が高かったりしますので。
そういような時代でございました。

当時は、日本はドルが360円と高かったので、洋楽の方が・・高かったんです。
日本盤の方が製作費が安くついたので。

要するにふんだくられたわけですよ、アメリカのレコード会社に。
なので、洋盤は370円で邦盤は330円、でもそれが400円になり、450円になり、500円になり・・どんどん、どんどん上がっていくんですが。
諸物価高騰でございますね。
インフレでございます。

Q:(2015/9/6 鹿児島県枕崎市のM.Mさん)

『「秋からのコンサートツアーで是非鹿児島にも来て下さい。
そのツアーに関して達郎さんに質問があります。
達郎さんは武道館やドーム、アリーナなどではライブをせず、ホールツアーに専念されていますが、それはどのような理由からでしょうか。

やはり音響面の問題や自分と観客のお互いが見える距離で歌いたいという理由なのでしょうか。
達郎さんのライブの理念を教えて下さい。 』

達郎氏:

すごいっすね(笑)

もう、今さら言うような話じゃないですけど。
スリーピースのですね、ロックバンドでしたら別にドームだろうがアレだろうが、どこでもやりますがですね。

私の音楽、割りとコードが細かいので・・・よく言えば繊細、悪く言えばチマチマしてますのでですね。
そのチマチマした感じを、隅々に伝えるには武道館だと広すぎます(笑)

最近、音楽ライターとかですね、そういう業界の方が「山下君、もう武道館も音良いし、広いよ」って、ああいう人達、3階の一番後ろで聴いたことないんですよ。

3階の一番後ろって、結構雑駁(ざっぱく)なんですよ(笑)
ほんと!

ですので、2000のホールでしたら2階の一番後ろでも、意図した音で届けられますので、基本的に私は、そこしかやりません!

『武道館やらない』
『テレビ出ない』
『本書かない』

ってのが私の3大ポリシーで、30年ほどやってきております。

もうひとつ『ファンクラブ作らない』ってのがあったんですけど、それは20年ほど前に止めましてファンクラブはございますが。
そんなようなものでございます。

お若い方が、出ていらっしゃると・・
そうですよね・・・
ガラパゴス然とします、いいんです!
何と言われようと。

Q:(2015/9/6 長野県千曲市、Y.Kさん)

『毎週楽しく聞かせて頂いております。
週刊現代掲載の日本のロックン・ロールに関する達郎さんの記事を拝読いたしました。

小生が気になったのは、冒頭のプロフィールが書き込まれた達郎さんの写真で、それも付けてる腕時計であります。
金色のケース、黒色の革ベルトで丸っこい古い型の腕時計に見えます。

あれこれ想像するにロレックスじゃなさそう。
パッテクか、それともオメガのビンテージ品か。
いや、ストップウォッチがミネルバだから、これもか。

いつ、どこで入手の品か。
記念の品か。
中学生の時に買ったものを今も大切に・・・

等々、想像、空想、妄想が尽きません。
芸能人がお好きなフランク・ミュラーや値の張る外国製に見えないのは好感です。

日本のロックよりも達郎さんの腕時計が気になり、書かなくてもよい葉書を書くハメになりました。
番組でメーカー名など差し障りがあれば、イニシャルだけでも教えて下さい。
内容が内容だから「そんなこと聞いてどうする」のコーナーのポリ箱行きかな。 』

達郎氏:

って、おかしい葉書ですね、これ(笑)

私、時計はですね、私のビジネスパートナーが時計大好きなので。
いつも彼に買ってもらってる(笑)
自分で、ほとんどお金出して時計買ったことない人間でですね(笑)

あの時計はブレゲです。
私のビジネスパートナーが香港で買ってきてくれたブレゲの、長いこと使ってます。

四角いのと丸いのと、ありますが(笑)
すごいですね、しかし!(笑)
おかしいですね(笑)
そういうの初めてです。

Q:(2015/9/20 新潟県阿賀野市のW.Sさん)

『オールディーズの曲を、私はYOUTUBEで聞き流しつつ、仕事をすることが多いのですが、1曲長さが今よりも随分短いことが、ふと気になりだしました。
これは技術的な問題だったのか、あるいは流行だったのか、それとも、それ以外の理由が何かあったのでしょうか。
教えて頂ければ幸いです。 』

達郎氏:

今日、お聴きを頂きましたと思いますが、ほとんどシングル盤です。
昔のシングル盤は、だいたい3分半くらいがですね、一番音が良くカッティングできる。
それが過ぎますと、だんだん音が悪くなってきます。

当時のラジオっていうのが、だいたい『3 minutes』っていいましてですね、3分前後の曲をかけるという。
4分、5分と長い曲だと嫌われたんですよね。

今でもAM,オールナイトニッポンみたいな番組ですと、もうほとんど完奏前で切ってしまいます。
それに疑問があって、FMがステレオだっていうこともありまして、FMはアルバム全曲かけるとか、そういうのが始まりました。

AM、FMの役割が分かれてきたのが60年代後期の話でございますので。
当時60年代は、特にシングル盤は2分台というのが理想だと、そういうものでございます。

今は、そういうことはありません。
CDですから。
昔の曲は短かった・・いう訳でございます。

Q:(2015/9/20 三重県四日市市のM.Rさん 14才)

『ひとつ質問なのですが、サンソンのオープニングに流れる曲は、何ていう曲なのでしょうか。 』

達郎氏:

すごい質問だ・・

「ONLY WITH YOU」といいます。
14歳ということは、2001年・・・
っつうことは。84だから、この子の生まれる17年前の曲ですね。

恐ろしい世界になってきました。
「ONLY WITH YOU」といいます。お父さんに聞いて下さい。
「BIG WAVE」というアルバムに入っています。

このあいだの「BIG WAVE」の30週年記念盤のボーナストラックに、このインストバージョン入ってます。

すごいな、これは・・・
どこまで、行くんでしょうね。

Q:(2015/9/20 広島県三原市のT.Sさん)

『素人の質問で恐縮ですが、曲の始まりのイントロに対して、曲終わりは何と呼ぶのでしょうか。』

達郎氏:

アウトロ
フェードアウト
エンディング

色んな呼び方をします。
日本では、まぁ、フェードアウトとかエンディングとかいいますが。
アメリカはアウトロで通りますね。
そんな感じです。

Q:(2015/9/27 沖縄県浦添市のO.Jさん)

『質問があります。
今月いっぱい、または年内で終了するかもしれないという噂が一部で出てるそうですが、終了するって本当ですか?教えて下さい。
それでは、また葉書送ります。 』

達郎氏:

よく判りませんがですね。

終わりませんよ!(笑)
だれが終わるって、誰か終わらせたいヤツがいるんですかね。

だいだい、終わる場合はひと月くらい前から申し上げますからですね。
実は来週終わります、なんて、そういう事はやりませんから!

だいたい、それで、これ9月14日の消印になっておりますがですね。
それでは、また葉書送りますって、終わる番組に言うセリフじゃないですよ、それ。

って、突っ込んだりしながらですね。

Q:(2015/10/4 千葉県柏市のO.Dさん)

『私は33年間、一度も虫歯が出来たことがないため、虫歯の痛さを知りません。
達郎さんは、虫歯できたことありますか。
もしあるようでしたら、その時の痛みは、どんな痛みでしたか。

ちなみに芥川賞受賞したピースの又吉さんの口の中は、虫歯まみれでひどいそうです。 』

達郎氏:

暇に任せて書いているとしか思えない、葉書ですね。

小学校の頃は虫歯が何本ができました。
それは抜かれてですね、あの頃は、何かあったらすぐ抜きますからね。
痛かったですね。

最近は抜かないで治すお医者さんに、四半世紀ずっと通っております。
このあいだ、親知らずがしみまして。
私の親知らず、なんかこっちに飛び出てるだそうですね。

昔だったら抜いちゃうんだそうですが、今はちゃんと、土台をしっかりして、被せてですね治してる。
今、最終段階でございます。

今週、行ってそれで終わりで。
それでツアーに臨む、そういう感じでございます。
なので、この葉書が目にとまったという、アレでございます。

Q:(2015/10/4 群馬県高崎市のO.Eさん)

『前から一度、達郎さんに聞いてみたかったのですが、サンソンを提供してる「スバルインプレッサ」のCM曲「踊ろよ、フィッシュ」は何故「踊ろよ」と「フィッシュ」の間に読点が入っているのですか。

歌のタイトルなのだから、別に読点「、」を付けなくてもいいんじゃないかなと、変な事が気になっておりました。
つまらない質問でごめんなさい。』

達郎氏:

1987年のシングルでございますが。
当時は、ま、いわゆるコピーライトが全盛でございまして。
僕はCM長いので、そういうコピーライトみたいなのが嫌いじゃないのでですね(笑)

「踊ろよ、フィッシュ」タイトル付けるときに、じゃ「、」つけようか・・
ま、軽い気持でございます。
あとあとまで、そうやって2015年まで突っ込まれると困ります(笑)

Q:(2015/10/11 札幌市のT.Kさん)

『我が家はスポーツの秋で、先日娘のマラソン大会があり、3位でゴールすることができました。
娘はサッカーにもはまり、毎日ボールを蹴っています。
達郎さんは何かスポーツをしていますか。 』

達郎氏:

いいですね、スポーツ一家。
私は歩くだけです(笑)

歩くのとギター弾くのが、いい運動です(笑)
あと、歌うのです(笑)

えぇ・・・運動になってねぇや。

Q:(2015/10/11 船橋市のA.Kさん)

『今回の達郎さんのツアーもそうですが、コンサートツアーの初日に市川文化会館を初日に持ってくるミュージシャンが多いのですが、何故なんでしょうか。
以下の4つから選んで下さい。

①東京から近いから
②音が良いから
③そこしか空いていなかった
④その他 』

達郎氏:

えぇ、面白いですね。

あのぉ・・・こうした全国ツアーの初日というのはですね、なるべく東京の近郊で行われることが多いです。
やっぱり初日ですのでですね、何かアクシデントが起こった時に、すぐ東京にとって返せる、そうした距離でやります。

ですから私の場合、今回市川ですが、あとは厚木とかですね、戸田、千葉でもやったことありますが。
今回も市川で行う訳ですが、最近は、ここが割と定番化しております。

宜しくお願いします。

Q:(2015/10/18 愛知県稲沢市のN.Mさん)

『そんな事聞いてどうすんだ係

達郎さん、こんにちは。
さっそくですが、これまで観てきた映画、ドラマ、小説、スポーツで一番心に残っている悪役キャラを教えて下さい。

ちなみに私は元プロレスラーのスタン・ハンセンさんで、10代の頃、テレビで彼の顔を見ると血圧が上がりました。』

達郎氏:

面白いお便りですね。

悪役ね・・悪役ったら、やっぱりプロレスですが。
私達の世代だったら、やっぱりタイガー・ジェット・シンとですね、アブドーラ・ザ・ブッチャー。
この双璧にかなう人、誰もいないですよ!

すぐ後ろから、かかってくるという。
それをテレビで見て「あぁ!危ない!危ない!」って。
レフリーが全然気が付かないフリをして・・

小学生、中学生の時代を思い出しますね。
そんな事聞いてどうすんでしょ(笑)

Q:(2015/10/18 埼玉県鶴ヶ島市のS.Yさん)

『20年使用した通勤鞄お疲れさまでした。
アディダスの手提げバック・・・
達郎さんの通勤鞄は?』

達郎氏:

こんなの僕に送って、どうしようっていうんでしょうね、これ(笑)
私はショルダーバッグです。
袈裟掛けにして、やってます。

バックパックってのがダメなんですよね。
袈裟掛けのショルダーバックです。
まだ使っております。

Q:(2015/10/18 札幌市のS.Kさん)

『3回目くらいのハガキです。
以前、中古店で「僕らの夏の夢」を見つけて、まだ買ってなかったため、大喜びで買い求めました。
しかし、ワクワクしたのもつかの間。

帰ってから開けてみると、中は全く別の人のCDでした。
返品しようとも、もう二度と行けないくらい遠くの店だったため、泣き寝入りです。

この時以来、中古CDを買う時は、必ず、すぐに中を確認しています。
山下達郎のCDを中古で買おうとしてバチが当たったのでしょうか。
「僕らの夏の夢」はその後ちゃんと買いました。

ところで山下達郎の代わりに入っていたCDは美輪明宏さんです。
達郎さんは中身が違ったレコードやCDを買ってしまったことが、おありでしょうか。』

達郎氏:

セコハン屋は、しょっちゅうですよ、そういうの。
だから必ず、中見ないとダメですよ。
それは勉強になって良かったですよね。

また下さい。

Q:(2015/10/25 仙台市のT.Tさん)

『達郎さん、40周年おめでとうございます。
私が思うに、40年前にデビューしてよかったと思います。

情報もあまりない時代で、テレビに出なくても真の音楽好きに支持されて、色々あったと思いますが、結構やりたいことが出来た時代だったと思いますよ。

もし達郎青年が1975年ではなく2015年にデビューしたら、出たくもないテレビの歌番組に出て、プロモーションビデオでは踊りたくないダンスなんかも、しなくてはならないと思います。

もしも、今の世の中でデビューしたらなんて考えたことはありますか。』

達郎氏:

今の世の中だったら、絶対デビューしません(笑)
芸能界、入りません(笑)、恐ろしくて(笑)
全然時代が違いますからね。

私は、ほんとに時代のスリットみたいなところにデビューしたので、幸運だったと言うことができますが。

この方、お若い方ですね、きっとね。

Q:(2015/11/1 名古屋市のT.Aさん)

『達郎さん、こんにちは。
いつも疑問に思ってることがあります。

リクエストでかかる曲は、達郎さんは事前に知ってる曲なのでしょうか?
リクエストハガキであらためて、曲を聴いて初めて知ったという事もあるのでしょうか。
達郎さんが、曲を思い浮かべられない曲は、リクエストしてもかからないのでしょうか。』

達郎氏:

おもしろい質問でございますがですね。
今日、おかけする曲は全部知ってます。

知らない曲でも、どうしてもかけて欲しいとか、そういうアレですと、私、やっぱりレコード集めるのが趣味の人間なんで、友達たくさんいますんでですね・・・

例えばもう、ポピュラー音楽だけじゃなくて、バッハだったらこの人に聴けば絶対何でも知ってるとか、カントリーだったら、この人があれだとか。
そういう人脈、たくさんありますので、そういう人に聞きます。

そすと、的確な答えが帰って来ましてですね、そういう人が持ってますので、借りておかけします。

なんか必要を感じた時は、そういうことで。
そいで、まぁ、いかにも自分が百年前から知っていると・・喋ると。
番組なので。

これは誰から聞きましたと、いちいちエクスキューズしてもしょうがないのでですね。

ただ自分の好き嫌いはありますので。
80年代の末あたりから、例えばジャパンとかデュランデュランとか、ああいうのは他でも聴けますので。
ジャーニーとかエイジアとか、そういうのも他でも聴けますのでですね。

どっちか言ったら、自分の専門は50年代、60年代、70年代、80年代中期くらいまでのオールディーズソングでございますので。
80年代、90年代のヒップホップとか、そういうのは、まあ、それこそ松尾潔さんとか、専門家がいますので、そういう方に。

あとは、現代音楽とかですね、そういうのは家では聴きますが、日曜日の2時にかけてもしょうがないですね。
そんなような感じで宜しいでしょうか。

Q:(2015/11/1 熊本市のO.Iさん)

『体調管理は万全でいらっしゃると存じますが、喉のケアしてマスク着用は当然でいらっしゃる事でしょう。

そこでお尋ねです。
マスクに大きさや形状、香り、耳にかけるゴム等、何かこだわりがおありでしょうか。
気になります。』

達郎氏:

あのぉ(笑)
普通のマスクじゃないと、いやですね。
鳥のクチバシみたいなのあるでしょ。
ああいうの街中でやってると、何か怪しいと思いません?

なるべく普通の形の、性能のいいヤツ。
なんかこう、顔中がアレする銀行強盗みたいなおは、あんまり好きじゃないです。
なるべく四角いやつ。

それですね・・・
具体的なメーカーだと、また色々言われますので(笑)
それは普通のやつですね(笑)

でもマスクは、人混みだと必須なので。
私とコーラスの3人はですね、みんなマスクやっております。
たいへんでございます(笑)

Q:(2015/11/15 山口市のI.Iさん)

『先週の放送で、喉のケアについて話されていましたが、ミュージシャの方々は指先のケアをされていることと思います。
というのも、冬になると寒さと乾燥で指先のひび割れに悩まされるからです。

山下さんをはじめ、メンバーの皆さんは、どのようなケアをされているのでしょうか。』

達郎氏:

ギターは、僕と佐橋君は爪が割れないように、爪の人差し指・・爪の補強はやります。
爪が割れますので。
他は別に・・・

Q:(2015/11/15 千葉県柏市のO.Dさん)

『達郎さんが個人的に気に入ってるライブ会場はどこですか。
中野サンプラザですか、それとも大阪フェスティバルホールですか。
それとも、他の会場ですか。
是非教えて下さい。

いつも、つまらない質問で恐縮しております。』

達郎氏:

いつも、こういう書き方なんです。
何て言いましょうかね・・・

よく言えば、単刀直入。
悪く言うと・・・ま、いいや。

中野サンプラザは、私のホームグラウンドですけども、ホールとしてはですね、ちょっと使いにくいホールです。

ですから、私が使う場合はオーケストラピット潰して、前へステージ出してですね、やらないと、ちょっと回りこみが激しくてですね、やりにくいホールです。

NHKホールが、はるかにそういう意味ではやりやすいです。

大阪フェスティバルホールは、壊す前のところは、ほんとに最高で、新しくなっても根性入っておりましたのでですね。

でも好きなホールといいますとね、そんなに都会のホールがいいという訳ではありません。

北からいきますと、例えば北海道の釧路市民文化会館。
これは、すばらしいホールです。

あとは、南の鹿児島の市民文化ホール。
そこもいいです。

あとは長野とかですね、このあいだ行った倉敷もいいホールですね。

そういう好みはは、ございますね。
だいたい、80年代に作られた「なんとか文化ホール」というところは、押し並べて割りといいところですね。

そんな感じでございます。

Q:(2015/11/15 熊本市のI.Kさん)

『「だからそんなコーナー無いっつうの」のコーナーへ質問。
突然ですが、達郎さんは小さい頃から大きかったのですか。
中学生の時は吹奏楽で大太鼓だったでしょうか。

健康の秘訣はウォーキングと聞きました。
時間やキロ数はどれくらいでしょうか。
気になっています。

ちなみに私は158cm、53キロ。
いつも一番前でした。
運動が苦手で体育は2。
でも、社会人になってからはスキーとジョギングで健康目指してます。』

達郎氏:

すごいなこれ(笑)

私、中学校の頃は、かなり後ろの方でした。
大きい方でした。

今は72センチで65キロぐらいですかね。
運動苦手です(笑)
私、「3」でした(笑)

Q:(2015/11/22 板橋区のT.Iさん)

『質問
ハガキの字は大きく書いたほうが良いですか。
それとも、読めれば小さくても良いですか。』

達郎氏:

お好きなように(笑)

大小よりも、ミミズののたくったような、そういう方がですね、大きくても辛いですね。
綺麗な字だったら小さくても、ちゃんと読めます。

Q:(2015/11/29 大和市のK.Tさん)

『先日MRI検査を受けることがあったのですが、検査中に聞こえる例のあの音、あれで最初に聞こえた「ダダダダダ、ドドド」の音がBOMBERのイントロの工事音の音にそっくりだったもので、そのあと検査中ずっと頭の中で曲がリピートされてました。

おかげで窮屈な検査も無事やり過ごせました。
そこで、ふと思ったのですが、あのイントロは本物の削岩機かなんかの音なんでしょうか。
よろしければ教えて下さい。』

達郎氏:

えぇ・・そうです。
あれSEです。
削岩機のSEを使っております。

Q:(2015/11/29 岡山県倉敷市のI.Mさん)

『夏の夫婦放談の中で話されていた「SE」。
波の音や、最後のとこで犬が泣く声が、云々と言っておられました。
その「SE」について、是非ともご教授賜りたく存じます。
よろしくお願い致します。』

達郎氏:

「SE」
Sound Effectです。
音響効果。

それをSEと言います。
業界用語です。
すいません。

Q:(2015/11/29 岡山県倉敷市のI.Mさん)

『今さら、そんな事聞かれてもコーナー


サンソンのジングルテーマ曲について。
スタートのジングルは何故「アトムの子」なのですか。


オープニングの「Only with you」のカラオケはCDになているのですか。


前半終わり、CMに入る前の1人アカペラの曲は、曲名あるのですか。
また始まった当初から、変わらずあるのですか。


エンディングの「Groovin’」はサタデーソングブック時代も流れていたのですか。』

達郎氏:


この番組が始まったのが、ちょうど「アルチザン」の直後だったので、「アトムの子」を使ったんです。
ただそれだけです。

それが、いまだに続いてる(笑)


なってますよ。
去年出しましたBig Waveのボーナストラックに入っております。

あとは私のファンクラブで買えるCM全集のVOl.2にも入っております。


ありますが、曲名はありません。
1回、録り直しました。


そうです。
あれも「アルチザン」の最後ですから・・

アンチョクです。ハイ。
そろそろ変えてもいいんですけどね。
ま、いいやという。

Q:(2015/12/6 高知県高知市のK.Tさん)

『ラジオ番組に達郎さんの曲をリクエストするのは、生まれて初めてなのですが、自分にとって記念になると思うので「クリスマス・イブ」是非宜しくお願いします。
達郎さんの「クリスマス・イブ」は最高です。

達郎さんは、今年2015年、レコードやCDは何枚買われましたか?
また、過去に最高何枚買われてことがありますか?
こういう話も放送で聞けたら嬉しいです。』

達郎氏:

昔は買いましたよ。
「メーター買い」って言われましたからね。
月に1メータずついってた時も・・ございますが。

今は、そんなにアレしません(笑)
今年は、4~500ってとこですかね。
もう、欲しいもんしか買いません(笑)

断捨離、少し始まってます。
CDの棚がちょっと溢れてきたので(笑)
ちょっと買い控え(笑)

Q:(2015/12/13 横浜市のS.Sさん)

『初めてお便りします。
先日、神奈川県民ホールでの達郎さんのコンサートに初めて行かせて頂きました。
一生聴いていたいと思うほど、最高に幸せな時間でした。

達郎さん初心者の私には不思議に思うことがあったのですが、開演前に何人かのお客さんがステージの前まで行って、ステージ上の何かを見てたんですけど、皆さん何をチェックしているのだと思いますか。

とても気になりました。』

達郎氏:

あのぉ・・・アマチュアバンドやってる人とかですね、バンド関係やってる人が機材を見にくるんです。

何のエフェクターを使ってるとか、アンプは何を使ってるかとか。
今回は何が増えたかとかですね。
そういうようなものを見物しに来ます。

えぇ・・色んな方がいらっしゃいます(笑)

Q:(2015/12/13 茨城県土浦市のK.Mさん)

『質問です。
今回のツアーで使用しているポスターは、いつ撮影されたものでしょうか。
長い間、ツアーを観てきましたが、テレキャスにカポ8で弾くとこを見た記憶がありません。
あと、バックもステージセットとは違うようです。
想像では名古屋のボトムラインではないかと思っております。』

達郎氏:

すごいな、それ・・。
えぇ、あれはですね(笑)
種明かしをしますと(笑)・・

去年のまりやのライブです。
まりやのライブの一曲目の「アンフィシアターの夜」のところでギター弾いてる、そこんところを撮ったものです(笑)

細かいですね!(笑)
すごいですね!(笑)

Q:(2015/12/20 札幌市のT.Kさん)

『達郎さん、まりやさん、こんにちは。
達郎さんの音楽活動40周年にちなんで、お二人に質問です。

40年間、使い続けているものはありますか?
私は小学校5年生から使っている裁縫セットがあります。』

まりやさん:

達っつぁんはね、アレ使ってる。
アナログのストップウォッチ。

達郎氏:

ストップウォッチね。
ミネルバ ね。
あれは39年使ってるね。

まりやさん:

でしょ!

達郎氏:

1976年に、三ツ矢サイダーのCMやった時に、それがCMの賞とったのね。
その時に広告代理店の人が僕にプレゼントしてくれたミネルバのストップウォッチ、それは今でも・・
僕、デジタルだめだから。

アナログのストップウォッチじゃないとだめ。

まりやさん:

修理しながら使って・・

達郎氏:

この間、修理しました。

まりやさん:

デジタルのストップウォッチだと・・

達郎氏:

ダメ!

まりやさん:

時間の感覚がとれないよね。

達郎氏:

今でもCMやりますから。
この間の『Smiling Days』なんかは、CMサイズ測らないとだめだから。

まりやさん:

あとね、この春に大瀧さんのお家に伺った時に、ダイニングに、あたし達の結婚式の引き出物の掛け時計が・・・
あれ感動しちゃって・・

達郎氏:

まだ現役だってね。

まりやさん:

あれ超久しぶりに見て・・
これ使ってくれてるんですかって奥様に言ったら、「大瀧が、これが一番いいんだ」って、づっと使って・・・

達郎氏:

33年使ってるんですね。

まりやさん:

もう家にもないのに(笑)

達郎氏:

無い(笑)

まりやさん:

有りがたかったね。

Q:(2015/12/20 愛知県稲沢市のN.Mさん)

『こんにちは。
質問ですが、今年ちょっとショックだったことは何ですか。
ちなみに私は、オープンから通っていた喫茶店が閉店した事です。』

なんか、ちょっとがっかりした事とか・・』

達郎氏:

腰とか、一切大丈夫だったんだけど、この間、水をね(笑)
20キロの水を何気なくアレしたら、ちょっと違和感出て。
焦って、鍼行ったら治りましたけどね。

あれ意外とショックでしたね。

まりやさん:

普段、腰とか痛いとかないもんね。
そうすると、やっぱり・・

達郎氏:

ちょっと違和感あるとビクッとするようになるね。
このあいだ、どっかのテレビでやってたけど、膝を伸ばして物を持ってる絵を見て、腰来そうって思ってる人は実際に腰が悪いんだって。

何にも思わない人は、腰が丈夫なの。
そういうの番組でやってたけど。

まりやさん:

体のことはね、突然不安がよぎったりするからね。

達郎氏:

僕の周りのライブのスタッフはもう全員、腰が悪いからね。
重い物持つから。
そういう人は皆、膝を曲げて持つっていうね。

「そりゃ達郎さん、膝曲げて持たないかんですよ」
って言われたりしたけど。
そんな事考えたことないからね。

まりやさん:

普段、そうやって丈夫だとね・・

私、ひとつショックだったのは、ホテルオークラの本館が閉じたこと。
あの建物、すごい好きだったから。

達郎氏:

随分、クレームが出ましたけどね。

まりやさん:

最後、私、写真撮りに行っちゃったもん(笑)

達郎氏:

大阪フェスティバルホールじゃないけど、なんか再現性は出すって言ってるみたいですよ。

まりやさん:

だけど、二度と同じものにはならない訳じゃない。

達郎氏:

一階のね・・・

まりやさん:

オーキッドルームの、あの佇まいがね・・
何か、感慨深いものがありますね。

達郎氏:

何で、日本はそうやって、どんどん壊すのかね。
ニューヨークのプラザホテルって外見、全く同じに造ってるでしょ。

まりやさん:

なんかね、そういう事は、とてもおしい気がする。

達郎氏:

木と紙の文化の宿命と言えば、それまでだね。

Q:(2015/12/20 久留米市のH.Kさん)

『達郎さん、福岡サンパレスが将来的に取り壊しという計画が持ち上がっています。
そうなると、代えの施設は、まりやさんがライブを行ったマリンメッセになるのでしょうか。

達郎さんと、まりやさんとではライブ会場を選ぶ基準が違うように思えるのですが、如何でしょうか。』

達郎氏:

んん・・・。

サンパレス、建て替えが決まったそうです。
だったら市民会館にします!
1700の。

まりやさん:

福岡市民会館ね。

達郎氏:

そうです。
市民会館は、サンパレスが出来たら取り壊して、また新しくなるという。
そういう、今は聞いてます。

マリンメッセには行きません(笑)
すいません、はい(笑)

Q:(2015/12/20 東京都の八王子市のI.Kさん)

『達郎さん、まりやさんが一番好きな英単語をお聞かせ下さい。』

まりやさん:

あたしは、月並みですけどねぇ「Love」とか、「Music」とか(笑)
でも「Dream」が好きかも!

達郎氏:

なるほど。
わしゃ長いのが好きだから。
「Environment」とか。

まりやさん:

何それ(笑)
「環境」とかいう意味じゃん!

達郎氏:

長いやつ(笑)

まりやさん:

意味は関係ないのね!
要するに長けりゃいいと。

ウンチクだね、やっぱり。
えぇと・・・

達郎氏:

「Synchronicity」(笑)

Q:(2015/12/27 長崎県諫早市のH.Yさん)

『お二人はタクシーを利用される際に、運転手の方とお話など、される方ですか。
先日、仕事関係の集まりの帰りにタクシーを利用したんですが、とっても話しやすい方で、ついつい話題が広がりました。

その運転手さんも達郎さん、まりやさんの大ファンで、この番組も欠かさず聞かれているとのことです。
また、昨年末のマリンメッセでのまりやさんのライブは前方で、今年の達郎さんのライブも参加されたとのこどでした。

思わぬところで、好みが合う人と出会うと嬉しいですね。』

まりやさん:

あたしね、タクシーの運転手さんね(笑)
言っていい(笑)?

つい、この間乗ったタクシーの運転手さんが、私だということは判ってくださってたみたいで、実は先日、矢沢永吉さんご夫妻を乗せてね、ちょっとほろ酔いかげんで、奥様が「ねぇ、あの曲歌って」って言って、3曲くらい生で、永ちゃんが歌ってくれたのを僕、聴いたんです、凄い良かったですって、そういう運転手さんに巡りあったんですけど(笑)

達郎氏:

タクシーの運転手の話、始めたら・・・

まりやさん:

色々あるでしょ。

達郎氏:

個人タクシーでね、サラ・ブライトマン、大音量でかけてるの。

まりやさん:

あぁ、そういう人いるよね。

達郎氏:

CDが、びやぁ~っと前に並んでるんだよ。
「僕はサラ・ブライトマンが好きです!」ってね。

でもね、考え事してタクシーに乗った時に「お客さん、今日は寒いよね」とか始まると、ひとがいいから相手しちゃったりするとね、たいへんな事になって。

まりやさん:

私、比較的しゃべる。
タクシーの運転手さん、いろいろな人生聞かせてもらったりするの好きだし。

達郎氏:

あと最近よく、あの、「すいませーん、先週、東京来たばっかりなんで道判んない」みたいな。
急いでる時に、そういう人だと、なかなか困るとか、そういう・・タクシー特集っていう(笑)

まりやさん:

この前ね、こうCDががありますって言って、リスト、パウチになったリストを・・

達郎氏:

ふはははは(笑)

まりやさん:

その中に「クリスマス・イブ」が入ってたんで、リクエストしましたよ。

達郎氏:

しょうがねぇ(笑)
それは話し始めたら長いな(笑)

~END~

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