山下達郎 OFFICIAL SITE

そんな事聞いて、どうすんの!2018年下半期(2018/07~2018/12) 

そんな事聞いて、どうすんの!2018年下半期(2018/07~2018/12)  

サンデーソングブックではお馴染の「リスナー質問 vs.達郎氏」のやりとり。
キュンとくる質問や専門的な質問、それから「今日一番おもしろかったお便りはこれ」など・・・

2018年の7月から12月までのQ&Aをまとめてみました。
誤字脱字は御容赦ください。

ちなみに、
2009年4月19日から12月27日は、こちら

2010年1月17日から06月27日は、こちら

2010年7月4日から12月12日は、こちら

2011年1月23日から6月26日はこちら

2011年7月10日から12月25日はこちら

2012年1月1日から6月24日はこちら

2012年7月8日から12月30日は、こちら

2013年1月1日から6月30日は、こちら

2013年7月1日から12月31日は、こちら

2014年1月1日から6月30日は、こちら

2014年7月1日から12月31日は、こちら

2015年1月1日から6月30日は、こちら

2015年7月1日から12月31日は、こちら

2016年1月10日から6月19日は、こちら

2016年7月3日から12月25日は、こちら

2017年1月8日から6月4日は、こちら

2017年7月2日から12月31日は、こちら

2018年1月7日から6月24日は、こちら

2018年7月1日から12月30日は、こちら

それでは、どうぞ。

Q:(2018/7/1 名古屋市のO.Tさん)

『先日、地下鉄に乗ったら、若い女性から普通に席を譲られました。
その時は、特に疲れていたわけでもなかったので、「大丈夫です、ありがとう」と言ってお断りしましたが、ああいう場合、素直に「ありがとう」と言って座った方が自然なのでしょうか。

私も知らず知らずのうちに、そんなお年頃になってしまったんだなぁと軽く納得。

名古屋では65歳になると、敬老パスなるものが頂けます。
受け取るには、収入により年間1000円から5000円程度の負担金が必要ですが、市バス、地下鉄など乗り放題です。

私も来年には頂けそうなので、ちょっと楽しみです。 』

達郎氏:

東京は、あったのかなぁ・・
不勉強ですいません。

僕の友達は「そんなもん、いらねぇ」って言ってます。
見栄っ張りですね。

でも、まあほんとに、お疲れでなければ「大丈夫です、ありがとう」でよろしいんじゃないですかね。

今、もうほんとに、皆さん足腰上部ですから。

Q:(2018/7/8 石川県金沢市のT.Yさん)

『達郎さん、こんにちは。
最近、毎週サンソンを聴くようになり、音楽を深く知ろうとすればするほど、一体全体、本当によい音って何なんだろうか、わからなくなってしまいました。

達郎さんのライブ、CD、そしてサンソンの音が良い、心地良いということは、しみじみ感じておりますが。
ライブはともかく、今やプレーヤーのパソコンだったり、iPhoneだったり、アンプやスピーカーによっても大きく変わるとなると、私が知ってる良い音は、ほんとによい音には、程遠いんじゃないかしらと、途方に暮れてしまします。

達郎さん、良い音って何でしょう?

日常的に耳を鍛え、よりよい音を知るためには、いったい何をそろえ、どんなことをしたら良いでしょうか。 』

達郎氏:

深い、ご質問でございますがですね・・

レコードに関しては、ほんとに好みがありますので、ご自分が聴いていい音だというのが「いい音」です。
素直にお聴きになって「いい音」「悪い音」自分で、ひとの意見あんまり関係なくてですね。

ロック向きの音
クラシック向きの音
それからワールドミュージックとか
そういう他の音・・

そういうものが・・レコードは違いますのでですね。
マスタリング違いまして、音質も全部変わりますので。

耳を鍛え・・日常的に耳を鍛え、良い音を知るためには、一番いい方法はですね・・
生のいい演奏を聴くことです。

クラシックでしたら、やっぱり本当にうまいバイオリニストとかですね・・
本当にうまいオーケストラ
それからブラス

シンガーでしたら、オペラでしたら本当にうまい人
要するに、超一流のミュージシャンの演奏を聴くことです。

ロックにしてもジャズにしても、全部そうですけども。
やっぱり演奏のうまい人
音のきれいな人・・
いろいろありますけども。

アコースティックでもエレクトリックでも、一流の上手なミュージシャン!
本物のミュージシャン!
を、なるべく多くですね、ライブでお聴きになることをお薦めします。

そうしますと、本物の音で耳が鍛えられれば、本物と偽物の違いがお分かりになります。

どんなに上辺の、そういう音楽、いくら聴いてもですね、本物と偽物の聞き分けできませんので。

レコードとライブが違うことと
それから、ライブの、そうした本当の「いい音」をお聴きになる・・
まだお若いので、これから耳鍛えてください。

・・長くなりました。

Q:(2018/7/8 埼玉県新座市のI.Sさん)

『今日は質問です。

リハーサルの際のバンドメンバーの立ち位置はどうなっているのですか。
円になっているのか、大きな鏡に向かって全員正面を向いているのか、すごく気になります。
今年も追っ掛けます。 』

達郎氏:

んなわけ、ないでしょう。
どっかのアレじゃありません。

あの・・ステージの配置で全員アレしてますが、僕だけ後ろ向いてます。
メンバーに向いてやってます。

他の人たちは、みんなステージの位置と同じ位置で演奏しております。
それで、ま・・シミュレーションしてる・・
そういう感じでございますね。

Q:(2018/7/15 東京都北区のN.Iさん)

『毎回、オンエア曲の選曲の順番で、何かこだわりはあったりましすか。
アルバムの作品やコンサートの曲順とかと同じように、達郎さんの中に決め事があったりするのでしょうか。

番組の後半に時間の関係で「もう1曲かかりますね」などの発言から、かけたい優先順位で並べたりするのかなと思った次第です。 』

達郎氏:

ふへへへ(笑)
そんなこと聞いて、どうすんでしょう(笑)

あの・・イメージです。

それは、何のイメージかというと自分の小さいころに、中学、高校の時に聴いてたラジオプログラムのイメージですね。

その曲順というか・・
特にFENですけれども。

それで、この曲の次は、このあれか!と・・
アップの時はバラードかと、そういうようなですね・・
そういうこう・・そういうものを浴びて育っておりますので。

それのイメージですね。

それで25年やっております(笑)
あ、もっとやってっか!

Q:(2018/7/15 神奈川県藤沢市のK.Aさん)

『質問ですが、ライブの選曲は達郎さんの気分で決めているのでしょうか。
たくさん曲があるので、毎年どのように決めているのか、気になっています。 』

達郎氏:

ごもっともでございますが・・
私も気になっております・・

イメージです、あくまで。

で、毎年、少しづつマイナーチェンジする・・
ワンパターンですからね。
あんまり、あれなんですけども。

ワンパターンはワンパターンなりに・・あの・・
変化はつけようと。

流れの変化、イメージです。
同じです、ラジオの選曲と。

えぇ・・よろしくお願いします(笑)

とにかく、チケットが取れないというお叱りが、とっても多くてですね。
すいません(笑)

100本、200本やれれば、いいんですけど。
もう、そんなに若くないんで(笑)
体がもちませんので(笑)
すいません(笑)

えぇ・・ご縁でございますので。

Q:(2018/7/22 和歌山市のN.Yさん)

『唐突ですが、なんと私の大学時代の同級生が秋に結婚するとのことです。
もし余興を頼まれたら、ウクレレで加山雄三さんの「お嫁においで」を歌うつもりです。

達郎さんも結婚式に参列されることもあると思いますが、やはりスピーチをされるより、歌を歌うことが多いのでしょうか。
教えていただければ幸いです。 』

達郎氏:

教えたところで、どうすんだ!って、そんなもん。

昔はですね、レコード会社の役員やってた時はですね、主賓でスピーチさせられて、そのあと芸やらされるという、すごいことを何回もやらされました。社員のためにですね。

主賓のスピーチと芸やるの、僕ぐらいしかいないって言われましたですが。
別にやりたくて、やってるんじゃない!

Q:(2018/7/22 大阪府茨木市のN.Mさん)

『達郎さんの地下にあるというレコード、CD棚についての質問です。
AtoZで整理されているそうですが、「A」の棚だけでも1000万単位のレコード、CDがあると思うのですが、「A」の棚の中で、さらにAtoZで整理されているのですか。

以前に同様の質問にご回答であれば申し訳ありませんが、再度ご回答いただけないでしょうか。 』

達郎氏:

何だこれ(笑)
ふふふふ(笑)

しょうがない(笑)

そうですよ、あのぉ・・
「AAA」
「AAB」
「AAC」
「AB」・・・

そうやって、やっております!

Q:(2018/7/22 大阪府茨木市のN.Mさん)

『そこで現在の棚で、一番始まり、「A」の最初のレコード・CD、または一番終わり「Z]のレコード・CDは何でしょう。 』

達郎氏:

知らねぇーよ、そんなもん(笑)

あのぉ・・「A」の前に数字です。
例えば、フォーティーン・カラット・ソウルとかですね。
ああいう、14とか、そういうやつ。

コンピは特に、「100ベスト・ヒット」とかそういうやつが、あれですね。
数字から始まりますね。

君、自分の家のレコード棚心配しなさい(笑)あぁた笑い。

ほんとに。
と言って喜んで読んでるやつ。

Q:(2018/7/22 富山市のY.Yさん)

『達郎さんに質問なのですが、達郎さんは歯は丈夫でしょうか。
私は体質的に虫歯になりやすいので、毎日きちんと歯磨きなどのケアをしないと、すぐ虫歯になってしまうので、お口のケアには心を配ってます。

人生100年時代と言われる昨今、長生きするには歯が丈夫でないと、いけません。
私はできるだけ長生きしたいので、お口のケアを心がけています。
でも最近、歯の検診に行けてないので、近いうちに歯科医さんに行こうと思ってます。 

達郎さん、長生きするために、心がけていることはありますか。
加山雄三さんのような生活でしょうか。
加山さんは、とってもお元気ですね。』

達郎氏:

あの・・ライブの前に歯医者さんには行ってきました。
今から25年前に、そこの歯医者さんに行って、こままいきますと・・
その時は歯のケアなんて、全然してない時ですからね、もう・・
このままいくと、ほんとに60になったら全部なくなりますよって脅かされましてですね。

それから歯間ブラシのやり方とか、歯垢の取り方とかですね、教わって。
おかげさまで、それ以来、非常に丈夫になりまして。

で、定期健診で行きましたら、虫歯のなりかけがあるから、それを埋めてもらってきました。
それで、元気にツアーをスタートすると、そういう感じでございます。

歯医者さんは、大事にしたほうがいいです!
なんか歯医者さんの宣伝みたいなこと、してます(笑)

Q:(2018/7/22 千葉県柏市のO.Dさん、35歳)

『現在の若手日本人ミュージシャンで達郎さんが注目してるミュージシャンは誰かいますか 』

達郎氏:

これ、毎週頂くんですけど。
そんなに聴いてないですよ(笑)

そんなに聴いてないので、あの人がいいですねと言うのが、なんか失礼だと思いましてですね。
「新人、200人くらい、毎月チェックしてるんです」って言ったら「こりゃ、いい!」って言えますけど、最近それほど聴きこんでないので、すいません。

ちょっと聴きこんでから、お答えします。
すいません。

Q:(2018/7/22 札幌市のK.Tさん)

『達郎さんは、ツアー開始前にどのような体力づくりのトレーニングをなさっていますか。
夜間に皇居などを走っているのでしょうか。
もしくはジムに通っているのでしょうか。

毎回コンサートに行くたびに、どこであのパワーを維持しているのだろうと思っています。
僕は、休日に北大を走っています。
今回はキャンパスで購入したハガキを使用しました。
読みづらかったら申し訳ありません。 』

達郎氏:

ふふふふ(笑)

あの・・ウォーキングだけです。
ハイ。

筋トレしても、別に声出るようにはなりませんから。
それとは別もんですからね(笑)

若いころにプール行ったり、筋トレして、バッチリだっていう人が、今、同世代でですね、なかなか声が出なくて苦しんでるという、そういうような方もいらっしゃいますので。

ま、そういう・・
なかなかですね、絶対がないんでですね。
それが難しいところで。

ボイストレーニングやったところで歌が上手くなるわけでもありませんし。

なかなか大変でございます。

自分に合ったやり方をですね、やられたらですね・・
ちょっと余談でした。

Q:(2018/7/29 東京都日野市のO.Kさん)

『プラチナチケットをゲットでき、達郎さんのコンサートに行ってきました。NHKホール。
最高の歌声と音に堪能でき、あっという間に3時間が過ぎてしまいました。
今も妻と二人で、そのときの興奮が続いております。

①ギターでのカッティングのときに、親指で6,5弦を頻繁に抑えていたようですが、あれはコードを押さえていたのですか、それともミュートですか。

②手は大きいのですか。
私はシェイクハンドで弦を押さえるのは難しいです。

③カッティングのノリを出すコツはありますか 』

達郎氏:

①ミュートの場合もありますし、コード押さえてる場合もあります(笑)
いろいろです。

②押さえられる・・手は大きいですね。

③難しいですね。
練習あるのみですが。

カッティングはですね・・
カッティングでビートをキープするとか、そういうことを思わないようにしないとダメです。

頭の中で、常に縦の線を意識して・・

♪ Gui.

こういうふうにバックビートに気とられてたらダメです。
頭の中できちっと・・1、2、・・

♪ Gui.

って、やんないとダメです。

でも練習あるのみです。

あってるか、あってないか、考えてるうちはダメです。
私の創作ではなくて、そういうギタリストがいました。

「あってるか、あってないか、考えてるうちはまだダメなんだ!」

Q:(2018/8/5 江戸川区のM.Hさん)

『今回のコンサートグッズのアートワーク、素敵だなと思いました。
今回も夏をまたぐ日程で、特に夏は暑さで食欲が落ちがちですが、食事面で何か意識されてることなんか、ありますか。 』

達郎氏:

ガッツリ食わないとダメですね。
ちょっと体重が増えるのが心配ですけども。
それでも、背に腹は代えられません(笑)

Q:(2018/8/5 愛知県長久手市のK.Mさん)

『初めておたよりします。
さっそく達郎さんに質問なのですが、『Spotify』や『Apple Music』などのサブスクリプション音楽サービスをお使いになられてますでしょうか。
僕は、邦楽・洋楽問わず新曲チェックに利用しています。
よろしくお願いします。 』

達郎氏:

もちろん使ってますよ、それは(笑)
時代の趨勢にはかないませんから。
でも、あの・・今の人たちは、ほんとにそういうもので、無尽蔵に聴けますからね。

でも、あんまり、こう・・逆に無尽蔵に聴けるんで、選択肢がありすぎて迷うとか、そういうこともあるでしょうが。

え、まぁ・・活用してください。

Q:(2018/8/5 大阪市のK.Aさん)

『①達郎さんはウォーキングをされているとのことですが、この暑い中、何か工夫されていることはありますか。
私は夏の間は、なんばの地下街を歩いています。

②「うたのきしゃ」に汽笛のSEが使われいますが、これは何系の機関車なのでしょうか 』

達郎氏:

①私は、こんな暑いときに昼間は動きません(笑)
夜です、夜(笑)

②これは、アメリカのSEの音源ですね。

Q:(2018/8/5 山形県最上郡 O.Hさん。)

『達郎さん、ライブの時にイヤモニしてますか。
あれって、どんな感じで聞こえるんですか。
歌番組とか見てると、オーダーメイドで作ってるらしいとか。
読んでもらえると、うれしいです。』

達郎氏:

何だこりゃ。
質問したいのか、読んでもらいたいのか、よくわかりませんがですね。

私はイヤモニは使いません。
いわゆる、ころがしと言われるフット・モニターでございますが。

1回作ったことがあります。
オーダーメイドですけどね。

そいで、リハーサルの時にイヤモニをしながら1曲歌ってみましたら、メンバー全員が変な顔するんですね。

「どうしたの?」って言ったら、
「歌が違う」

これで、即やめました。

メンバーのみんなは、非常に鋭い。

で、やっぱり使わなくてよかったなと思うのは、お客さんの声が聴こえないんですよね。
ですので、そういうところで、即応性がないので。

私は、まあ、それこそ40何年、ずーっと「ころがし」でやってますから(笑)
それで困りませんので。
そんな感じです。

Q:(2018/8/19 新潟県阿賀野市のW.Sさん。)

『フェスティバルホール公演、7月31日、とても楽しいひと時を大学生の娘とともに過ごさせて頂きました。
感想は、また別の手紙でお伝えしたいと思います。

「そんなこと聞いて、どうすんだ」と言われそうですが質問させて頂きます。
コンサートの最初から最後まで、毎公演ごとに録音しているのでしょうか。
録音しているものは、すべて聴いてチェック等なさるのでしょうか。

どうでもいいことですが、気にしだすと、どうしても気になります。 』

達郎氏:

えぇ・・(笑)

あのぉ・・PAアウトはすべて録音しております。
だから、時々リマスタリングして番組でおかけしてますが。

もちろん全部聴いてチェックして、次の日に「あぁせー、こぉせー」という・・
バンマスですから。
そういう資料として聴きますが。

途中で寝てしまうこともあります。

あとは、あのぉ・・やっぱりMCとかタイミングも重要なので。
そういうところ、細かいところチェックしてやります。

あとはPAの、例えばギターが大きいとかですね、あそこんところは、あれが・・
SEがちょっとあれだとか、そういうようなチェックですね。

でも聴いてるうちに、寝てしまうこともあります。

ですので、あまり厳密ではありませんが、録音は全部やっております。
そんなところでよろしいでしょうかね。

Q:(2018/8/19 熊本市のO.Iさん)

『達郎様の一人アカペラ多重録音は秀逸で惚れ惚れいたします。
ただ、ど素人の私には、アカペラとドゥ・ワップの違いが判りません。
お教えいただければ幸いです。 』

達郎氏:

アカペラというのは無伴奏のコーラスのことをアカペラといいます。
私のアカペラは変態で一人多重のアカペラです。

本来は複数で、楽器無しで、歌だけで演奏されることをアカペラといいます。
ドゥ・ワップはドゥ・ワップでまた違うんですが、50年代の、いわゆるリズム&ブルースと言いましょうかですね。
ストリート・ミュージックから派生しましたリズム&ブルースで・・

でもストリート・ミュージックですので楽器を買う金銭的な余裕がないので。
たとえば地下鉄の階段とかですね、学校のロッカールームとかでアカペラでコーラスやって。

それを、ま、ドゥ・ワップという言葉でですね、ロックンロールの時代ですので、そういう具合に言ったという、ものであります。

私のオン・ザ・ストリート・コーナーっていうのはドゥ・ワップが主体ですけど、全部ドゥ・ワップのレパートリーではありません。

たとえば「ホワイト・クリスマス」とか、そういうものも入っておりますし。
リズム&ブルースのスタンド―ド、例えば「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」とかですね、
「STAND BY ME」とか、そういうのはドゥ・ワップのジャンルには入りませんけれども。

それをアカペラでやるというのが売りになっておりますので。

ま、確かに、混同することになりますがですね。

アカペラとドゥ・ワップは全然違いますのでですね(笑)
すいません(笑)

でも、オン・ザ・ストリート・コーナー作ってもう、38年になりますから。
それくらい混同してもしょうがないですね(笑)

近藤勇・・関係ない(笑)

Q:(2018/9/2 富山県富山市のY.Yさん)

『達郎さんは中学生のときに、ブラスバンド部に入って、それで人生が変わったっていうか、決まったそうですが、ブラスバンドに入ろうと思ったきっかけは何でしょうか。

また、まりやさんは中学、高校と何部に所属していましたか。
そしてどのような学生生活を送ってきたのでしょうか。
お聞かせください 』

まりやさん:

私は軟式庭球部で、もうスポーツ少女だったんですけど。
なんでブラスバンド入ったの?

達郎氏:

話せば長いことかながら・・・

中学に入ったときには、科学部に入ろうと思ってたわけ。

竹内まりやさん:

らしいね・・・

達郎氏:

で、中学入って、ホームルームで、希望のクラブを紙に書いて出すんだよね。
で、僕、一番後ろの席・・
これ、よく昔から話してることなんだけど。

で、一番後ろの席のやつが、紙集めるじゃん。
答案用紙とかさ・・

そのときに、紙集めたら、前に二人いたの、ブラバンが。
そんなにいるんだったら、そっちにしようかなって。

席もどって、科学部消してブラバンって書いたのね。

竹内まりやさん:

付和雷同・・(笑)

達郎氏:

で、終わって、放課後に部活の部屋へ行ったら、そのクラスでブラバンはそのふたりだけ。

竹内まりやさん:

だけだった?

達郎氏:

ここが僕の人生のね・・
何回か転換期あるけど、いっちばん大きな転換期。

竹内まりやさん:

科学部入ってたら、やぱり歌ってないかな・・・

達郎氏:

120%ミュージシャンになってない!

竹内まりやさん:

ないかな・・・

達郎氏:

なってない!

竹内まりやさん:

それでも、私、音楽好きだから、どっかのポイントで・・・音楽に変わってんじゃない?

達郎氏:

楽器奏者にならなかったから。

竹内まりやさん:

あぁ、なるほどね!

達郎氏:

そこでパーカッションやって、その楽器の1年先輩がギター弾いてて。
それがうまいなって思って。

俺の同級生がピアノ上手いやつがいて。
そういうあれで楽器あれして・・
トロンボーンだの、いろいろいじってね。

竹内まりやさん:

あぁ・・
そこか・・・

達郎氏:

ブラバンは大きい。
それがなかったら、楽器に触れるチャンスが、まずないから。

竹内まりやさん:

私もね、軟式庭球部、すごい好きだったから。
テニスを心行くまで、中高とやったから。
絶対大学入ったら音楽やるぞって決めてたの。

達郎氏:

なるほど。

竹内まりやさん:

田舎で音楽のバンドやるような環境では、あまりないから。
大学入ったら、絶対音楽にいくから、今はスポーツをするっていうふうにしてたから。

達郎氏:

でもお兄さん、お姉さん、音楽好きだったよね。

竹内まりやさん:

兄妹ではやってたのよね。
だから、大学で初めて洋楽とかを、知識を交換できる仲間と会ったから。

だから、そういうソサイアティって大事だなって。

達郎氏:

大事ですよ。

僕のブラバンのパーカッションの前がトロンボーンだから。
そいつは俺の50年来の親友なんです。
こいつが俺にビーチボーイズ教えてくれて。

竹内まりやさん:

なるほどね・・・

達郎氏:

そいつが小学校のときから英語習ってて。
だからそういうFEN聴いててね。
あれかかるから聴けとかいって・・・
そいつが僕のポップスの最初の先生だから。

竹内まりやさん:

ブラスのアレンジとかみてると、ブラスバンドに入ってからこそだなって思うことがいっぱいある・・達郎みてると。

達郎氏:

ブラバンのスコア・リーディングは1年くらいやらされたことあるから。
スコア・リーディングのブラスバンドに関しては若干わかる。

竹内まりやさん:

役に立ってるよね。

達郎氏:

それなくしては、ミュージシャンに絶対なってません。

Q:(2018/9/2 荒川区のT.Hさん)

『『東京ディズニーランドも35周年のようですが、まりやさんはディズニーランドのキャラクターで好きなキャラクターはありますか。
私はミッキーです。

何回くらい行ってますか。 』

竹内まりやさん:

何回くらい、行ったんだろう(笑)
子供が小さいときは、ずいぶん行きましたけど、私は、ちょっとのんびりした犬のグーフィーが好きで、自分の愛犬にも、そういう名前つけましたけど。

達郎は、どういうキャラクターが一番好き?

達郎氏:

そう聞かれるとなぁ・・・

竹内まりやさん:

聞いたことないよね(笑)

達郎氏:

ディズニーのキャラクターで誰が一番好き?
あれだな!
あのトランプかな。

竹内まりやさん:

トランプね。
ふんふん ふんふん ふんふん
レディ&トランプのね。
わんわん物語

達郎氏:

あの、やさぐれた感じが好きだな。

竹内まりやさん:

わんわん物語で、このスパゲッティで歌ってる人が好きなんじゃない。

達郎氏:

あの人もいいね!

竹内まりやさん:

ベラノッティだっけ・・

達郎氏:

ファンタジアの後期とかね、いろいろあるね。

Q:(2018/9/2 名古屋市のW.Tさん)

『お二人に質問です。
レコーディングやコンサートで歌うときに、気を付けていること、大切にしていることはありますか? 』

達郎氏:

なんじゃい、それ?

竹内まりやさん:

なんかある?

達郎氏:

前日に酒飲まない。
睡眠たっぷりとる。

それかな!

竹内まりやさん:

レコーディングに関してはどう?

達郎氏:

レコーディングは・・・・

竹内まりやさん:

気を付けていること・・

達郎氏:

気を付けてること(笑)

う~ん・・・

竹内まりやさん:

私はね、日本語の発音とかは、すごい気にする。

達郎氏:

俺は、ないなぁ・・・

竹内まりやさん:

で、コンサートのとき、気を付けてることは、緊張しないこと・・・

達郎氏:

ふへへへへ(笑)

竹内まりやさん:

絶対緊張するもん!
私の場合(笑)

達郎氏:

場数が少ないからね。

竹内まりやさん:

そういうことです。

達郎氏:

しょうがない。

Q:(2018/9/2 千葉県のH.Kさん)

『全国ツアー何度もまわっているうちに、お気に入りのローカルフードやB級グルメが見つかることはありますか 』

達郎氏:

あんまりありませんけど・・・
名古屋は、結構好きなんですよね。

竹内まりやさん:

例えば?

達郎氏:

てんむす
手羽先
味噌煮込み
ひつまむし

名古屋は意外とあう・・
八丁味噌好きなんだよね。

Q:(2018/9/2 北見市のT.Hさん)

『北海道 長く滞在したようですが、お二人が食べたなかで、おれがおいしかったというものは何ですか 』

達郎氏:

新しくできた札幌ラーメン屋はうまかった。

竹内まりやさん:

それって味噌ラーメン?

達郎氏:

うん、カウンター5席
すごい行列。

竹内まりやさん:

一緒に行った札幌のイタリアンもおいしかったね。
若いシェフで。
リーズナブルなね。

達郎氏:

すごいリーズナブルだね。

いやぁ、札幌も奥が深い!
なかなか!

Q:(2018/9/2 新潟市のI.Mさん)

『まりやさんに質問ですが、最近面白くて笑ったことはありますか。
私は居酒屋の入り口に書いてあった、

”酒と女は 2合まで”

を見て笑ってしまいました。 』

竹内まりやさん:

それ、いいよね(笑)
しゃれたこと書いてるね(笑)

なんだか、つまんないことでも、やたらに笑うタイプの人間なんで。
何に笑ったって言われても、思い出せないんだけど。

達郎氏:

毎日、笑ってんじゃん!

竹内まりやさん:

だから、なんかある!?

達郎氏:

中国地方でバス移動したんだけど。
5時間ほど。

その時に、いつもアメトークとか、いろいろDVDかけんだけど。
その時は、「ダウンタウンのごっつうええ感じ」のベスト・オブ・ごっつうええ感じ
これ、すごかったなぁ・・・

あのね、やっぱり関西の笑い、くどさっていうかね、しつこさっていうかね・・
なるほどこういうもんなんだって。
関東圏は、あんまりそこまで深くは見ないから。

竹内まりやさん:

あとは、あれじゃない・・
細かすぎて、どうのこうのって、モノマネ?
あのシリーズも結構ツアーバスの中で見て笑ってたよね。

達郎氏:

あれをメンバー全員で見るのがね。

そすと、あの・・コーラスの子が、「これ去年も見たし、おととしも見ました」って言われて・・・
全然気が付いてないの、我々は(笑)

Q:(2018/9/9 我孫子市のK.Tさん)

『まりやさん、デビュー40周年おめでとうございます。
ニューシングルと映画、両方予約しました。
今から楽しみです。

ところで40年の中で、もっとも好きなベスト・トラックは、どの曲でしょうか。

また、最もお気に入りのアルバムはどれでしょうか。

私個人としてもっと好きな曲は、シングル「マンハッタン・キス」のカップリング「Miracle Love」。
アルバムは「Quiet Life」です。 』

竹内まりやさん:

そりゃ、難しい質問だよね。
ベスト・トラックっていうのは、自分にとって思い入れが深いものなのか、トラックとして、いいなと思えるものか・・

達郎氏:

私に聞かないでくださいね。

竹内まりやさん:

んん~

それでいろいろ考えると、詩曲とかアレンジとか、演奏みたいもの、全部考えると、私は「プラスティック・ラブ」かなぁって思ったり。

達郎氏:

あぁ、そーすか。

竹内まりやさん:

うーん。
ベスト・トラックとしてね。

達郎氏:

なるほどね。

竹内まりやさん:

自分の歌がどうかってところまで、わかんないんだけど。
でも、トラックとしては「プラスティック・ラブ」

アレンジが素晴らしいんです!
とにかく!

達郎氏:

いい時代ですからね。
アナログの一番全盛期のやつですから・・

竹内まりやさん:

録音のね、あり方もそうだけど・・・

達郎氏:

ミュージシャンの質とかね。
いろいろね・・・

竹内まりやさん:

でもね、あれは、達郎のストリングスとか、ブラスのアンサンブル・・
すべてのアンサンブルが素晴らしいなと思って。

達郎氏:

ああいう曲、得意なんですよ(笑)

竹内まりやさん:

だから、山下達郎がやりそうな曲を書こうと思って、あの曲を書いたんで。

達郎氏:

なるほどね。

竹内まりやさん:

だから、ぴったりなアレンジだったと思うし。

今は、外国人の方がずいぶん聴いてくださってるんで(笑)
ありがたいです。

Q:(2018/9/9 愛知県長久手市のF.Yさん)

『まりやさん、デビュー40周年おめでとうございます。
質問があります。

音楽でも、音楽以外でもよいのですが、まりやさんは雷に打たれたような衝撃を受けたことはございますか。

私は二度あります。

一度目は1983年12月に札幌駅地下のレコード屋の店内BGMで聴いた、達郎さんの「クリスマスイブ」でした。
間奏のコーラスで打ちのめされ、曲が終わると同時に、矢も楯もたまらず、店員にアーティスト名と曲名を訪ねました。

二度目は1997年7月23日
上野鈴本演芸場で聞いた、古今亭志ん朝です。
広い宇宙で志ん朝と私、二人きりになったような衝撃でした。
まりやさんの体験をお聞かせ願えれば、幸いに存じます。』

竹内まりやさん:

まぁ、でも、あるとすれば、私はビートルズとの出会いなので。
小学校、たぶん3年か4年のときに、テレビで流れてきた「ア・ハード・デイズ・ナイト」が、森永ストロングチョコレートのコマーシャルで鳴った瞬間、「これは何!!」という感じだった。

そのときはモノクロのフィルムで、「ヤーヤーヤー」があって・・
それがやっぱり衝撃だったね。

あなたは?

達郎氏:

私ですか(笑)

私、あの・・あれですよ。
へそ曲がりですからね。

でも・・「青い影」かな
プロコル・ハルムの

竹内まりやさん:

何か、楽曲で打たれるってのは、あるよね。

達郎氏:

あれは一番聴いたシングルの1枚だから。
1枚すりきって、もう1枚買ったからね。

竹内まりやさん:

私がエレクトーン習ったきっかけがプロコル・ハルムのあの曲弾きたいと思ったから。

達郎氏:

あれは、不思議なレコードなんだよね。
モノラルだしね。

竹内まりやさん:

あともうひとつあるとすれば、山下達郎のね、1979年かな、あれ・・
日本青年館ホールコンサート
あれを見た一週間後が、自分のデビューコンサートだったんで。

もう私は一生ライブやりたくないと思いましたね。
あの時に。

達郎氏:

俺のせいかよ(笑)

竹内まりやさん:

ほんとに。
あれを見たトラウマが今の私を作っている(笑)
衝撃でしたね。

Q:(2018/9/9 川崎市のN.Tさん)

『私は55歳で、だいぶ年をとってきましたが、まりやさんの若さの秘訣は何でしょうか。
何を食べて、何を飲んでいるのでしょうか。
是非、ご指南を。 』

達郎氏:

って、なんだいそれ笑い

竹内まりやさん:

年をとってきましたって、実感があるんですかね(笑)

達郎氏:

そうでしょうね。

竹内まりやさん:

でも、普通のもん、食べてますけどね(笑)。

達郎氏:

うふふふ(笑)

竹内まりやさん:

達郎さんはですね、すごいしっかりサプリメントとかね、やってますよね。

Q:(2018/10/7 大田区のT.Kさん)

『達郎さんの、この夏の思い出は、何がありますか。』

達郎氏:

何だい、それ(笑)

ツアー、ツアー、ツアー(笑)

Q:(2018/10/7 長野県上田市のS.Kさん)

『今年の夏の達郎さんは、蚊に何回さされましたか。
僕は例年に比べて多くさされました。
そんなこと聞いてどうするって言われそうですが、是非教えてください 』

達郎氏:

えっとぉ・・(笑)

ちゃんと、そのために長袖を着てるんです。
一度も・・一度も、とは申しませんが、二度くらいで済みました。

ツアー、ツアー、ツアーでしたからね・・
比較的、今年はさされませんでした。

Q:(2018/10/7 町田市のH.Yさん)

『本日は、達郎さんに質問です。
達郎さんの好きな四文字熟語がありましたら、教えてください。』

達郎氏:

へんな質問(笑)

あれですね・・
七転び八起き かな。

Q:(2018/10/14 石川県金沢市のT.Yさん)

『達郎さん、こんにちは。
突然ですが、達郎さんは、特別親しいわけではないのに、自分にとっては意味深いタイミングで誰かと再会したことはありますか。

以前、会社の同僚で、電車が大好きで車掌になりたいという夢をあきらめきれず、30歳を前に、安定した職を手放し、鉄道会社に転職した同世代の男性がいました。

彼が会社を去ってから5年以上たった先日、ふと乗り込んだローカル線に流れるアナウンスは、どこかで聞いた声。

「車掌は・・」と名乗った名前から、彼だとわかりました。

一語、一語、いつくしむように語る声には喜びがあふれていて、ついイヤホンをはずして、その声に聞き入ってしまいました。

私自身、先月7年ほど勤めた会社をやめたばかり。
自分の思いに素直になろうと決めたものの、不安から逃げ出したくなることも、しばしば。

そんな中での出来事に、背筋が正されました。 』

達郎氏:

すばらしいお便りでございます。

あたらしい仕事、たいへんですね。

場所が変わるというのは、たいへんです。

で、かならず前が良かったと、他人が言ったり、自分がそう思ったりしますけれども。

進むことの方が大事です。

未来の方が、過去より大事ですから。

スティーブ・ジョブスみたいなセリフ言ってますけれども(笑)

がんばってください。

Q:(2018/10/14 広島県三原市のH.Tさん)

『達郎さん愛用の茶色のテレキャスターについてる金属のパーツがキラキラ感じました。
オーバーホール、修理、ドック入り、それとも照明の関係でしょうか。 』

達郎氏:

ちゃんと本番前にですね、テクニシャンが拭いてくれるんです。
ですから、ピカピカです。

使い込んで、ピカピカだということです。

Q:(2018/10/21 長崎県佐世保市のA.Yさん)

『達郎さん、こんにちは。
10月から転職することになりました。

希望していた仕事ではありますが、未経験の仕事のため不安もつのります。
達郎さんが、新しい環境で仕事された際、心がけられていたことが、ごさいましたら、ご教授ください。 』

達郎氏:

最近こういうお便り、よく頂くので。
先週も、似たようなお便り頂きましたが。

変わるときは、必ずですね、やっぱり自分の中では、前の方がよかったんじゃないかという、そういう恐れがあります。

で、人もですね、なんでそうやって変えるんだというですね・・

私なんかも、しょっちゅうですね・・
例えば、メンバー変える時とかですね。
会社変える時とか・・
そういうときは、必ず、どうして回りが「なんで変えるんだ」と。

人間ってのは保守的な動物なので。

でも、そういうときには必ず、、未来を見ましょう!

あの、今まで僕・・
何十年と生きてきましたけど。

そういう時にはですね、古いものに郷愁があって・・そこのとどまろうとするよりも、新しい方に踏み出した方が、すべてそっちの方が、いい結果になりました。

自分の人生がそうだったので。

あんまり参考にならないかもしれません。

でも、30歳なら、いくらでもやり直しききますから(笑)

とりあえず、前へ進みましょう!!

がんばってください!!

Q:(2018/11/4 新潟市のI.Mさん)

『先日の放送で、聴取率に今さらこだわらないとの発言に笑ってしまいました。
怖いものは何もないという感じの達郎さんですが、怖いものや、ことはありますか。
よろしければ教えてください。 』

達郎氏:

変な質問(笑)

山ほどありますよ!
そんなもの!

ヘビはあんまり好きじゃないですね。

あとはなんか・・
何だろうな・・

ゴキブリも・・今は、いいのがありますからね。
ゴキジェットとか、瞬殺がありますから、あれですけど。
追いかけていって・・どうか・・
そういう・・ね

なんか人並みの、そういう怖いものは・・
怖かないんですけど。

もう・・
あれですね・・

へへへ(笑)

Q:(2018/11/11 広島市のI.Hさん)

『達郎さんはコンサートに臨むにあたり、ご自分の中での決まり事とかありますか。
例えば音響がイマイチの会場だとやらない、とか
観客が満員じゃないとやらない、とか。 』

達郎氏:

音響が悪いホールは実際にありますけどね。
そういうところは、行かないようにしてます。

最近は「お客さんが満員じゃないと(笑)」って、これって・・
そういうお便り多いんですけどね(笑)

僕なんかは、やっぱり売れないバンドで始まったので。
例えば、ソロになって、ようやく全国ツアーができるようになってからでもですね・・
3年近く・・

例えば2000のキャパですと、1200~1300っていう感じで、ずーっとやっておりまして。

それでも、いい方だと言われまして。

人によっては、300、400から始めて、少しづつ増やしていくというですね。

やっぱり満員にするまで、数年かかって、みんな・・
努力してやってきましたのでですね。

今、現役で活躍してる僕らの同世代の方々は、みんなそういうことをやってますので。

ですので、観客が多いとか少ないとか・・
そういうものはですね、それぞれの解釈でありまして。

あのぉ・・
僕は・・
一人でもやりますけどもですね。

だからといって、だから今回のようなそういう、いろんなことがありますけど。
そういうことをですね、僕の個人的な意見で語る立場にはありません。

それぞれの方々の裁量・・
お客さんと、その表現者の方々の関係の中で考える問題であります。

その程度で、許してください(笑)

Q:(2018/11/11 名古屋市のW.Tさん)

『朝、新聞を読んでいたら、「ゴジラが星座に」の文字。
記事を読むとNASAが参加する研究チームがゴジラや富士山を星座として新たに認定したと発表。

達郎さんもゴジラ好きと思い、このニュースをとり上げてみました。
好きなゴジラ映画を教えて下さい。 』

達郎氏:

好きなゴジラ映画は、一作目と二作目です。

「ゴジラ」
「ゴジラの逆襲」

長野県上田市の超常連S.Kさんも同じ。

『先日、新聞を見たら新たな星座が誕生という記事があって、見たらゴジラ座、富士山座、アインシュタイン座などという星座が誕生してたらしいです。』

なんか、他にもエンタープライズ座とかですね、超人ハルク座、星の王子さま座・・

でも、なんか資料見ますとですね、普通の星座とは違うみたいで。
まだ位置とかですね、具体的に発表されてないという、ことなんですけど。

もうちょっと時間がたたないとわからない。

でも「ゴジラ座」
いいですね(笑)
楽しみですね(笑)

Q:(2018/11/11 大阪市のH.Tさん)

『そんなこと聞いてどうするの質問ですが、達郎さんは大阪に何度も来られてますが、必ず大阪で食べるものはありますか。
教えてください。 』

達郎氏:

必ず食べるものって・・(笑)

・・うどん!

Q:(2018/11/18 福島県白河市のK.Yさん)/

『達郎さん、こんにちは。
いくつか質問があります。

ハガキを書く際、シャープペンや鉛筆を使っても大丈夫なのでしょうか。
消せるボールペンは使っちゃダメでしょうか。
修正液、修正テープは、どのくらいまで許容範囲なのでしょう。

そんなこと聞いて、どうすると言われるかもしれませんが、お願いします。 』

達郎氏:

よくわからないですね(笑)
好きに書いてください(笑)

ハガキ、投函して・・
鉛筆で書いてもですね、投函してここ届く・・あれが消えませんからだいじょうぶです。

でも、あんまり小さいとですね、虫眼鏡が必要なので。
適度な大きさでよろしくお願いします(笑)

Q:(2018/11/18 芦屋市のH.Tさん)

『達郎さん、こんにちは。
芸術の秋ですね。

達郎さんが文楽や落語に興味を持ったきっかけを教えてください。 』

達郎氏:

私の伯父さんがいまして。
母親のお兄さんなんですが。
その方が、そういうのがものすごく好きでですね。

ちっちゃい時から文楽とか、落語とか、漫才とかですね・・
蕎麦屋とか、うなぎ屋とか・・
連れてってくれまして。

ちょうど同じ年の従兄弟がいましたので。
僕は一人っ子で、両親共働きでしたので。
夏休みなんかはですね、そこの伯父が、いろんなところに連れてってくれまして。

それの影響であります(笑)

私の、そうした・・
いわゆる基礎教養の基であります。

Q:(2018/11/25 長野県伊那市のT.Tさん)

『初めて達郎さんのライブに行きました。
初めてなのに、前から2列目のほぼセンターの席。

初心者なので、おとなしく聴いていましたが、心はノリノリ。
びわ湖ホールです。

①喉のケアで一番たいせつにしていることは何でしょうか。 』

②ペットボトルの水ではなく、なぜコップの水を飲むのですか

③客席から見た左側のセットの「No.7」とは、残りのライブの数ですか。

達郎氏:

①そう言われると、なかなか難しいんですが・・
水分補給ですかね。

②ペットボトルをラッパ飲みすると、下品じゃないですか。
なので、ですから必ずコップにします。

③考えすぎです!
セット造った人の気まぐれです。

Q:(2018/11/25 川崎市のK.Hさん)

『先日、中野サンプラザの2階のほぼ中央の席で見ることができました。
個人的に、このあたりの席が全体が見渡せて、音響も全然もだいなくベストシートと感じました。

ひとつ質問があります。
据え置きのPAの他に吊りのPAがありましたが、こちらは達郎さんの持ち込みですか。
教えてください。 』

達郎氏:

サンプラザに関しましては、サンプラザの据え付けです。
そっから2階のお客さん用に音を出しております。

NHKでも2階、吊っておりますが、あれは持ち込みで、我々の持ち込みでやっております。

どこにお座りになられても、同じような音響でお聴きを頂けるように。
アリーナではできません(笑)
そういう努力でございます。

Q:(2018/11/25 新潟県阿賀野市のW.Sさん)

『私、寝るときにウォークマンで音楽を聴きます。
ドゥ・ワップ・ナゲッツももちろん聴くのですが、Vol.3の「ザッツ・マイ・ディザイア」について質問です。

①ベルモンツのバージョン、とってもいいのですが、54秒くらいのところに咳払いが入っていますよね。
これは、この曲が最初にリリースされるとき以来、ずっとこのままだったんでしょうか。
また、再録音などなかったのでしょうか。

②こうした想定外の音が入ってる曲で、有名なものには、どんなものがあるのでしょうか。 』

達郎氏:

①あれ、アカペラですのでですね・・
そういうものなんです。
咳払い入ってますね(笑)

②私がぱっと思いつくのはビーチボーイズの「ウェンディ」です。

これの間奏で、咳払いが入っております。
お聴きください。

Q:(2018/12/2 千葉県柏市のO.Dさん)

『今までの大瀧詠一さんとの新春放談で一番印象に残っているお話しは何でしたか。 』

達郎氏:

そんなこと聞いて、どうすんでしょうね。

新曲出して、カウントだけで終わった時がありまして。
それが一番ショックでしたね。

コノヤローって感じで(笑)
へへへへ(笑)

向こうは、してやったりとニヤニヤしてました(笑)

Q:(2018/12/2 高知市のM.Yさん)

『初めておたよりします。
11月25日放送の「曲中想定外」に触発されました。
当方55歳、男性、大学時代に軽音楽部でドラマー。
スパークリングにドハマリ、コピーしていました。
以来、お世話になっています。

質問
アルバム「JOY」のディスク2、8曲目の「ゲット・バック・イン・ラブ」のピアノのイントロ中、「パキッ!」と缶を開けるような音。

何でしょう?
私にとり三十年にわたる謎です。』

達郎氏:

こういう方、多いんですよね、ほんとに・・・

あれ、だぶんね、クラッカーだと思います。
お客が・・・

あの時にクラッカー鳴らしたんですよね。
たぶんクラッカーの音だと思ってます(笑)。

えぇ・・
もっと調べろ、と言われましたらですね・・・
めんどくさい(笑)
そういうことに、します。

Q:(2018/12/2 川崎市のK.Hさん)

『10月27日、中野サンプラザ、83回目のライブに参加させて頂きました。
いつものことながら、素晴らしくて、表現する言葉が見つかりません。

ところで失礼な質問で申し訳ないのですが、「ライド・オン・タイム」発売日の1980年5月1日の初めての中野サンプラザは満席だったのでしょうか。

当時の状況を教えてもらえないでしょうか。 』

達郎氏:

えぇ・・・

満席です!!
ハイ(笑)
だいじょうぶです(笑)

ご心配なく(笑)

5月1、2、3と3日やりました。
東京はソールド・アウトで、あります。

地方は、なかなか辛かったですけど。
そっから3年くらいで前売りでソールド・アウトするように、おかげさまでなりました。

ファンの皆さまのご支援のおかげです。
今でも、おかげさまで全国50本やっております。

Q:(2018/12/9 横浜市のK.Sさん 23歳)

『すっかり冬になり体が冷える時期になりましたね。
また、朝布団から出られなくなり、目覚ましの音と仲悪くなる時期でもありますね。
達郎さんは、すっと布団から出られますか。 』

達郎氏:

ん・・・

へっへっ(笑)

で、やっぱり、ここんと10年間ツアーやっておりますので。
”おくるみ”といいましょうか、あの・・
首と肩を守るダウンを着て寝ますので、それで非常に肩が守られますので。

ここんところ安眠でございます。

Q:(2018/12/23 大阪府吹田市のK.Kさん)

『souvenir the movie 観てきました。
予想通り今年54歳になった私より、少し年上の来場客が多い中、本日は館内のちょっと異様な雰囲気について書き、質問いたします。

人それぞれ思い入れのある曲とおいうものがあるだろうとは思いますが、この映画の中で「駅」が流れると、隣のご婦人が少し落ち着きをなくしていました。

ご自身の思い入れと重なるのか、しきりとハンカチで目頭を押さえているのです。

暗い館内で、私は横目で隣のご婦人を見ていました。
しかし、よく見るとそのご婦人に限らず、女性客の多くが、あっちでもメソメソ、こっちでもシクシクと泣いているのです。

そこで質問です。

ご自身で歌っていて、感情移入が激しくなりすぎてしまって、歌えなくなってしまうことってないのでしょうか。 』

まりやさん:

私は、ほんとに・・・
そんなに、めったにないんだけど、今回ファンミーティングで、どうしても耐え切れなくなって泣いたのと・・

達郎氏:

ふっふ(笑)

竹内まりやさん:

2010年の「ピーチパイ」でなぜかグッと込み上げてしまって・・
泣けてしまったっていうことが、あったんですけど。

達郎って、一回もないよね!!

達郎氏:

ありませんよ!!(笑)

竹内まりやさん:

私、叱られたんですよね達郎に。
「お客さんは泣かせるもんで、自分が泣いちゃいけない」って。

それ、でもね・・
こらえてコントロールできないんだよ。

達郎氏:

あの・・・
ま、それも練習しないとダメですよね。

竹内まりやさん:

ですか?

だって、グッとくることってあるでしょ!!
例えば、お客さんの表情見たり・・・

達郎氏:

ないっすね!

竹内まりやさん:

ない!?

達郎氏:

ん。

竹内まりやさん:

そんなにクールでいられないんだよね。

達郎氏:

やっぱり、それは場数っていうか・・

竹内まりやさん:

場数だね。

達郎氏:

場数ですよ(笑)

竹内まりやさん:

男だからってのは、あるかもね。

達郎氏:

逆にね、漫才なんかでも自分で笑っちゃだめなわけでしょ。

竹内まりやさん:

そうなんだよね。

達郎氏:

それはね、練習でややるの。
だから、さんざん笑って・・
昔、有名な話だけど、名古屋のつボイノリオさんのね「金太の大冒険」って有名な歌があるんですけど。

あれはバックは四人囃子が演奏してるのね。
はじめにセッションに行って、つぼいさんが歌い始めたんだけど、1番で全員が演奏できなくなっちゃって。

竹内まりやさん:

笑うよね(笑)

達郎氏:

2番やって、また演奏できなくなっちゃって。
しょうがないんで、1回つぼいさんが最後まで歌ってもらって、床のたうち回って笑うだけ笑って、レコーディングしたの。

竹内まりやさん:

そうっかぁ・・

達郎氏:

そういうことですよ。

竹内まりやさん:

でも、泣くだけ泣いてっていう・・のはなかなかできないからなぁ。

達郎氏:

でも、ほら、泣かせるスピーチとか、自分が泣いたら終わりだから。
さんざん家でヴぅ~っとか言って、そいで知らん顔で、そのスピーチをする。

竹内まりやさん:

達っつぁん、トライアングルのコーラスやったときに・・
私の「トライアングル」っていう曲の・・

♪ おんなの子は、ずるいものね~

ってところをハモル時、なんか笑い出して、ツボへハマっちゃって。
ずーっと笑いこけたあと、もう一回やろうかって、やったの覚えてない?

達郎氏:

よく覚えてますよ(笑)

竹内まりやさん:

なぜ笑ったの?

達郎氏:

あれは、だから・・・
あまりに、そのフォークのさ、昔のさ、フォークのノリに(笑)
自分で作ったコーラスなのに、あまりに体現性に優れてたから(笑)

あそこでウケちゃって、自分に(笑)

竹内まりやさん:

しばらく笑って、まとめ笑いしてから、入れたの、すごい覚えてる(笑)

達郎氏:

昔よくありましたよ。
そういうの。

笑いのツボにはまって、歌えなくなるっていうね(笑)

泣くより、笑いに負ける方が、たいへんですよね。

竹内まりやさん:

そうだよね。

達郎氏:

(笑)
バッカだね(笑)

何がクリスマスやねん!!
ほんとに(笑)

Q:(2018/12/30 新潟県阿賀野市のW.Sさん)

『そんなこと聞いて、どうすんだと言われそうですが、質問させてください。

年越し、お正月、これは必ず食卓にある、ぜったい食べるというのは、何かありますか。
私は新潟県民ですので「塩引きの鮭」と「のっぺ」です。 』

竹内まりやさん:

うちは、出雲から送られてくる、お蕎麦を年越しに食べて。
お正月には、達郎の母から伝授されたお雑煮を必ず食べます。

達郎氏:

クロスオーバー料理!

Q:(2018/12/30 (山口県宇部市のI.Kさん)

『達郎さんの”おくるみ”って何でしょう?
まりやさんに説明していただけると嬉しいです。 』

竹内まりやさん:

ん?
何だろう?
達郎のおくるみ??

達郎氏:

おくるみ・・

竹内まりやさん:

あ~わかった、夜、肩にかけてるあれ。
あれ、なんていうの・・ダウンでできた、肩までというより胸だけ・・
なんて言うんだろう、あれ・・

ちゃんちゃんこみたいな(笑)

達郎氏:

いわゆるショルダーと首のちゃんちゃんこですね。

竹内まりやさん:

私も、あれ、いいと思って。
喉にもいいからっていって、かけて寝たら、暑すぎて・・

達郎氏:

ふふふ(笑)

竹内まりやさん:

脱いじゃうのよ、途中で。
その話よね・・

”おくるみ”っていうから、何だろうと思いました。

Q:(2018/12/30 上田市のS.Kさん)

『まりやさん、達郎さん、今年一番笑ったことは何ですか 』

達郎氏:

今年一番笑ったことは、毎年一番笑うのはですね、打ち上げで難波弘之さんがですね・・

あの人は内弁慶なので・・
打ち上げで、聞こし召しますとですね、独壇場になってくるんですね。
これをみんなで床をのたうちまわって・・

竹内まりやさん:

あの姿をね、ステージでね再現してほしいくらいだよね(笑)

達郎氏:

1回ビデオに録って公開してみたいものですけど。

竹内まりやさん:

ステージでは、たんたんとね・・

達郎氏:

やってるのにね(笑)

竹内まりやさん:

やってますけど。

達郎氏:

たいへんですよね(笑)

竹内まりやさん:

私、一番笑ったこと、知ってる?

達郎氏:

はい・・

竹内まりやさん:

達郎の「よいしょ」という言葉がね、一日30回くらい(笑)
それ、さっきまで思ってたんだけど(笑)

帽子かぶるとき、「よいしょ」
ちょっとカバン持つときもね。

でも何か重いものをさ、持ち上げるときは、いいんだけど。
全部「よいしょ」って言ってるでしょ(笑)

達郎氏:

あの・・世のジジイはみんなそうです!
私のマネージャーもそうですしね。

竹内まりやさん:

Sちゃんっていう、うちのマネージャーも、発車するとき必ず「よいしょ」って言ってる(笑)

達郎氏:

我々だけじゃない(笑)

竹内まりやさん:

もうほんと、すごい数「よいしょ」って言ってるから(笑)

達郎氏:

そういう男女差がね、だんだん、だんだん、出てくるんです。

竹内まりやさん:

男女の差、なのかな?

達郎氏:

ま、その・・・男女差のひとつですね。

竹内まりやさん:

ふーん。

達郎氏:

ワン・オブ・男女差

ふふふふ(笑)

竹内まりやさん:

ちょっとしたものも「よいしょ」
ほんと、あれでウケる(笑)

達郎氏:

へへ(笑)

~ END ~

この記事が気に入ったら・・・フォローして頂けるとうれしいです。
サンデーソングブックの一部を文字お越しでお届けします。
そんなこと聞いて、どうすんの!
スポンサーリンク
9thnutsをフォローする
未来の自分が振り返る

コメント