そんな事聞いて、どうすんの!2017年上半期(2017/01~2017/06)
サンデーソングブックではお馴染の「リスナー質問 vs.達郎氏」のやりとり。
キュンとくる質問や専門的な質問、それから「今日一番おもしろかったお便りはこれ」など・・・
2017年の1月から6月までのQ&Aをまとめてみました。
誤字脱字は御容赦ください。
ちなみに、
2009年4月19日から12月27日は、こちら
2010年1月17日から06月27日は、こちら
2010年7月4日から12月12日は、こちら
2011年1月23日から6月26日はこちら
2011年7月10日から12月25日はこちら
2012年1月1日から6月24日はこちら
2012年7月8日から12月30日は、こちら
2013年1月1日から6月30日は、こちら
2013年7月1日から12月31日は、こちら
2014年1月1日から6月30日は、こちら
2014年7月1日から12月31日は、こちら
2015年1月1日から6月30日は、こちら
2015年7月1日から12月31日は、こちら
2016年1月10日から6月19日は、こちら
2016年7月3日から12月25日は、こちら
2017年1月8日から6月4日は、こちら
2017年7月2日から12月31日は、こちら
2018年1月7日から6月24日は、こちら
2018年7月1日から12月30日は、こちら
それでは、どうぞ。
Q:(2017/1/8 横浜市のT.Sさん)
『先日、20年務めた職場をやめました。
20代前半からよく頑張ったと思い、我ながら感心しています。
これからは自分へのご褒美にドーナツを買いに行こうと思っているので、ぜひ、リクエストは「ドーナツソング」をお願いします。
達郎さんはドーナツお好きですか。 』
達郎氏:
えぇ・・再三申し上げておりますが、私、実家が街のパン屋だったもんですからですね、甘いものダメなんです(笑)
ですから、割りと甘みの少ない、普通のプレーンなやつ・・
なんだい、それ(笑)
Q:(2017/1/8 神戸市のY.Tさん)
『山下家はお餅は切り餅、丸餅、どちら?
そんなこと聞いて、どうするコーナーで 』
達郎氏:
東京の人間なので角餅です。
角餅にすまし汁、三つ葉をふって。
うちの母親が仙台なので、自己流の、そういう人参の切り干し、細切れ、そういうのを入れておりましたが。
ほんとに、あの・・お雑煮は全国全部違うというですね。
関西行きますと白味噌に丸餅。
九州あたり行きますと、おしるこだったりしますが。
ぜんざいで・・そういうのもありますが。
ほんとに、全国いろいろ、色とりどりという感じでございます。
皆様のところは、どんな感じでございましょうか。
あんまり、だからあのぉ・・食べたことないですよね、そういう白味噌に丸餅とか、そういうの。
でも、なんか違和感があるというか、そういうあれですかね、逆に関西の人が東京来ると、ツユが濃ゆくていやだ・・そういう蕎麦、うどんと同じようなあれでございますが。
くだらないこと言っておりますが(笑)
Q:(2017/1/8 中野区のO.Eさん)
『最近映画館といえば、シネマコンプレックスが主流ですが、名画座も捨てがたいです。
二本立てで入れ替え制でもなく、じっくりと映画を鑑賞できるのがいいですね。
東京では名画座も少なくなり、早稲田松竹や飯田橋ギンレイホールなどが、がんばられていますが、達郎さんがお好きな名画座はありますか。
あるいは、学生時代に通われた名画座などがあれば、その想い出も含めてお話いただければ幸いです。 』
達郎氏:
予備校時代は、予備校サボって映画ばっかり観てた時代がありまして。
その時はもう名画座です。
私は池袋の生まれ育ちなので、名画座といえばもう文芸座、 文芸座地下ですが。
文芸座、文芸地下、飯田橋の佳作座、渋谷の全線座、新宿の武蔵野館、慶応名画座とまわれば、これで1週間たってしましますね。
その時代、もう死ぬほど映画が観れましたのが(笑)、あとのミュージシャン生活にどれだけプラスになったか!(笑)
そういう感じでございます。
Q:(2017/1/8 広島県三原市のT.Sのさん)
『ビルボードライブ大阪のドン・フェルダーのライブに行きました。
驚いたのは終盤に本人がギターを抱えたまま、ステージを降りて、ディナー・ショーの歌手の如く、客席をまわったことです。
よく見てみると曲ごとに交換していたギターは、いずれもワイヤレスでアンコールのホテル・カリフォルニアのダブルネックさえ、そうでした。
達郎さんはライブでワイヤレスを採用されていませんが、音質等こだわりの理由があればご教示ください。
ちなみに当方は、最近プリンターをワイヤレスに変えました。
仕上がりに差はないも、なんとなく落ち着きません。』
達郎氏:
ビルボードってのはね、ディナー・ショーのホールですからね(笑)
食事しながら、飲みながらですね、長い演奏させてもらう時はワンステージ40分とかですね、そういうあれですから。
ディナー・ショー形式ですから(笑)
あたりまえです。
私はアリーナのツアーをやらないので。
イーグルスはもう、それこそスタジアム・ツアーですので、そういうのはもうワイヤレスないと、やれませんのでですね。
私はでも、ホールのツアーしかやりませんので、基本的に100%ワイヤードです。
私のバンドは、伊藤広規、佐橋佳幸、ホールツアーに関しては全員ワイヤードです!
シンセも全てワイヤードです。
ワイヤレスにはしませんのでですね(笑)
ワイヤレスは、だいぶ音は良くなってきましたが、それでもきちっとしたケーブルのワイヤードには、まだかないません。
音質の問題です。
ワイヤレスPAなんて、絶対やめて欲しい!って言ってますが。
そういうあれでございますね。
ヘッドホンも、もちろんワイヤードでございます。
古い人間なので、別に何と言われても関係ない。
死ぬまで、これでいきます。
Q:(2017/2/5 神戸市のM.Fさん)
『お誕生日といえば、私が子供の頃、母が巻きずしやちらし寿司を作って、お祝いをしてくれたことを思い出します。
今では回転寿司が出来て、気軽にお寿司を食べられますが、私が小さかった頃は、来客や祝い事しか食べられない、ごちそうでした。
ところで達郎さんは、にぎり寿司のネタは何がお好きですか。 』
達郎氏:
にぎりのネタね・・
最近はあんまり、にぎりじゃないんですね。
酒飲みますので、つまみでいきますのでですね(笑)
えぇ、ベタで赤身とですね白身も、ま、そういうこう・・季節の白身!
えぇ、なんかあんまり答えになってませんけど。
私の場合はやっぱり、お寿司、たしかに小さい頃はですね、なかなかお寿司取るっていったら、もうそれは、冠婚葬祭!
結婚式か葬式か!みたいな、そういう感じでございますが。
同様に、鰻も同じなんですね。
貧乏人のこせがれですとですね、やっぱ鰻が食べられる!それもやっぱり晴れの日というか・・そういう感じが・・。
僕は寿司よりも鰻にシフトした・・
そういう感じでございますね。
Q:(2017/2/5 新潟市のI.Mさん)
『私事ですが、お正月にもちを食べていたら、歯の詰め物が2個も取れてしまい、歯医者に行ってきました。
治療台の上は、いつも緊張します。
達郎さんは、最近歯医者に行かれましたか。
よろしければ教えてください。』
達郎氏:
教えてどうすんだって(笑)
歯医者、1年行ってないです。
だから今週行こうと思ってますけどね。
取り立てて悪いのがないので。
Q:(2017/2/5 練馬区のI.Mさん)
『①好きな靴下の色はありますか。
柄物は好きですか。
②ライブの時はシャツと同じ色なのでしょうか 』
達郎氏:
①何だい、それ!(笑)
好きな靴下って・・黒です、黒!
柄物、あんまり履きませんね。
②んなわけ無いじゃないですか(笑)
ふふふ(笑)
えぇ・・(笑)
Q:(2017/2/12 兵庫県神戸市のM.Fさん)
『達郎さん、長年愛用されているものは、何かありますか。
お金を出せば、なんでも手に入る時代ですが、昔のものは作りが丁寧で、大切に使えば長持ちするものが多いような気がします。
私は義理の父が使っていたハサミをずーっと使い続けています。
大きなハサミで、こまめに磨ぐと良く切れて、何かと重宝します。』
達郎氏:
この方、読むとですね、すごいスムーズなんですよね(笑)
文章上手いんですね(笑)
私は、えぇーっと・・ストップウォッチがありますね。
ミネルバのストップウォッチです。
CMで生活してた時代に、CM作家やってた時代にCMの代理店の方が、僕がCMの賞をとった時に、いただいたんですけども。
40年、ずーっと使っております。
数年前に一回壊れましたけども、ミネルバに出しましたら、ちゃんと修理して戻ってきました。
今でも、愛用しております。
アナログの、デジタルじゃない時代ですので、アナログのストップウォッチなので。
アナログじゃなきゃ、ダメなんです、今でもね。
デジタルのストップウォッチ、ダメなので。
その他は、もうギターですね。
茶色のテレキャスは38年目。
あとはスタジオで使っておりますタンバリン、ラディックのタンバリン、これ40年使っております。
これはもう、ほんとに、これが無いと(笑)できないので(笑)
ケース別です!
そういうの多いんですよね。
何気に使ってる、ハッと気がつくと代えが無いっていうものは、割と多いので。
そういのは大事にしたいと思っております。
Q:(2017/2/19 板橋区のK.Tくん)
『先日、ひどい口内炎を発症してしまいました。
食べ物もスムーズに食べられず、歯磨きをするにも一苦労。
口も大きくあけられず、まさに笑えない状況です。
そこで、ふと思ったのですが・・・
達郎さんはコンサートの本番前は、唇をかんでしまわないように何か気配りしていることはありますか。
まもなくツアーも開始ですが、くれぐれもお気をつけ下さい。』
達郎氏:
こっちもかなりの暇つぶしですね(笑)
あの・・時々あります、口内炎とかですね。
やっぱり長く商売やってますと。
京都でものすごく口内炎が厳しくなったことがありまして。
病院で治療受けたんですけど、ものすごく痛くてですね。
本番前の5分前、10分前に、さぁ痛み止め飲もうかなと・・
でも痛み止め飲むとですね、まま、喉にちょっと影響が来ることがありましてですね。
まぁ、いいや、痛かったら、その時飲めばいいやって、ステージ出ていったんですけども。
あら不思議!
痛みが止まるんですね。
いわゆるアドレナリンっていうやつで。
その日は、全く何の痛みも感じずに本番終わりまして。
本番終わったら、痛みが引いちゃったっていうかですね。
なかなかすごいですね。
そういう人間の体って不思議なもんだなって、そういう想い出が昔あります。
Q:(2017/3/19 和歌山市のN.Yさん)
『リクエスト、竹内まりやさんの「色・ホワイトブレンド」お願いします。
去年リクエストしたときも、お尋ねしたと思うんですが、この曲の3分25秒頃に、達郎さんが何か叫んでいるのですが、あれは何と言っているのでしょうか。
インターネットで調べたところ「看護婦さ~ん」と叫んでいると書き込みがあり、看護師の妻に聴いてもらいましたが、そうは聴こえない、何かヤッターと叫んでいるとのことでした。
私は医師なのですが「看護婦さ~ん」とは、やはり聞こえません。
「オーイズバー」と聞こえるので、All is Bed 全てがベッド、入院?
なのでしょうか。
お教え頂ければ幸いです。 』
達郎氏:
すっごいですね(笑)
One more time!です(笑)
ぜんぜんあの・・ジャンジャンでございますね(笑)
Q:(2017/3/26 長野県上田市のS.Kさん)
『これからライブが始まると、まとめ録音でサンソンが放送されると思いますが、最高何本、何週間分まとめて収録したことがありますか。
ライブの期間中も風邪や体調に気をつけてください。』
達郎氏:
いや、2本しかやりません。
あの・・・ひと月後のを録っても、全然ラジオとしての即効性がないので。
基本的には、なるべく溜め録りをしないように、あれしてますが。
だいたい2本でございます。
Q:(2017/3/26 名古屋市のI.Kさん)
『達郎さんがいつも「ベタな音楽」とおっしゃっていますが、「ベタな音楽」とは、どのような音楽なのでしょうか。
教えてください。 』
達郎氏:
関西の芸人の・・・あの・・隠語ですね。
ありきたり、そこから派生してですね・・
ま、ありきたりだと。
一般的という・・・
Q:(2017/4/9 埼玉県入間市のS.Yさん)
『リスナー歴は約20年ですが、初めてお便りいたします。
突然ですが、達郎さんは飲酒をする上で何か気をつけていることはありますか。
私、実は22才の時に尿酸の値が高いという診断結果を言い渡され、親からは「バカみたいにビールばかり飲むからだ」と責められたり、職場の同僚からは「にょうさん、にょうさん」と呼ばれたり、アルコールに関して苦い思い出があるのです。
よく打ち上げでお酒を召し上がると聞いてますので、何かアドバイス頂けたら嬉しいです。』
達郎氏:
量を飲まなきゃいいですよ!
ほどほどにしなさいよ!
過ぎたるは及ばざるが如し
僕も年ですから、そんなに昔ほど飲めません(笑)
最近はほんとに、控えめに、控えめに。
というか、体がもう・・なりますので、自然と(笑)
あんまり若い頃に、ほんとに暴飲はしない方がいいと思います。
お大事にひとつ。
Q:(2017/4/16 愛知県春日井市のU.Yさん)
『久し振りにお便りします。
先日、娘の大学の卒業式の朝、駅まで車で送った時、降り際に黙って渡されたメッセージ・カード。
そこには・・
「今日まで学校に行かせてくれてありがとう」
感謝で一杯の言葉。
そう思ってくれていたんだと知り、胸が熱くなりました。
大学では多くの友達を得て、4月からは幼稚園の先生。
そんな彼女の卒業と前途を祝してフォー・フレッシュメンの 「グラジュエーション・デイ」をお願いします。』
達郎氏:
すいません、ちょっとタイミングが遅かったです(笑)
ちょっと前のお便りでございます。
でも、いいお嬢さんですね。
私のこの超常連のリスナーの方々も、だんだんお子様が学校を卒業して就職という・・
それから結婚、出産、お孫さん・・という、そういうお便りが最近増えてきております。
ご家族、仲良くお暮らしください。
Q:(2017/4/16 群馬県高崎市のI.Tさん)
『達郎さんに質問です。
60年代前半、洋楽の和製ポップスが大流行しましたが、70年代に入ると、廃れてしまったのは何故でしょうか。 』
達郎氏:
オリジナルが容易に手に入るようになったからです。
昔はLP1枚が高かったんですよね。
サラリーマンの初任給が4万円とか5万円の時代に、LPが日本盤で2千円しましたけど。
外盤は1ドルが360円の時代ですから、2800円とかしましたので。
そういう時代は、思うように手に入りません。
日本リリースもしなかったので、それの代わりの品としまして、和製ポップスというですね、そういう訳詞ポップスとか、そういうのが流行ったという背景でございますね。
ちょっと5分、10分で説明しきれませんが(笑)
簡単にいうとそういうことです。
Q:(2017/4/16 長野県上田市のS.Kさん)
『質問なんですが、今年のライブの移動手段は何を予定していますか。
去年はプロペラ機に乗ったとおっしゃっていましたが、今年はちょっと変った乗り物に乗る予定はありますか。
ぜひ教えてください。 』
達郎氏:
そんな事聞いたってしょうがねーだろ(笑)
ほんとに(笑)
今年は、ほとんど電車ですね。
飛行機に乗るのは、北海道と博多くらいでしょうかね。
割りと新幹線網が発達してきたと言いましょうか。
プロペラ機乗りたいですね。
そういう移動が無いですね、今年はね。
乗りたいですね(笑)
Q:(2017/4/30 大阪市のK.Aさん)
『ほかのラジオでLPレコードの曲順に関しておもしろい話しを聴きました。
レコードの1曲目から2曲目の方の外側の部分は円周が長いので情報量が多いノリのいい曲が。
レコードの内側になると円周が短くなるので、音質が劣化してくるので音数の少なくてすむバラードにするといった曲順が物理的条件で決まっている傾向にある、とのことでした。
CDの場合はどうなのでしょうか。 』
達郎氏:
CDは、そんなことありません。
CDは逆に内側から読んでいきますので。
そういう構造になっております。
レコードはほんとに外周の部分が音圧が高いので。
ですので、片面が18分から、せいぜい20分ちょっと超えるくらいまでが限界で。
あとは1分ごとに、どんどんレベルが下がっていくという。
レベルが下がるということは、溝を浅く切らないと・・
溝が深く切れば、要するにその分数が、入る分数が減りますから。
溝を浅くすると入る分数が増えますので。
それえ音圧が減るという。
そういう構図になっております。
Q:(2017/4/30 西多摩郡のM.Mさん)
『毎週楽しく拝聴しております。
59才、男性、自由人です。
質問があります。
アナログ盤のオリジナル盤とはどういうものでしょうか。
オリジナル盤と、そうでないものは、どうやって見分けるのでしょうか。
ジャズのオリジナル盤の中には数十万円もするものがありますが、中古レコードに何故そんな高値がつくんでしょう。』
達郎氏:
ま、需要と供給と言いましょうかですね。
そういうものですね。
オリジナル盤は基本的にはレコード番号で判断します。
リイシューはレコード番号が変わりますからですね。
でも、それを、なんて言いましょうかですね・・・
付け込んで、ブートってのがあります。
ブートレグですね。
海賊盤。
あとはリプロってのがあります。
リプロってのは、本物そっくりに作るんです。
オリジナル盤をね。
ドゥー・ワップなんか、全部・・
どこが違うかっていうか、そういうレーベルとかですね盤面のそのマトリックスって、要するに刻んであるアレとかそういうのを判断するですね、辞典みたいなの(笑)がありまして。
それでブートを判断するという。
それもまた裏を書くという・・どうしようもないです、今は(笑)
Q:(2017/4/30 西多摩郡のM.Mさん)
『先日「FOR YOU」のLP RAL8801を手に入れました。
中古とはいえ、とても音質がよく、SPARKLEのイントロの鮮烈なサウンドを聴いただけでぶっ飛びました。
このレコードがオリジナル盤なのか、どうかを知りたいです。
見分け方是非おしえてください。 』
達郎氏:
RAL8801は、オリジナルプレスです。
エアーレコード、RCAから配給されたですね、そこから出ました。
8801の番号は、ほかにはありません。
これが「FOR YOU」のアルバムとしてはベストです。
アナログブームですけど、今のアナログ買っても、あの当時の音は出ません!
「FOR YOU」はだからリイシューしてくれって、ものすごくオファーがあるんですけども。
全く、あの・・テストプレスでLAで何回も切ったんですけど、全くオリジナルの「FOR YOU」にかないません。
オリジナル「FOR YOU」超えられない限り、承諾するわけにはいかないという。
まだグズグズ言っております。
ですので昔のやつは「SONGS」とか「Melodies」のアルバムとか、まりやの「Variety」とか、ああいうのは全部2枚組になります。
あれだと、当時のアナログと拮抗する音が作れますので。
その話を始めると長くなるので。
でも「8801」はオリジナルです。
ご愛聴下さい。
Q:(2017/5/21 宇都宮市のA.Tさん)
『先日の放送で、ツアー中は観光はしないとのお話をしていましたが、名物は食べに行くのですか。
「出雲そば」とか「餃子」とか「わんこそば」とか。
“そんなこと聞いてどうすんの”と流されそうですが。 』
達郎氏:
行きません!!
そんな暇ありません(笑)
メンバーはもう、ほんとにですね、盛岡行ったら午前中から「わんこそば」行って大騒ぎしてましたがですね。
前の日の録音を聴いて、いろいろとチェックをしてですね・・
そういう、真面目にやっております(笑)
年取って、どんどん、どんどん、真面目になってる(笑)感じでございます。
かなり規則正しい生活で生きております。
ですので、家へ帰っても規則正しい生活。
こんな・・どうすんのかという感じがいたしますが。
まあ、でもライブにいらして下さるお客さんのために・・全てでございます。
なんか、かっこ良すぎたりなんか、しますがですね。
でも、しょうがないです、やっぱり(笑)
ふへへ(笑)
Q:(2017/5/28 伊達市のY.Tさん)
『過日の大阪公演はとても有意義でした。
公演を鑑賞しての質問です。
公演中に達郎さんは、進行を確認する紙やメンバーの方をを見たり、お客さんの表情を見てコメントしたりと、遠近バッチリで視力に問題ないように見えましたが、実際はどうなのですか。 』
達郎氏:
まず、あのぉ・・・
運転免許は眼鏡使用ではないです。
眼鏡必要じゃないです。
めちゃくちゃいいわけじゃないですけど。
めちゃくちゃ悪いわけでもないので。
近視の系はそんなにないので。
結局、加齢になりますと、いわゆる遠視になりますですね。
近くの、ちっちゃい字がわかりませんで(笑)
ですが、まあ、あの・・ライブで曲順表見たりとか、そういうことは出来ますが。
まりやのライブですと、譜面を見なきゃなんない時には、コードネームが見えませんので時々眼鏡のお世話になっております。
武道館で眼鏡したりしておりますが(笑)
今んところ、でも免許はまだ眼鏡使用じゃありません。
いつまで続きますかですね。
目は悪くなりたくないと思っても、悪くなるときは、なってしまいますので。
気をつけないとダメですね。
Q:(2017/5/28 神戸市のM.Fさん)
『ライブツアーは順調に進んでいるご様子で、何よりです。
先日の大阪フェスティバルホールに伺いました。
達郎さんの歌に感動して、会場の一体感に包まれて最高の時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
ところで下世話な質問なのですが、達郎さんはライブの途中でお手洗いに行きたくなることはないのでしょうか。
長い時間のライブで、時々水分を補給されているようですが、”ちょっと失礼”なんてことは今までにありませんでしたか。
観客の私達は、コソコソと行かせてもらいますが、達郎さんはどうなんだろうと、ふと思いました。
よろしければ教えてください。』
達郎氏:
ありませんね。
41年、この商売やって、トイレ行ったこと1回もありませんね!
汗かく方が先ですから。
本番10分前とか15分前になると、もうトイレひっきりなしに行く人もいますけども。
そういうのも、あんまりありませんね。
緊張感がアレなんでしょうかね・・
人によっては、なんか途中でどうしてもトイレに行く人とかいますが、私はそういう経験は一度もありません。
だから、ま(笑)、休憩なしでできるんですけど(笑)
Q:(2017/5/28 千葉県柏市のO.Dさん)
『達郎さんは、曲を書かれる際、一番重要視する点は、どこですか。
メロディーですか、それともアレンジとか楽器ですか。
つまらない質問で恐縮ですが、是非教えてください。 』
達郎氏:
あのぉ・・・私の場合は、
「曲」
「詩」
「編曲」
「楽器の演奏」
「コーラス」
「歌」
「エンジニアリング」
そういうものの総力戦だと捉えておりますので、どれを一番重要視すると言われますとですね・・
強いて言えば、メロディーですけど。
でもやっぱりアレンジ抜きのメロディーはありませんし。
楽器方もありますし。
またやっぱりドラムが上手くなければ、ダメですし。
コンピュータ・ミュージックでしたらコンピュータの、そのサウンドと言いましょうか、シンセの音色とかですね、ドラムの音とか、そういうのもよくないとダメですし。
そうした、ま、総合でございます。
一概に言えないという。
ま、一人でほとんどの作業ができますので、そういうことを考えることが、できますが。
有利な点を活かして、そういう具合にいつもやっております。
で、早んん十年。
Q:(2017/5/28 新潟県上越市のK.Fさん)
『上越市で大学教員をしてる者です。
ちょっと前まで、高校の国語教師でしたので、小説をよく読みます。
文学作品は何かを象徴してるものが多いのですが、作家が表現したい何かが、コレだ!と判って、つまり具体的に落とし込んでから表現し、小説という具体物を作るのでしょうか。
それとも判らないまま書いていたら象徴してたという事なのでしょうか。
作曲も同じなのかかなと思いました。
達郎さんは、こんなことを表現したいと具体があって曲を作りますか?
それとも曲を作ったら、結果的にこれを表していたとなりますか?
抽象的質問ですいません。 』
達郎氏:
ご質問の意味はわかりますがですね。
ケース・バイ・ケースじゃないんですか。
あの・・・いわゆるその、ほんとにこう、これ作りたいと思って作る場合もありますし。
なんか、パッと思いついてアレしたのが、結構いい結果になるという。
ま、俗に「降ってくる」というやつですね。
「降りてくる」とか「降ってくる」とか。
それは文学でも曲でも、同じような感じだと思いますが。
あの・・一概には言えないと思いますが。
私なんかは、まぁ、これを作りたいと思って作る・・ようにしておりますが、それでも、やっぱり隣のキー弾いてしまったのが、すごく良かったとかですね。
そういうこともあります。
・・ので。
あんまり、お答えになっておりませんけども。
すいません。
Q:(2017/5/28 愛知県半田市のO.Mさん)
『ツアーのセットリストは、いつもお一人で決められるのですか。
それとも長年のメンバーの意見聞きながらセレクトされるのですか 』
達郎氏:
ほとんど、一人です(笑)
はい。
むしろメンバーは、
「これを、やんないでくれ!」
「え?それやんないの?」
と、そっちの方が多いですね。
「これ、やる!」って言うと、「えぇ~、それやるの?」じゃないんですね。
常に減産法で、常にオーバーフローしてますので(笑)セットリストが(笑)
「これやめる!」って言ったら「えぇ?やめるの?」って、そういうのが多いですね(笑)
それのイントロをずーっと毎日聴いて挑発するというか、そういう人達が多いですね(笑)
でも基本的には自分で決めます、全部。
Q:(2017/6/4 板橋区のK.Tさん)
『達郎さん、よく曲をかける際、特に「ドラムがすごいんです」など、演奏面でコメントをなさることが多いですが、素人耳には具体的に凄さが伝わりきれない時があります。
リズム感、楽器の質など、よくチェックなさっている演奏ポイントがあれば知りたいです。 』
達郎氏:
とっても難しい(笑)
個人個人の趣味ですから。
ただ、今は映像が主体ですから。
まず映像見て音楽を聴きますから。
そういうところまで伝わらないという所がありますね。
我々の時代はラジオですので、純粋に演奏に集中してますので。
ドラムとかベースの音とか、ギターのフレーズとか細かいところまでですね、胸に刺さるという。
ハル・ブレインのオカズがいいとか、そういうのも完全にラジオの聴き方でありますので。
たまには音だけで、集中するといかがかなと思います。
~END~
コメント